漢数字を使った四字熟語シリーズです。漢数字の『百』という字が入った四字熟語を一覧で紹介しています。座右の銘・目標・書き初め・スローガンの参考にいかがでしょうか?
漢数字の『百』を含む四字熟語
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一呼百諾 いっこひゃくだく |
一声掛けるだけで大勢の者がすぐに応じる様子。(同)一呼百応(いっこひゃくおう)。 | |
一樹百穫 いちじゅひゃっかく |
人材の育成は大きな利益をもたらす事。 | |
一致百慮 いっちひゃくりょ |
物事を考えるときは百通りもの手順を考えるが、結局は纏まる場所に落ち着くという事。 | |
一斗百篇 いっとひゃっぺん |
良く酒を飲み、良く作詩すること。李白の故事。 | |
一罰百戒 いちばつひゃっかい |
一人の過失や罪を罰することで、他の人々が同様な罪を犯さないよう戒める事。 | |
一粒百行 いちりゅうひゃくぎょう |
一粒の米を作るまでには百の工程が必要となるということ。米作りの大変さをあらわす。 | |
一了百了 いちりょうひゃくりょう |
一つの事が解決すれば全てが解決する事。また、一つの事から万事を推測する事。 | |
勧百諷一 かんぴゃくふういつ |
益よりも害の方が大きいこと。 | |
議論百出 ぎろんひゃくしゅつ |
さまざまな意見が出て議論が湧き上がり結論が出ないさま。(類)談論風発(だんろんふうはつ)。活発な議論のこと。 | |
三百代言 さんびゃくだいげん |
詭弁を弄すること。「三百」は銭三百文のことで価値が低い事。「代言」は弁護士のこと。 | |
四百四病 しひゃくしびょう |
人間のかかる一切の病気を言う。「四百四病のほか」とは恋の病のこと。 | |
千方百計 せんぽうひゃっけい |
あらこれと工夫をめぐらす事。いろいろと思いはかること。 | |
斗酒百篇 としゅひゃっぺん |
おおいに呑み、詩作に耽る様を謳ったもの。(杜甫、李白) | |
読書百遍 どくしょひゃっぺん |
書物はくり返し読むことで意味内容が理解できるので百回でも読みなさいということ。(同)読書万巻(どくしょまんがん)。 | |
破綻百出 はたんひゃくしゅつ |
言動がいいかげんで、つぎつぎにぼろを現すこと。 | |
百家争鳴 ひゃっかそうめい |
文化、芸術、学問上の意見を学者や文化人がめいめい争って発表すること。 | |
百花繚乱 ひゃっかりょうらん |
美人が多く花のように妍(けん)を競うたとえ。 | |
百鬼夜行 ひゃっきやぎょう |
人目につかずに、徒党を組んで悪事を働いたり、勝手気ままに振る舞うこと。(同)ひゃっきやこう(百鬼夜行) | |
百鬼夜行 ひゃっきやこう |
人目につかずに、徒党を組んで悪事を働いたり、勝手気ままに振る舞うこと。(同)ひゃっきやぎょう(百鬼夜行) | |
百挙百捷 ひゃっきょひゃくしょう |
どんなことでもやっただけはうまく行くこと。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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百孔千瘡 ひゃっこうせんそう |
短所や欠点が沢山あること。(同)千孔百瘡、千瘡百孔 | |
百尺竿頭 ひゃくしゃくかんとう |
昇りつめた百尺の竿の上から更に一歩を進める。努力すること。(同)ひゃくせきかんとう | |
百尺竿頭 ひゃくせきかんとう |
昇りつめた百尺の竿の上から更に一歩を進める。努力すること。(同)ひゃくしゃくかんとう | |
百世之師 ひゃくせいのし |
後々の世の中まで師と仰がれる尊敬される人物。 | |
百折不撓 ひゃくせつふとう |
何度くじけても、志を曲げない事。節操、信念の強い事。 | |
百川帰海 ひゃくせんきかい |
全ての川が海に注ぎ込むように一点に集中すること。 | |
百戦百勝 ひゃくせんひゃくしょう |
