『悪』の付く言葉 一覧 179種類 – 読み方と意味 – 二字熟語・三字熟語・四字熟語・ことわざ

『悪』の付く言葉 一覧 179種類 - 読み方と意味 - 二字熟語・三字熟語・四字熟語・ことわざ 漢字
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『悪鬼』『悪餓鬼』『悪逆無道』など「悪」の付く言葉を集めて一覧にまとめました。二字熟語、三字熟語、四字熟語、ことわざ・慣用句の一覧です。読み方・意味付きで紹介しています。

 

関連 『悪』を表す言葉 一覧 -【類語一覧】

 

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『悪』の付く言葉 一覧

 

『悪』の付く二字熟語 一覧

 

熟語・読み方 意味
悪意
あくい
他人や物事に対していだく悪い感情。
悪衣
あくい
粗末な衣服。
悪因
あくいん
悪い結果をもたらす原因。
悪運
あくうん
悪いことをしても報いを受けない強い運。
悪縁
あくえん
よくない縁。
悪貨
あくか・あっか
品質の悪い貨幣。
悪寒
おかん
不快な寒けのこと。
悪漢
あっかん
悪人、ならず者の男。
悪気
わるぎ
相手に害を与えようとする気持ち。
悪鬼
あっき
人間たちに対して悪をばらまく鬼たちの総称。
悪戯
いたずら
悪ふざけ、人を担ぐこと。
悪逆
あくぎゃく
人道に外れた、ひどい悪事。
悪玉
あくだま
悪人。
悪計
あくけい
悪事の計画。
悪言
あくげん
人をののしる言葉。
悪口
わるくち・あっこう
他人のことを悪くいうこと、貶すこと、悪態をつくこと。
悪行
あくぎょう
人道に外れた行い。
悪事
あくじ
悪い行い。
悪質
あくしつ
たちが悪いこと。
悪者
わるもの・あくしゃ
悪い行いをする者。

熟語・読み方 意味
悪習
あくしゅう
悪い習慣。
悪臭
あくしゅう
不快なにおい。
悪人
あくにん
わるもの。
悪性
あくせい
心やふるまいが悪いこと。
悪政
あくせい
悪い政治。
悪声
あくせい
悪い評判。いやな声。
悪舌
あくぜつ
他人を悪くいうこと。
悪戦
あくせん
不利な苦しい戦い。
悪銭
あくせん
不正なことをして得た金。
悪阻
つわり
妊娠二、三か月ごろの、吐き気などで食欲不振を起こす状態。
悪僧
あくそう
悪い僧。荒々しい僧。
悪相
あくそう
縁起の悪い様子。
悪態
あくたい
憎まれ口をきくこと。
悪党
あくとう
わるもの。
悪童
あくどう
いたずらっ子。
悪徳
あくとく
人の道にそむく言行。
悪筆
あくひつ
へたな字。
悪評
あくひょう
悪い評判。
悪病
あくびょう
たちの悪い病気。
悪弊
あくへい
悪い習わし。

 

熟語・読み方 意味
悪癖
あくへき
悪いくせ。
悪法
あくほう
悪い法律。
悪魔
あくま
悪を擬人的に表現した魔物。
悪夢
あくむ
いやな夢。恐ろしい夢。不吉な夢。
悪名
あくみょう
悪い評判。
悪役
あくやく
悪人の役。
悪友
あくゆう
身のためにならない友人。
悪用
あくよう
悪い事に利用すること。
悪例
あくれい
悪い結果を生むもとになるような例。
悪霊
あくりょう
悪しき霊。怨霊。
悪路
あくろ
悪い道。
悪辣
あくらつ
情け容赦なく、たちが悪いこと。
厭悪
えんお
憎むこと。ひどくいやに思うこと。
隠悪
いんあく
表面に現れない悪事や悪い心。
陰悪
いんあく
表面に現れない悪事や悪い心。
改悪
かいあく
物事を改めて、かえって悪くすること。
害悪
がいあく
災いを与えるようなよくない事。
偽悪
ぎあく
わざと悪を装うこと。
逆悪
ぎゃくあく
理や秩序に反する悪。
旧悪
きゅうあく
過去に犯した悪事。

