世界中の神話・伝説にみられる『竜』『龍』『ドラゴン』の名称に簡単な説明を添えて一覧にまとめました。かっこいい・可愛い・幻想的・神秘的な名前がたくさんありますので、名付け、ハンドルネーム、キャラクターのネーミングなどの参考にいかがでしょうか。
ドラゴン・龍・竜の名前 一覧
日本の龍
- 八岐大蛇【ヤマタノオロチ】
八つの谷と八つの峰を覆う八首八尾の巨龍。スサノオの奇計によって打ち倒される。 - 九頭竜【クズリュウ】
九つの頭を持った竜。日本各地に九頭龍伝説【くずりゅうでんせつ】がある。 - 五頭竜【ゴズリュウ】
神奈川県鎌倉市深沢に当時あった湖にすんでいたといわれる竜。天変地異を引き起こす竜であったが、後に改心して五頭竜大神となった。 - 印幡沼の竜【インバヌマノリュウ】
千葉県の印旛沼付近に伝えられている、干ばつの時に命と引換えに雨を降らせた竜。 - 夜刀神【ヤトノカミ】
蛇体で頭に角を生やした神で、その姿を見た者は一族もろとも滅んでしまうと伝えられている。 - 八大竜王【ハチダイリュウオウ】
天龍八部衆に所属する竜族の八王。法華経【序品】に登場し、仏法を守護する。 - 倶利伽羅龍王【クリカラリュウオウ】
倶利伽羅不動とも呼ばれ不動明王の化身とされている。 - カンナカムイ
アイヌ神話の龍。大蛇(龍)の姿をしているとされ、伝承によれば雷を衣装として人間界に現れるといわれている。
中国の龍
- 青龍 / 蒼龍【セイリュウ / ソウリュウ】
中国の伝説上の神獣、四神【四象】の1つ。東方を守護する。 - 黄龍【コウリュウ】
中国の伝説上の神獣、四神【四象】の1つ。四神【四聖獣】の中央に位置するといわれている黄金の龍。 - 黒龍【コクリュウ】
全身の鱗が黒く、前足が2本しかない東洋の竜として描かれる事が多い。光を苦手としているため、普段は光が照らされることすらない深い海底で孤独に棲みついており、光の無い新月の夜のみ、その姿を海底から現す。 - 白龍【ハクリュウ】
古代中国で、天上界の皇帝である天帝に仕えているとされた竜の一種。名前のとおり、全身の鱗が白い。竜は基本的に空を飛べるが、白竜は特に空を飛ぶ速度が速く、これに乗っていれば他の竜に追いつかれないともいう。 - 赤龍 / 紅龍【セキリュウ / コウリュウ】
炎を総べる龍の一種。全身の鱗が真っ赤で、太陽や火山から生まれたと言われており、口からは炎を吐き出す。 - 応龍【オウリュウ】
帝王である黄帝に直属していた竜。4本足で蝙蝠ないし鷹のような翼があり、足には3本の指がある。天地を行き来することができる。 - 蛟龍【コウリュウ】
中国の竜の一種。姿が変態する竜種の幼生【成長の過程の幼齢期・未成期】だとされる。 - 龍馬 / 竜馬【リョウマ / リュウメ】
馬と竜の合わさった架空の動物。 - 四海竜王【シカイリュウオウ】
四海を治めるとされる四人の竜王。竜を真の姿として現れるが、普段は人間風の竜として、龍宮【水晶宮】でエビやカニたちに守られている。海を統治すること以外に、雲と雨を操る。怒らせると、都市を洪水にしてしまう。東海竜王が最も大きい領土をもつという。それぞれの別名- 東海竜王: 敖廣【ごうこう】 廣徳王
- 南海竜王: 敖欽【ごうきん】または敖紹【ごうしょう】 廣利王
- 西海竜王: 敖閏【ごうじゅん】 廣潤王
- 北海竜王: 敖順【ごうじゅん】または敖炎【ごうえん】 廣澤王
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