『彼奴』『其奴』『何奴』『某』など日本にはたくさんの「相手」を示す表現があります。ここでは古くから伝わっている二人称の表現から現代で使われている表現までを一覧にまとめて紹介しています。
日本語の 三人称 一覧
かれ(彼 男性をさす三人称。明治時代まで男女の区別なく用いた。 |
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かのじょ(彼女 あの女。その女。この女。 |
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やつ(奴 第三者をののしっていう語。 |
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奴等(やつら 自分と同等以下の複数の人を卑しめたり、親しみを込めたりしていう語。 |
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奴原(やつばら 複数の人を卑しめていう語。 |
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奴儕(やつばら 複数の人を卑しめていう語。 |
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あやつ(彼奴 第三者をののしったりするときのやや古めかしい言い方。 |
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あいつ(彼奴 第三者を軽蔑 (けいべつ) して、または親しみの気持ちを込めて |
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きゃつ(彼奴 男子をののしったりまたは、友人に親しみをこめて呼ぶ語。 |
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そやつ(其奴 人をののしっていう呼称。 |
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そいつ(其奴 人を軽侮して、または無遠慮に呼ぶ語。その野郎。そのやつ。また、「それ」のぞんざいな言い方。 |
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やっこさん 自分と同等以下の人を軽んじたり、親しみを込めたりしていう語。 |
日本語の 不定称 一覧
たれ(誰 はっきりとは知らない人を指す古い言葉。どの人。どんな人。 |
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た(誰 はっきりとは知らない人を指す古い言葉。どの人。どんな人。 |
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だれ(誰 名を知らない人、または、その人とはっきりわからない人。 |
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どなた(何方 「だれ」の尊敬語。 |
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どいつ(何奴 ぞんざいな言い回しの不定称。なにやつ。どのやつ。どやつ。 |
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それがし(某 その名がわからない人や事物を指す。一人称にも用いる。 |
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なにがし(某・何某 人・事物・場所などについて名などがはっきりしないことに用いる。一人称にも用いる。 |
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