漢数字を使った四字熟語シリーズです。漢数字の『一』という字が入った四字熟語を一覧で紹介しています。座右の銘・目標・書き初め・スローガンの参考にいかがでしょうか?
漢数字の『一』を含む四字熟語
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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夷険一節 いけんいっせつ |
順境にも逆境にも節操を変えないこと。 | |
衣帯一江 いたいいっこう |
非常に親しい関係のこと。 | |
一意繫心 いちいけいしん |
1つのことに意識を集中させること。 | |
一意攻苦 いちいこうく |
ひとすじに考え込む事。 | |
一意孤行 いちいここう |
自身の考えだけで行動すること。 | |
一意専心 いちいせんしん |
ひたすら一つのことに集中すること。他の事には目もくれずにひたすら頑張ること。(同)専心一意(せんしんいちい)。 | |
一意摶心 いちいせんしん |
ひたすら一つのことに集中すること。他の事には目もくれずにひたすら頑張ること。(同)専心一意(せんしんいちい)。 | |
一衣帯水 いちいたいすい |
二つの物の間が非常に近接していること。 | |
一飲一啄 いちいんいったく |
自然に逆らわずに自由に生きること。人が分に安んじてそれ以上求めないこと。 | |
一韻到底 いちいんとうてい |
古詩の韻の踏み方の一つで、同一の韻を最初から最後まで用いる事。 | |
一栄一辱 いちえいいちじょく |
栄えたり衰えたりする事。 | |
一栄一落 いちえいいちらく |
人が栄えたり衰えたりすること。 | |
一栄一枯 いちえいいっこ |
人が栄えたり衰えたりすること。 | |
一詠一觴 いちえいいっしょう |
一杯の酒を飲んで一遍の詩を作ること。(同)一觴一詠(いっしょういちえい) | |
一往一来 いちおういちらい |
行ったり来たりすること。 | |
一往情深 いちおうじょうしん |
一途で情に厚いこと。深く感動すること。 | |
一往深情 いちおうしんじょう |
一途で情に厚いこと。深く感動すること。 | |
一往直前 いちおうちょくぜん |
ひたすらまっすぐ進むこと。 | |
一往無前 いちおうむぜん |
困難を恐れずに前進する | |
一月三舟 いちがつさんしゅう |
仏道は一つであるのに人のさまざまな受け取り方で種々別々の意味にとられる事。(同)一月三舟(いちげつさんしゅう)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一雁高空 いちがんこうくう |
孤独なさま。 | |
一牛吼地 いちぎゅうこうち |
牛の鳴き声が聞こえるほどの近い距離。 | |
一牛鳴地 いちぎゅうめいち |
距離が非常に近い事。(同)一牛鳴地(いちごみょうち)。 | |
一行三昧 いちぎょうざんまい |
心を一つにして仏道修行に励む事。 | |
一行半句 いちぎょうはんく |
わずかなことば。 | |
一芸一能 いちげいいちのう |
唯一つの優れた技術、能力を持っていること。 | |
一月三舟 いちげつさんしゅう |
仏の教える道は同じでも、人によってさまざまな解釈をされること。(同)一月三舟(いちがつさんしゅう)。 | |
一言一行 いちげんいっこう |
一つの言葉と一つの行い。 | |
一言九鼎 いちげんきゅうてい |
国の行く末を左右するほどの重要な発言。(同)一言九鼎(いちごんきゅうてい)。 | |
一言居士 いちげんこじ |
何事についても一言述べなければ気が済まない性質の人。 | |
一言半句 いちげんはんく |
ほんのわずかの言葉。(同)片言隻辞(へんげんせきじ)。 | |
一元描写 いちげんびょうしゃ |
小説の作中人物を主人公の視点からのみ一元的に描写すべきであるとする小説作法。 | |
一期一会 いちごいちえ |
一生に一度だけの出会い。また、生涯に一度限りであるという心構え。 | |
一伍一什 いちごいちじゅう |
