- 居待月
【いまちづき】
陰暦18日の夜の月。やや遅く出る月を座って待つことから。 - 朧月夜
【おぼろづきよ】
ボンヤリかすんだ春の月夜。 - 小望月
【こもちづき】
望月(満月)の前夜の月。陰暦15日の夜の月。 - 空の鏡
【そらのかがみ】
夜空にかかっている鏡のように澄んだ月のこと。 - 黄昏月
【たそがれづき】
黄昏時(たそがれどき=日没直後)に、しばらく見える月。 - 月立つ
【つきたつ】
月がのぼること。 - 月の出
【つきので】
月がのぼること。 - 月の宴
【つきのえん】
月を眺めながら催す宴。 - 月の鏡
【つきのかがみ】
月を映す池の水を鏡にたとえた言葉。 - 月の霜
【つきのしも】
月光が地上を白く照らすのを、霜にたとえたことば。 - 月の剣
【つきのつるぎ】
形が刀剣に似ているところから三日月の異名。 - 月の都
【つきのみやこ】
月の世界にあるという宮殿。 - 月宮殿
【げっきゅうでん】
月の世界にあるという宮殿。 - 月人男
【つきひとおとこ】
月を擬人化し、若い男に見立てていうことば。 - 月夜烏
【つきよがらす】
月浮に浮かれて鳴く烏。夜遊びに浮かれ出る人のたとえ。 - 月読命
【つくよみ】
月の異名。月の神。月を神格化した、夜を統べる神。 - 月の輪
【つきのわ】
満月のこと。 - 月天心
【つきてんしん】
冬の月が空の真中から明るく照らしていること。 - 待宵月
【まちよいづき】
旧暦十四日の月。十五夜の前日で、満月を待つところから。 - 立待月
【たちまちづき】
旧暦十七日の月。夕方、立って待っている間に出る月ということから。 - 寝待月
【ねまちづき】
旧暦十九日の月。月の出が遅いので、寝て待つとことから。 - 臥待月
【ふしまちづき】
月の出が遅いので、臥(ふ)して待っているうちに出る月ということから。 - 更待月
【ふけまちづき】
旧暦二十日の月。夜が更けるころに昇ってくる月を待つことから。 - 上弦の月
【じょうげんのつき】
新月のあとの、右半分が光る半月。 - 下弦の月
【かげんのつき】
満月のあとの、左半分が光る半月。 - 朝行く月
【あさゆくつき】
朝まで残っている月。 - 有明の月
【ありあけのつき】
夜が明けても、空に残っている月。 - 田毎の月
【たごとのつき】
小さな田の一つ一つに映る月。 - 月の入り
【つきのいり】
月が西に沈むこと。 - 残りの月
【のこりのつき】
明け方、空に残っている月。 - 金烏玉兎
【きんうぎょくと】
金烏は太陽の異名、玉兎は月の異名。 - 弓張り月
【ゆみはりづき】
上弦、または下弦の月 - 名残の月
【なごりのつき】
夜明けの空に残る月。
『月』を表す美しい言葉 - 月の満ち欠けの和名 - 画像付き・ 読み方・意味付き
夜空に輝く『月』を表す美しい言葉・表現を画像付きで紹介しています。月の別名・異称、月の形を表す言葉など情緒のある美しい日本語で、月を表現する言葉がたくさんあります。
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