「焔=ほむら」「弓手=ゆんで」「玉響=たまゆら」など特殊な読み方をする漢字の熟語を集めて一覧にまとめました。ほとんどが普段あまり使わない古い言葉ですが、古い言葉には美しく情緒のある言葉がたくさんあります。 名付けやキャラクターのネーミングなどの参考にもなると思いますので、興味のある方は是非参考にしてみてください。
特殊な読み方をする綺麗な漢字の言葉 一覧
一文字の特殊な読み方をする綺麗な漢字
- 灯
【あかし】
ともし火。明かり。 - 旻
【あきぞら】
秋の空。 - 朝
【あした】
朝(あさ)より少し前の時間帯。 - 綵
【あやぎぬ】
美しいいろどりの絹織物。 - 灼
【あらたか】
神仏の霊験が際立ってあるさま。 - 璞
【あらたま】
掘り出したままで磨いていない玉。 - 蘭
【あららぎ】
野蒜(のびる=ユリ科の多年草)の古名。 - 袷
【あわせ】
裏地のある和服のこと。 - 凧
【いかのぼり】
空にあげるタコのこと。「いかのぼりあげ禁止令」の高札が立ち、禁止を回避するためこの頃から「たこ」という呼び方に変わった。 - 頂
【いただき】
最も上の部分。 - 紗
【うすぎぬ】
薄く透き通る絹織物。 - 袿
【うちき】
公家装束を構成する着物の一つ。 - 現
【うつつ】
この世に現に存在しているもの。 - 縁
【えにし】
えん。ゆかり。 - 箙
【えびら】
矢を入れて肩や腰に掛け、携帯する容器のこと。 - 槐
【えんじゅ】
マメ科の落葉高木。 - 鴛
【おしどり】
カモ科の水鳥。 - 襲
【おすい】
古代の衣服のひとつ。頭からかぶって衣服の上を覆い、裾まで長く垂れた衣。 - 朧
【おぼろ】
物の姿がかすんで、はっきりしないさま。 - 冠
【かがふり】
かんむり。 - 霞
【かすみ】
野山にただようもや。 - 葛
【かづら】
つる性の多年草。 - 裃
【かみしも】
江戸時代の武士の礼服。 - 苧
【からむし】
イラクサ科の多年草。 - 裘
【かわごろも】
毛皮で作った衣。 - 簪
【かんざし】
髪型を保持したり髪飾りに用いる日本の伝統的な装身具。 - 巫
【かんなぎ】
神を祀り神に仕え、神意を世俗の人々に伝えることを役割とする人。 - 樵
【きこり】
森林の樹木を斧などにより伐採すること、もしくはそれを職業とする人。 - 閤
【くぐりど】
小さな出入り口のこと。 - 鶏
【くだかけ】
ニワトリの古名。 - 梔
【くちなし】
アカネ科の常緑低木である。乾燥果実は、生薬・漢方薬の原料となる。 - 廓
【くるわ】
城や砦の周囲に築いた土や石のかこい。 - 鉄
【くろがね】
鉄の古称。 - 鑷
【けぬき】
とげなどをはさんで抜き取る金属製の道具。 - 凩
【こがらし】
秋の終わりから冬にかけて強く吹く冷たい風。 - 理
【ことわり】
物事の筋道。 - 狛
【こまいぬ】
獅子や犬に似た日本の獣で、想像上の生物。 - 漣
【さざなみ】
細かに立つ波。 - 簓
【ささら】
日本の民俗楽器の一種。 - 栞
【しおり】
書物の間に挟んで目印とするもの。 - 褥
【しとね】
寝るときに下に敷く敷物の古風な呼称。 - 縞
【しろぎぬ】
白い絹。 - 菫
【すみれ】
スミレ科の植物の総称
【 - 楼
【たかどの】
高い建物。 - 簟
【たかむしろ】
細く割った竹で編んだむしろ。 - 袂
【たもと】
和服のそでの下の袋状のところ。 - 髦
【たれがみ】
まゆの近くまで垂れた髪形。 - 晦
【つこもり】
月の最後の日。 - 鼓
【つづみ】
日本特有の伝統的な楽器。 - 紬
【つむぎ】
紬糸で織られた絹織物。
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