漢数字を使った四字熟語シリーズです。漢数字の『十』という字が入った四字熟語を一覧で紹介しています。座右の銘・目標・書き初め・スローガンの参考にいかがでしょうか?
漢数字の『十』を含む四字熟語
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一五一十 いちごいちじゅう |
最初から仕舞まで余すところ無く。(同)一伍一什(いちごいちじゅう)、一部始終(いちぶしじゅう)。 | |
一暴十寒 いちばくじっかん |
少し努力しただけでその後すっと怠けていたら何にもならないということ。 | |
一目十行 いちもくじゅうぎょう |
書物を読むことが速い事。(同)一目十行(ひとめじゅうぎょう)。 | |
一夜十起 いちやじっき |
人は誰しもが私情や私心に左右されるということ。 | |
一饋十起 いっきじっき |
優れた人材を求めるのに熱心なこと。政治に熱心なこと。物事に集中して忙しいこと。(同)吐哺握髪(とほあくはつ)、握髪吐哺(あくはつとほ)、吐哺捉髪(とほそくはつ)。 | |
一欠十求 いっけつじっきゅう |
お役所でポストが空くと多くの者がその席を狙って殺到すること。 | |
韻鏡十年 いんきょうじゅうねん |
漢字の音韻を理解することが非常に難しい事。 | |
五山十刹 ござんじっせつ |
禅宗で最高格にある五寺と、それに次ぐ十寺を言う。日本では建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺の鎌倉五山、天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺の京都五山が定着している。南禅寺を五山の上位に置く。 | |
五十知命 ごじゅうちめい |
天命を知ること。 | |
五十展転 ごじゅうてんでん |
法華経を聞くことの功徳をいう。 | |
五十天命 ごじゅうてんめい |
五十歳にしてやっと天から与えられた使命を自覚する事。 | |
五風十雨 ごふうじゅうう |
気候が極めて順調な事。豊年満作の兆し。世の中が平和なたとえ。 | |
三十而立 さんじゅうじりつ |
三十歳で学識や道徳上の自信を得て思想が確立する事。 | |
三十二相 さんじゅうにそう |
仏に備わる三十二の優れた身体的特徴。 | |
三十六計 さんじゅうろくけい |
困った時には逃げるが勝ちということ。(同)三十六策(さんじゅうろくさく)、三十六計(さんじゅうろっけい)。 | |
三十六策 さんじゅうろくさく |
困った時には逃げるが勝ちということ。(同)三十六計(さんじゅうろっけい) | |
三十六計 さんじゅうろっけい |
困った時には逃げるが勝ちということ。(同)三十六策(さんじゅうろくさく)、三十六計(さんじゅうろくけい)。 | |
四十不惑 しじゅうふわく |
四十才であれこれ迷わなくなる事。 | |
七十古稀 しちじゅうこき |
七十歳の高齢まで生きられるのは古代より稀である。(同)七十古希(しちじゅうこき)。 | |
七十古希 しちじゅうこき |
七十歳の高齢まで生きられるのは古代より稀である。(同)七十古稀(しちじゅうこき)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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十死一生 じっしいっしょう |
→九死一生(きゅうしいっしょう) | |
十中八九 じっちゅうはっく |
ほとんど。 | |
十五志学 じゅうごしがく |
十五歳で学問の道に志す。 | |
聚散十春 しゅうさんじっしゅん |
別離のあとまたたくまに歳月が経過したということ。 | |
十全十美 じゅうぜんじゅうび |
すべてが完全で整っている事。 | |
十人十色 じゅうにんといろ |
人の好みや考え方、性格などはそれぞれ違うということ。 | |
十年一日 じゅうねんいちじつ |
長年経っても変わらない事。 | |
十年一剣 じゅうねんいっけん |
永年苦心して武を練り、機会を狙う事。 | |
十年一昔 じゅうねんひとむかし |
世の中の移り変わりが激しいこと。 | |
十八史略 じゅうはっしりゃく |
元代初期の曾先之が編纂した中国の歴史書。 | |
十風五雨 じゅうふうごう |
(同)五風十雨(ごふうじゅうう)。 | |
十万億土 じゅうまんおくど |
極楽浄土の事。 | |
九十九折 つづらおり |
くねくねと曲がる山道や坂道。 | |
駑馬十駕 どばじゅうが |
才能の劣っている者でも、努力すれば、才能の優れている人に追い付く事が出来るという事。 | |
一目十行 ひとめじゅうぎょう |
書物を読むことが速い事。(同)一目十行(いちもくじゅうぎょう)。 | |
六菖十菊 りくしょうじゅうぎく |
時期が過ぎて役に立たないこと。(同)六菖十菊(ろくしょうじゅうぎく)、夏炉冬扇(かろとうせん)。 | |
六菖十菊 ろくしょうじゅうぎく |
時期が過ぎて役に立たないこと。(同)六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)、夏炉冬扇(かろとうせん)。 |
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