 

熟語・読み方 意味
巨悪
きょあく
大きな悪。大悪人。
凶悪
きょうあく
残忍で、非道い行為をすること。
兇悪
きょうあく
残忍で、非道い行為をすること。
強悪
ごうあく
性質や行いが非常に悪いこと。
極悪
ごくあく
この上なく悪いこと。
嫌悪
けんお
憎み嫌うこと。強い不快感を持つこと。
険悪
けんあく
表情や性質がとげとげしくなること。
元悪
げんあく
悪人のかしら、元凶。
五悪
ごあく
教えに背く五つの悪事。殺生(せっしょう)・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・妄語(もうご)・飲酒(おんじゅ)。
口悪
くちわる
悪口や皮肉を平気で言うこと。
好悪
こうお
好き嫌いのこと。
酷悪
こくあく
むごく非道なこと。
最悪
さいあく
最も悪い状態のこと。
罪悪
ざいあく
道徳や教えに背くこと。
三悪
さんあく
三つの悪。三人の悪者。
四悪
しあく
国を治めるうえでの四つの悪。
至悪
しあく
この上なく悪いこと。最大の悪。
邪悪
じゃあく
心がねじ曲がって悪いこと。
首悪
しゅあく
悪人のかしら。元凶。
醜悪
しゅうあく
行いや心がけ、容姿がみにくいこと。

 

熟語・読み方 意味
十悪
じゅうあく
仏語。10種の罪悪。
宿悪
しゅくあく
過去に犯した悪事。以前から重ねてきた悪事。
諸悪
しょあく
いろいろな多くの悪事や悪行。
小悪
しょうあく
小さな悪事。
色悪
いろあく
歌舞伎の役柄で、女性を迷わせてもてあそぶ男。
性悪
しょうわる
性質の悪いこと。
積悪
せきあく
悪事を積み重ねること。また、積もり積もった悪事。
拙悪
せつあく
粗悪なこと
善悪
ぜんあく
善と悪。善人と悪人。
粗悪
そあく
粗末で質が悪いこと。
増悪
ぞうあく
病状などがさらに悪化すること。
憎悪
ぞうお
ひどくにくむこと。にくみ嫌うこと。
俗悪
ぞくあく
通俗的で下品なこと。
濁悪
じょくあく
けがれと悪とに満ちていること。
劣悪
れつあく
質や状態などがひどく劣っていて悪いこと。
奸悪
かんあく
心がねじ曲がっていていて悪いこと。
姦悪
かんあく
心がねじ曲がっていていて悪いこと。
梟悪
きょうあく
性質が非常に悪く、人の道に背くこと。
羞悪
しゅうお
不善を恥じて憎む心。

『悪』の付く三字熟語 一覧

 

熟語・読み方 意味
意地悪
いじわる
わざと人を困らせたり、つらく当たったりすること。
社会悪
しゃかいあく
社会のもつ矛盾から発生する害悪。貧困・差別・犯罪など。
絶対悪
ぜったいあく
どのような観点から判断しても悪であること。
必要悪
ひつようあく
やむをえず必要とされる物事のこと。
悪智慧
わるじえ
悪い方に働く知恵。
悪餓鬼
わるがき
仏教の世界観である六道において餓鬼の世界に生まれた者。

 

 

『悪』の付く四字熟語 一覧

 

