よ
江戸 | よしのずいから天井のぞく |
---|---|
大阪 | よこ槌で庭を掃く |
京都 | 夜目遠目傘の内 |
尾張 | 横槌で庭掃く |
た
江戸 | 旅は道づれ世は情け |
---|---|
大阪 | 大食上戸の餅食い |
京都 | 立板に水 |
尾張 | 大食上戸餅食らい |
れ
江戸 | れう薬(良薬)は口に苦し |
---|---|
大阪 | 連木で腹を切る |
京都 | 連木で腹を切る |
尾張 | 連木で腹切る |
そ
江戸 | 惣領の甚六 |
---|---|
大阪 | 袖振り合うも他生の縁 |
京都 | 袖振り合うも他生の縁 |
尾張 | 袖の振り合わせも他生の縁 |
つ
江戸 | 月夜に釜を抜く |
---|---|
大阪 | 爪に火をともす |
京都 | 月夜に釜を抜く |
尾張 | 爪に火をともす |
ね
江戸 | 念には念を入れ |
---|---|
大阪 | 寝耳に水 |
京都 | 猫に小判 |
尾張 | 寝耳に水 |
な
江戸 | 泣きっ面に蜂 |
---|---|
大阪 | 習わぬ経は読めぬ |
京都 | なす時の閻魔顔(えんまがお) |
尾張 | 習わぬ経は読めぬ |
ら
江戸 | 楽あれば苦あり |
---|---|
大阪 | 楽して楽知らず |
京都 | 来年のことを言えば鬼が笑う |
尾張 | 楽して楽知らず |
む
江戸 | 無理が通れば道理が引っこむ |
---|---|
大阪 | 無芸大食 |
京都 | むま(馬)の耳に風 |
尾張 | 無芸大食 |
う
江戸 | 嘘から出たまこと |
---|---|
大阪 | 牛を馬にする |
京都 | 氏より育ち |
尾張 | 牛を馬にする |
い
江戸 | 芋の煮えたもご存知ない |
---|---|
大阪 | 炒り豆に花が咲く |
京都 | 鰯の頭も信心から |
尾張 | 炒り豆に花が咲く |
の
江戸 | のど元すぎれば熱さ忘れる |
---|---|
大阪 | 野良の節句働き |
京都 | 鑿(のみ)と言えば小槌 |
尾張 | 野良の節句働き |
お
江戸 | 鬼に金棒 |
---|---|
大阪 | 陰陽師身の上知らず |
京都 | 負うた子に教えられ浅瀬を渡る |
尾張 | 陰陽師身の上知らず |
く
江戸 | 臭いものに蓋 |
---|---|
大阪 | 果報は寝て待て |
京都 | 臭いものに蠅がたかる |
尾張 | 果報(くゎはう)は寝て待て |
コメント