や
江戸 | 安物買いの銭失い |
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大阪 | 闇に鉄砲 |
京都 | 闇夜に鉄砲 |
尾張 | 闇に鉄砲 |
ま
江戸 | 負けるは勝ち |
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大阪 | 待てば甘露の日和あり |
京都 | まかぬ種は生えぬ |
尾張 | 待てば甘露の日和あり |
け
江戸 | 芸は身を助ける |
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大阪 | 下戸の建てた蔵はない |
京都 | 下駄に焼き味噌 |
尾張 | 下戸の建てた蔵はない |
ふ
江戸 | 文はやりたし書く手は持たぬ |
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大阪 | 武士は食わねど高楊枝 |
京都 | 武士は食わねど高楊枝 |
尾張 | 武士は食わねど高楊枝 |
こ
江戸 | 子は三界の首っ枷 |
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大阪 | 志は松の葉 |
京都 | これに懲りよ道斉坊 |
尾張 | こころざしは松の葉 |
え
江戸 | えてに帆をあげる |
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大阪 | 閻魔(えんま)の色事 |
京都 | 縁の下の力持ち |
尾張 | 閻魔の色事 |
て
江戸 | 亭主の好きな赤烏帽子 |
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大阪 | 天道人を殺さず |
京都 | 寺から里へ |
尾張 | 天道人殺さず |
あ
江戸 | 頭かくして尻かくさず |
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大阪 | 阿呆につける薬がない |
京都 | 足の下から鳥が立つ |
尾張 | 阿呆につける薬はない |
さ
江戸 | 三べん廻って煙草にせう |
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大阪 | さわらぬ神にたたりなし |
京都 | 竿の先に鈴 |
尾張 | 触らぬ神にたたりなし |
き
江戸 | 聞いて極楽見て地獄 |
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大阪 | 義理とふんどし |
京都 | 義理とふんどしかかねばならぬ |
尾張 | 義理と褌かかねばならぬ |
ゆ
江戸 | 油断大敵 |
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大阪 | 油断大敵 |
京都 | 幽霊の浜風 |
尾張 | 油断大敵 |
め
江戸 | 目の上のたんこぶ |
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大阪 | 目の上のたんこぶ |
京都 | 盲の垣のぞき |
尾張 | 目の上のこぶ |
み
江戸 | 身から出た錆 |
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大阪 | 身うちが古み |
京都 | 身は身で通る裸ん坊 |
尾張 | 蓑売りの古蓑 |
し
江戸 | 知らぬが仏 |
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大阪 | 尻食への観音 |
京都 | しはん坊の柿の種 |
尾張 | 尻食へ観音 |
え
江戸 | 縁は異なもの味なもの |
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大阪 | 縁の下の力持ち |
京都 | 縁と月日 |
尾張 | 縁の下の力持ち |
ひ
江戸 | 貧乏暇なし |
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大阪 | 貧相の重ね食い |
京都 | ひょうたんから駒 |
尾張 | 貧僧の重ね食い |
も
江戸 | 門前の小僧習わぬ経を読む |
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大阪 | 桃栗三年柿八年 |
京都 | 餅は餅屋 |
尾張 | 桃栗三年柿八年 |
せ
江戸 | 背に腹はかえられぬ |
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大阪 | 背戸の馬も相口 |
京都 | 聖は道によりて賢し |
尾張 | 背戸の馬も相口 |
す
江戸 | 粋は身を食う |
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大阪 | 墨に染まれば黒くなる |
京都 | 雀百まで踊り忘れず |
尾張 | 墨に染まれば黒くなる |
京
江戸 | 京の夢大阪の夢 |
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大阪 | (京なし) |
京都 | 京に田舎あり |
尾張 | (京なし) |
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