熟語・読み方 意味
悪衣悪食
あくいあくじき
質素で粗末な衣服や食物。そのような生活。
悪因悪果
あくいんあっか
悪い行いには必ず悪い報いがあるということ。
悪因苦果
あくいんくか
悪いことをすると必ず悪い報いがあるということ。
悪逆非道
あくぎゃくひどう
人としての道にはずれた悪い行い。
悪逆無道
あくぎゃくぶどう
人としての道にはずれた悪い行い。
悪逆無道
あくぎゃくむどう
人としての道にはずれた悪い行い。
悪事千里
あくじせんり
悪い事をするとすぐに世間に知れ渡るということ。
悪酔強酒
あくすいきょうしゅ
望んでいることと実行することが食い違っていること。
悪声狼藉
あくせいろうぜき
評判を落として、悪名がとどろいていること。
悪戦苦闘
あくせんくとう
困難に打ち勝つために必死の努力をすること。
悪人正機
あくにんしょうき
悪人こそ往生するのにふさわしいという事。
悪婦破家
あくふはか
心がけの悪い妻は夫の一生を台無しにし、家庭をこわすということ。
悪木盗泉
あくぼくとうせん
いくら困っていても人に疑われるような振る舞いはしないようにすることが大切であるということ。
遏悪揚善
あつあくようぜん
悪事を戒めて、善行を薦める事。
悪口雑言
あっこうぞうげん
言いたい放題悪口を言うこと。
悪口雑言
あっこうぞうごん
言いたい放題悪口を言うこと。
悪口罵詈
あっこうばり
言いたい放題悪口を言うこと。
溢美溢悪
いつびいつあく
過度の賛辞と悪口のたとえ。
隠悪揚善
いんあくようぜん
悪い所は隠して良い所のみ言いふらすこと。
勧善懲悪
かんぜんちょうあく
善行を勧め励まし、悪事を懲らしめる事。

 

熟語・読み方 意味
強悪強善
きょうあくきょうぜん
悪人であればあるほど、改心すると非常な善人となるということ。
君側之悪
くんそくのあく
主君の身近にいて悪巧みをめぐらす臣下のこと。
強悪非道
ごうあくひどう
この上ないほど悪く、人の道に外れていること。
好逸悪労
こういつあくろう
苦労するのを嫌がり、楽することだけを求めること。
極悪非道
ごくあくひどう
この上なく悪逆でむごいこと。
五濁悪世
ごじょくあくせ
五つの汚れに満ちた悪い世のこと。
罪悪滔天
ざいあくとうてん
この上なく大きな罪悪のこと。
醜悪奸邪
しゅうあくかんじゃ
非常にみにくく、悪意が満ちていること。
醜悪姦邪
しゅうあくかんじゃ
見苦しい邪な行いやその人。
十悪五逆
じゅうあくごぎゃく
ありとあらゆる悪行のこと。
十逆五悪
じゅうぎゃくごあく
ありとあらゆる悪行のこと。
諸悪莫作
しょあくまくさ
悪いことをしてはいけないということ。
積悪之報
せきあくのむくい
悪事の報いは自分だけでなく、その子孫にまで及ぶということ。
積悪余殃
せきあくのよおう
悪事の報いは自分だけでなく、その子孫にまで及ぶということ。
是非善悪
ぜひぜんあく
よいことと悪いことすべての事物。
断悪修善
だんなくしゅぜん
仏教で一切の煩悩を絶とうとする誓いのこと。
懲悪勧善
ちょうあくかんぜん
善行を勧め励まし、悪事を懲らしめる事。
自己嫌悪
じこけんお
自分で自分自身が嫌になること。
近親憎悪
きんしんぞうお
親族どうし、または階層や性質などの似た者どうしが、ひどく憎み合うこと。

『悪』の付くことわざ・慣用句 など 一覧

 

