- 櫛笥
【くしげ】
櫛や化粧道具を入れておく箱。 - 葉椀
【くぼて】
神などに供える物を盛る器。 - 紅蓮
【ぐれん】
猛火の炎の色。紅色の蓮の花。 - 言霊
【ことだま】
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。 - 琥珀
【こはく】
樹脂の化石。 - 戯射
【さいだて】
弓を射る遊戯。 - 掌酒
【さかびと】
神酒の醸造をつかさどる人。 - 細雪
【ささめゆき】
こまかい雪。 - 皐月
【さつき】
陰暦(旧暦)の5月のこと。日本海軍の睦月型駆逐艦5番艦の名称。 - 小夜
【さよ】
夜のこと。 - 時雨
【しぐれ】
主に秋から冬にかけて起こる、一時的に降ったり止んだりする雨。 - 鹿威
【ししおどし】
農業などに被害を与える鳥獣を威嚇し、追い払うために設けられる装置類の総称。 - 静寂
【しじま】
沈黙している様子のこと。 - 東雲
【しののめ】
夜が明けようとして東の空が明るくなってきたころ。 - 生絹
【すずし】
生糸(手を加えていない糸)のこと。 - 魑魅
【すだま】
山林・木石の精気から生じるという霊。人面鬼身で、よく人を迷わすという。 - 雷盆
【すりこばち】
食物をすって粉末にする鉢。 - 磧礫
【せきれき】
河原の小石。 - 細流
【せせらぎ】
さらさらと流れる水の音。 - 雪踏
【せった】
草履の下に皮を張った履き物。 - 刹那
【せつな】
極めて短い時間。 - 摂腰
【せひえ】
礼服に用いる後ろ腰にあたる部分を幅広に仕立てた帯。 - 戦ぐ
【そよぐ】
風に吹かれた草木などが、静かな音を立てながらゆれ動くこと。 - 手繦
【たすき】
和服において、袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げるための紐や布地。 - 黄昏
【たそがれ】
夕方の薄暗い時。 - 踏鞴
【たたら】
日本の古代から近世にかけて発展した製鉄法に使用する大きなふいごのこと。 - 玉章
【たまずさ】
手紙・便りの美称。 - 玉響
【たまゆら】
ほんの少しの間を意味する古語。 - 馳騁
【ちてい】
奔走すること。 - 朔日
【ついたち】
毎月の第1日。 - 土筆
【つくし】
早春に出るスギナの胞子茎。 - 葛籠
【つづら】
つるで編んだ蓋つきの籠。 - 心天
【ところてん】
紅藻類をゆでて煮溶かし、発生した寒天質を冷まして固めた食品。 - 直会
【なおらい】
神社に於ける祭祀の最後に、神事に参加したもの一同で神酒を戴き神饌を食する行事。 - 薙刀
【なぎなた】
長い柄の先にそり返った刃をつけた長柄武器。 - 撫子
【なでしこ】
ナデシコ属の植物の総称。 - 直衣
【のうし】
平安時代以降の天皇、皇太子、親王、および公家の平常服。 - 長閑
【のどか】
のんびりと落ち着いているさま。 - 祝詞
【のりと】
道の祭祀において神に対して唱える言葉。 - 半首
【はつぶり】
顔面を防御する武具の一種。 - 疾風
【はやて】
急に激しく吹く風。 - 氷雨
【ひさめ】
空から降ってくる氷の粒のこと。 - 神籬
【ひもろぎ】
神道において神社や神棚以外の場所で祭祀を行う場合、臨時に神を迎えるための依り代となるもの。 - 彦徳
【ひょっとこ】
口をすぼめて曲げたような表情の男性、あるいはその面のこと。 - 悲涙
【ひるい】
悲しんで流す涙。 - 巫覡
【ふげき】
神を祀り神に仕え、神意を世俗の人々に伝えることを役割とする人々。 - 寿詞
【ほぎごと】
祝福の言葉。 - 神庫
【ほくら】
神宝を納めておく蔵。 - 雪洞
【ぼんぼり】
周囲に紙や絹を貼った灯火具の一種。 - 侍婢
【まかたち】
貴人に付き従う女。
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