漢字5文字で表記された三字熟語を一覧で紹介しています。5文字の熟語になると故事成語が多くなり、難しい言葉や難読の言葉が増えてきます。しかしながら、5字熟語にも日本語らしい『美しい熟語』や『かっこいい熟語』がたくさんありますので、5文字の言葉から座右の銘や書初め用の言葉を探している方は参考にしてみてください。
五文字熟語 一覧
- 悪事行千里【あくじせんりをゆく】
 良いことは伝わりにくいが、悪い行いや悪い評判は、たちまち遠くまで知れ渡ってしまうこと。
- 過則勿憚改【あやまてばすなわちあらたむる】
 過ちを犯してしまったら、ためらわずにすぐ悔い改めよという意味。
- 勢不可使尽【いきおいつかいつくすべからず】
 調子が良い時こそ反省を忘れないこと という意味。
- 一工面二働【いちくめんにはたらき】
 ことはその次である。
- 一姫二太郎【いちひめにたろう】
 子を持つには、最初は育てやすい女の子で、次は男の子がよいという言い伝え。
- 一無位真人【いちむいのしんにん】
 すべてを超越し、世俗の基準を超えた真実の人。仏のこと。人間の真実の姿。
- 聞一以知十【いちをきいてもってじゅうをしる】
 わずかなことを聞いて物事の全体を理解することを表した言葉。
- 一切唯心造【いっさいゆいしんぞう】
 すべての現象や存在は自分の心が造り出したものであるという事。
- 井戸端会議【いどばたかいぎ】
 井戸のまわりで、水くみや洗濯をしながら、うわさ話を楽しむこと。
- 運命共同体【うんめいきょうどうたい】
 所属する人が、繁栄するときも衰亡するときも運命をともにする組織や団体。
- 得手不得手【えてふえて】
 得意とすることがらと、不得意なことがら。
- 遠距離恋愛【えんきょりれんあい】
 遠く離れた生活圏でそれぞれが暮らす恋愛関係のこと。
- 小田原評定【おだわらひょうじょう】
 いつまで経っても結論がでない会議や相談。
- 御手並拝見【おてなみはいけん】
 相手をやや見下して、相手の能力がどれくらいあるのか見せてもらうこと。
- 御役所仕事【おやくしょしごと】
 形式的で非能率になりがちな役所の仕事。
- 温良恭倹譲【おんりょうきょうけんじょう】
 おだやかで、すなおで、うやうやしく、つつましく、ひかえめなこと。
- 火事場泥棒【かじばどろぼう】
 人々が混乱している中で利益を得ること。
- 無可無不可【かもなくふかもなし】
 も超越し、それらにとらわれないという事。
- 寬如能容物【かんじょよくものをいる】
 寛大な心を持って、物事をおおらかに受け入れること。
- 閑身自在心【かんしんじざいのこころ】
 静かな境遇で雑事がないこと。
- 騎士道精神【きしどうせいしん】
 中世のヨーロッパで、騎士階級の人間が模範とした精神。
- 希代不思議【きたいふしぎ】
 めったにない不思議なこと。
- 稀代不思議【きだいふしぎ】
 世にもまれなこと。めったに見られないこと。
- 希望的観測【きぼうてきかんそく】
 「そうあって欲しい」という希望に影響されて判断を行うことをいう。
- 基本的人権【きほんてきじんけん】
 人間として当然もっている基本的な権利。
- 奇妙奇天烈【きみょうみてれつ】
 ひどく不思議なさま。
- 喧嘩両成敗【けんかりょうせいばい】
 喧嘩をしたもの両方を処分するということ。
- 言行不一致【げんこうふいっち】
 口で言うことと行動とに矛盾があること。
- 光陰如流水【こういんりゅうすいのごとし】
 月日が経つのは水が流れていくのと同じよう月日が早く流れていくことのたとえ。
- 有志事竟成【こころざしあらばことついになる】
 強い志さえあれば最後には成功するという意味。

 
  
  
  
   
               
               
               
               
              
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