失敗したり敗れたりせず、いつも勝っていること。戦わないで敵に勝つのが最上の方策という「孫氏の兵法」の極意。 | |
百代過客 はくたいのかかく |
永遠に途切れことなく続く時間、歳月を、歩き続ける旅人にたとえたもの。 | |
百代過客 はくたいのかきゃく |
永遠に途切れことなく続く時間、歳月を、歩き続ける旅人にたとえたもの。 | |
百代過客 ひゃくだいのかかく |
永遠に途切れことなく続く時間、歳月を、歩き続ける旅人にたとえたもの。 | |
百代過客 ひゃくだいのかきゃく |
永遠に途切れことなく続く時間、歳月を、歩き続ける旅人にたとえたもの。 | |
百鍛千練 ひゃくたんせんれん |
文章や詩の文句を良く練って考えること。 | |
百二山河 ひゃくにのさんが |
極めて頑固なとりでや要塞のこと。 | |
百年河清 ひゃくねんかせい |
いくら待っても仕方の無い事。 | |
百八煩悩 ひゃくはちぼんのう |
人間の過去、現在、未来にわたるすべての迷いのこと。六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)×三種(好・悪・平)×二種(浄・染)×三時期(過去・現在・未来)=108煩悩。 | |
百発百中 ひゃっぱつひゃくちゅう |
計画や言った事が全部当たる事。 | |
百福荘厳 ひゃくふくしょうごん |
仏像を数多く積んだ福で飾ること。 | |
百聞一見 ひゃくぶんいっけん |
何事も人の言うことより自分の目で確かめることが大事だという事。 | |
百歩穿楊 ひゃっぽせんよう |
射撃の腕前が優れていること。 | |
百味飲食 ひゃくみのおんじき |
珍しいいろいろな食べ物。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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百黙一言 ひゃくもくいちげん |
寡黙な人が、ぽつりと一言発する言葉は、鋭く的を射て聞く者に強い感銘を与えるという事。 | |
百薬之長 ひゃくやくのちょう |
酒を指す。「酒は百薬の長」という。(同)儀狄之酒(ぎてきのさけ)、清聖濁賢(せいせいだくけん)、天之美禄(てんのびろく)、麦曲之英(ばくきょくのえい)、忘憂之物(ぼうゆうのもの)。 | |
百様玲瓏 ひゃくようれいろう |
種々の美しさ。 | |
百里之命 ひゃくりのめい |
一国の運命。 | |
百伶百利 ひゃくれいひゃくり |
とても賢くて賢明なこと。(同)百伶百俐(ひゃくれいひゃくり)。 | |
百伶百俐 ひゃくれいひゃくり |
とても賢くて賢明なこと。(同)百伶百利(ひゃくれいひゃくり)。 | |
百煉成鋼 ひゃくれんせいこう |
いっぱい鍛錬することで立派な人物になるということ。意思が強固なこと。(同)百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)、百錬之鋼(ひゃくれんのはがね)。 | |
百錬成鋼 ひゃくれんせいこう |
いっぱい鍛錬することで立派な人物になるということ。意思が強固なこと。(同)百煉成鋼(ひゃくれんせいこう)、百錬之鋼(ひゃくれんのはがね)。 | |
百錬之鋼 ひゃくれんのごう |
いっぱい鍛錬することで立派な人物になるということ。意思が強固なこと。(同)百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)、百煉成鋼(ひゃくれんせいこう)。 | |
百錬之鋼 ひゃくれんのはがね |
いっぱい鍛錬することで立派な人物になるということ。意思が強固なこと。(同)百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)、百煉成鋼(ひゃくれんせいこう)。 | |
変態百出 へんたいひゃくしゅつ |
姿形をいろいろに変えること。 |
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