ことわざ・慣用句・読み方 意味
いい後は悪い
いいあとはわるい
良いことのあった後には、悪い事が起こる。
愛は憎悪の始め
あいはぞうおのはじめ
一歩間違えば愛情は憎悪に変わってしまう。
悪に強きは善にも強し
あくにつよきはぜんにもつよし
大きな悪事をできる者は、改心すれば大きな善事もできる。
悪の報いは針の先
あくのむくいははりのさき
悪い行いの報いは、すぐに自分の身に降りかかってくる。
悪の裏は善
あくのうらはぜん
悪いことのあとにはいいことが起きる。
悪は一旦の事なり
あくはいったんのことなり
悪は長く続くものではない。
悪は延べよ
あくはのべよ
悪いと思う事は、できるだけ先へ伸ばすようにせよ。
悪縁契り深し
あくえんちぎりふかし
よくない縁ほど、不思議と結びつきが強く離れ難い。
悪貨は良貨を駆逐する
あっかはりょうかをくちくする
悪がはびこると善が滅びるというたとえ。
悪妻は六十年の不作
あくさいはろくじゅうねんのふさく
悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。
悪事 身にかえる
あくじ みにかえる
自分で犯した悪事は、めぐりめぐって最後には本人に戻ってきて苦しめるということ。
悪事 千里を走る
あくじ せんりをはしる
悪い評判はあっというまに世間に知れ渡るということ。
悪獣もなおその類を思う
あくじゅうもなおそのるいをおもう
他に危害を加える猛獣でさえも、同類に対しては 愛情を持っている。
悪女の深情け
あくじょのふかなさけ
醜い女性のほうが情が深いということ。
悪女は鏡を疎む
あくじょはかがみをうとむ
誰でも自分の欠点や弱みなどに触れられることを好まないということ。
悪人あればこそ善人も顕る
あくにんあればこそぜんにんもあらわる
悪人がいるからこそ善人が目立つということ。
悪銭身に付かず
あくせんみにつかず
不当な手段で儲けたお金は、どんどん使ってしまって貯めることができないということ。
悪法もまた法なり
あくほうもまたほうなり
悪法であっても、法である限りは、それを守らなければならないということ。
雨の降る日は天気が悪い
あめのふるひはてんきがわるい
当然であることのたとえ。
苦する良かろう楽する悪かろう
くするよかろうらくするわるかろう
いま苦労すれば、あとで楽ができるが、いま楽をすれば、あとで苦労しなければならないということ。

 

ことわざ・慣用句・読み方 意味
君子は交わり絶ゆとも悪声を出さず
くんしはまじわりたゆともあくせいをださず
立派な人は、絶交しても、その相手を悪くは言わない。
後生願いの六性悪
ごしょうねがいのろくしょうあく
来世の安楽を願っていながら、たちの悪いことをするたとえ。
好事門を出でず 悪事千里を行く
こうじもんをいでず あくじせんりをいく
よい評判はなかなか世間に知られず、悪い評判はすぐに遠方まで広がってしまうということ。
出船によい風は入り船に悪い
でふねによいかぜはいりふねにわるい
一方によければ他方に不利で、両方にとって都合がいいことはそうないこと。
女房の悪いは六十年の不作
にょうぼうのわるいはろくじゅうねんのふさく
悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。
善には善の報い 悪には悪の報い
ぜんにはぜんのむくい あくにはあくのむくい
よい行い、悪い行いにはそれ相応の報いが必ずあるということ。
善の裏は悪
ぜんのうらはあく
よいことの後には悪いことが起きる。
善は急げ悪は延べよ
ぜんはいそげあくはのべよ
良いことはすぐに実行し、悪いことは実行を延ばせということ。
善悪の報いは影の形に随うが如し
ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし
善悪の行為に対する報いは、影が形に従うように必ずあるということ。
善悪は友による
ぜんあくはともによる
人は友人しだいで、善くも悪くもなるということ。
善悪は友を見よ
ぜんあくはともをみよ
その人の人柄を知るには、その人の友人を見よということ。
虫の居所が悪い
むしのいどころがわるい
ちょっとしたことでも気に障る状態にある。
当たった者のふの悪さ
あたったもののふのわるさ
たまたま当たった者が不運だったということ。
入り船に良い風出船に悪い
いりふねによいかぜでふねにわるい
一方によければ他方に不利で、両方にとって都合がいいことはそうないこと。
悪足掻き
わるあがき
してもしかたのないことをあれこれと試みること。

 

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