最初から仕舞まで余すところ無く。(同)一五一十(いちごいちじゅう)、一部始終(いちぶしじゅう)。 | |
一五一十 いちごいちじゅう |
最初から仕舞まで余すところ無く。(同)一伍一什(いちごいちじゅう)、一部始終(いちぶしじゅう)。 | |
一合一離 いちごういちり |
人と人の間の関係を結んだり離れたりすること。 | |
一業所感 いちごうしょかん |
人間はみな同じ業を身に持っている報いとして、同じ果報を受けるということ。 | |
一期四相 いちごしそう |
生老病死のこと。 | |
一牛鳴地 いちごみょうち |
距離が非常に近い事。(同)一牛鳴地(いちぎゅうめいち)。 | |
一言一句 いちごんいっく |
一つ一つの言葉。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
一言九鼎 いちごんきゅうてい |
国の行く末を左右するほどの重要な発言。(同)一言九鼎(いちげんきゅうてい)。 | |
一言万鈞 いちごんばんきん |
ほんのちょっとした言葉の重みが大きなこと。 | |
一言半句 いちごんはんく |
ほんのちょっとした短い言葉。 | |
一言芳恩 いちごんほうおん |
ほんのひとこと声をかけてもらった事を忘れず、感謝する事。 | |
一字三礼 いちじさんらい |
写経の際に一字書くごとに仏に三度礼拝すること。 | |
一字千金 いちじせんきん |
非常に価値のある立派な筆跡や詩文のこと。 | |
一日九遷 いちじつきゅうせん |
主君の寵愛を一身に受けること。一足飛びに九段階も昇進すること。 | |
一日三秋 いちじつさんしゅう |
相手を思う情の深い事。人を待ち焦がれること。(同)一日三秋(いちにちさんしゅう)。 | |
一日千秋 いちじつせんしゅう |
大変待ち遠しい事のたとえ。(同)一日千秋(いちにちせんしゅう)。 | |
一日之長 いちじつのちょう |
経験や技能などが他より少し優れている事。(同)一日之長(いちにちのちょう)。 | |
一日片時 いちじつへんじ |
わずかな時間。(同)一日片時(いちにちへんじ)。 | |
一時名流 いちじのめいりゅう |
その時代の名士。(同)一時名流(いちじめいりゅう)。 | |
一字不説 いちじふせつ |
仏法の真理は他から得るものでは無く、自ら体得するものだという事。お釈迦様は究極の真理については一言も語っていないということより。 | |
一字褒貶 いちじほうへん |
一字の使い分けによって、人を誉めたりけなしたりする事。微妙な言葉使いの中に奥深い意味や道理、批判などを込めること。 | |
一時名流 いちじめいりゅう |
その時代の名士。(同)一時名流(いちじのめいりゅう)。 | |
一汁一菜 いちじゅういっさい |
質素な食事、粗食の事。 | |
一入再入 いちじゅうさいじゅう |
布を幾度も染める事。染色の濃い事。 | |
一樹之陰 いちじゅのかげ |
この世のわずかな関わりも前世からの因縁によるものであるということ。 | |
一樹百穫 いちじゅひゃっかく |
人材の育成は大きな利益をもたらす事。 | |
一上一下 いちじょういちげ |
場面に応じて適切に対応するたとえ。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一杖一鉢 いちじょういっぱつ |
僧侶の質素な身なり。 | |
一場春夢 いちじょうしゅんむ |
人生の栄華ははかなく夢のごとくに消えてしまうこと。 | |
一場春夢 いちじょうのしゅんむ |
人生の栄華ははかなく夢のごとくに消えてしまうこと。 | |
一時流行 いちじりゅうこう |
蕉風俳諧で新しみを求め、時流に応じて変化を重ねていく事。 | |
一新紀元 いちしんきげん |
一つの新しい時代。 | |
一塵不染 いちじんふせん |
官吏などの清廉なことのたとえ。物欲に迷わないことをいう仏教の教え。 | |
一塵法界 いちじんほっかい |
真理はいかなるものの中にもあるという意味。一掴みの塵の中にも全宇宙が含まれているということ。 | |
一族郎党 いちぞくろうとう |
血縁関係にある者すべてとその従者や家臣。(同)一族郎等(いちぞくろうとう)(いちぞくろうどう) | |
一族郎等 いちぞくろうとう |
血縁関係にある者すべてとその従者や家臣。(同)一族郎党(いちぞくろうとう)。 | |
一大決心 いちだいけっしん |
非常に重大な決意。 | |
一諾千金 いちだくせんきん |
約束を重んじることのたとえ。 | |
一団和気 いちだんのわき |
なごやかな雰囲気。親しみ易い態度を言う。 | |
一読三嘆 いちどくさんたん |
名文を読んで感銘する事。(同)一唱三嘆(いっしょうさんたん)。 | |
一日三秋 いちにちさんしゅう |
相手を思慕する情の深い事。(同)一日三秋(いちじつさんしゅう)。 | |
一日千秋 いちにちせんしゅう |
ひどく待ち遠しい様子。(同)一日千秋(いちじつせんしゅう)。 | |
一日之長 いちにちのちょう |
経験や技能などが他より少し優れている事。(同)一日之長(いちじつのちょう)。 | |
一日不食 いちにちふしょく |
毎日、仕事に従事してからでないと食事をとらない事。 | |
一日片時 いちにちへんじ |
わずかな時間。(同)一日片時(いちじつへんじ)。 | |
一人当千 いちにんとうせん |
非常に力の強い事。また、知能が優れている事。(同)一騎当千(いっきとうせん)、一人当百(いちにんとうひゃく)。 | |
一念化生 いちねんけしょう |
心の持ちようによっては鬼にも仏にもなりうるということ。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一念三千 いちねんさんぜん |
日常の時どきの思いの中には全宇宙の三千の事象が織り込まれているという仏教の教え。 | |
一念通天 いちねんつうてん |
心を込めて努力すればその思いは天に通じて必ず成功するということ。 | |
一念万年 いちねんばんねん |
時間の長い短いという感覚は人の主観によるということ。(同)一念万年(いちねんまんねん)。 | |
一念万年 いちねんまんねん |
時間の長い短いという感覚は人の主観によるということ。(同)一念万年(いちねんばんねん)。 | |
一念発起 いちねんほっき |
あることを成し遂げようと思い立ち決心する事。 | |
一暴十寒 いちばくじっかん |
少し努力しただけでその後すっと怠けていたら何にもならないということ。 | |
一罰百戒 いちばつひゃっかい |
一人の過失や罪を罰することで、他の人々が同様な罪を犯さないよう戒める事。 | |
一盤散沙 いちばんさんさ |
一枚の皿の上の砂のように人心がばらばらに乱れていること。 | |
一病息災 いちびょうそくさい |
持病を一つぐらい持っている方が、普段から健康に気をつけるのでかえって達者で長生き出来るという事。 | |
一分一厘 いちぶいちりん |
ほんの少し。 | |
一部始終 いちぶしじゅう |
はじめから終わりまで。事の顛末。 | |
一別以来 いちべついらい |
一度別れてからこのかた。 | |
一望際涯 いちぼうさいがい |
遠くまで見通しが良いこと。 | |
一望千頃 いちぼうせんけい |
ひと目でかなたまで広々と見渡される事。 | |
一望千里 いちぼうせんり |
非常に見晴らしの良い事。(同)眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)、眺望佳絶(ちょうぼうかぜつ)。 | |
一望無垠 いちぼうむぎん |
ひと目でかなたまで広々と見渡される事。 | |
一木一草 いちぼくいっそう |
そこにあるすべてのものの事。また、無視することの出来ないほんの僅かなもの。(同)一草一木(いっそういちぼく)。 | |
一木難支 いちぼくなんし |
崩れ始めた(建物は)一人ではもうどうにも止められないということ。「一木(いちぼく)支え難し」と読む。 | |
一枚看板 いちまいかんばん |
一座の中心的な役者。また、大勢の中で抜きん出た人物の事。 | |
一味同心 いちみどうしん |
同じ目的の為に集まり心を一つにする事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一味徒党 いちみととう |
同じ目的の為に仲間となる事。(同)一味郎党(いちみろうとう)。 | |
一味郎党 いちみろうとう |
同じ目的の為に仲間となる事。(同)一味徒党(いちみととう)。 | |
一面之辞 いちめんのじ |
議論で一方の主張だけを聴く事。(同)一面之詞(いちめんのし)。 | |
一網打尽 いちもうだじん |
ひとまとめに悪人を捕らえる事。網などで多くの鳥魚を一気に捕獲すること。 | |
一毛不抜 いちもうふばつ |
ひどくケチなこと。物惜しみのはなはだしいことや利己的なこと。 | |
一目十行 いちもくじゅうぎょう |
書物を読むことが速い事。(同)一目十行(ひとめじゅうぎょう)。 | |
一目了然 いちもくりょうぜん |
ひとめ見ただけでも物事の明らかなこと。出典「朱子語類」。(同)一目瞭然(いちもくりょうぜん)。 | |
一目瞭然 いちもくりょうぜん |
ちょっと見ただけではっきりと判る事。瞭はひとみが明らかなこと。出典「朱子語類」(同)一目了然(いちもくりょうぜん)。 | |
一問一答 いちもんいっとう |
一つの問いに対して一つの答えをする事。 | |
一門数竈 いちもんすうそう |
一家が別生計を営みまとまりのないこと。一軒の家にかまどがいくつもある状態を指す。 | |
一文半銭 いちもんはんせん |
ごく僅かな金額の事。 | |
一文不通 いちもんふつう |
読み書きがまったく出来ない事。 | |
一夜検校 いちやけんぎょう |
ごく短い間に裕福になること。にわか成金のこと。(同)一夜撿挍(いちやけんぎょう)。 | |
一夜撿挍 いちやけんぎょう |
ごく短い間に裕福になること。にわか成金のこと。(同)一夜検校(いちやけんぎょう)。 | |
一夜十起 いちやじっき |
人は誰しもが私情や私心に左右されるということ。 | |
一遊一予 いちゆういちよ |
遊んだり楽しんだりする。天子が諸国を視察して回ること。 | |
一葉知秋 いちようちしゅう |
僅かな兆しから物事の衰亡や大きな出来事を察知する事。 | |
一陽来復 いちようらいふく |
悪い事や苦境の後に、良い事や幸運が訪れること。冬が過ぎて春が訪れること。 | |
一落千丈 いちらくせんじょう |
地位などが急に落ちる事。 | |
一利一害 いちりいちがい |
良い事が有る一方、悪い事もあること。利害は相半ばするということ。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一里撓椎 いちりどうつい |
多くの人々が口にすると真実のように思われてしまうが妄信してはいけないということ。 | |
一粒百行 いちりゅうひゃくぎょう |
一粒の米を作るまでには百の工程が必要となるということ。米作りの大変さをあらわす。 | |
一粒万倍 いちりゅうまんばい |
わずかな物が大きな利益となること。少しの善行でも多くの善果が得られること。また、稲の別称。 | |
一竜一蛇 いちりょういちだ |
時の流れのままに自在に変化し、一つの立場に執着しない。 | |
一竜一猪 いちりょういっちょ |
学ぶと学ばないとで著しく愚賢の差が出来るということ。 | |
一了百了 いちりょうひゃくりょう |
一つの事が解決すれば全てが解決する事。また、一つの事から万事を推測する事。 | |
一力当先 いちりょくとうせん |
先頭に立って敵に当たる事。 | |
一旅中興 いちりょちゅうこう |
衰えた国を少ない人数で再興させること。 | |
一縷千金 いちるせんきん |
非常に危険な状態をさす。 | |
一縷千鈞 いちるせんきん |
危険の甚だしいことの形容。(同)一縷千金(いちるせんきん)、一髪千金(いっぱつせんきん)。 | |
一蓮托生 いちれんたくしょう |
良くも悪くも運命を共にする事。死後、極楽浄土で同じ蓮の花の上に生まれ変わること。(同)一蓮託生(いちれんたくしょう)。 | |
一蓮託生 いちれんたくしょう |
良くも悪くも運命を共にする事。死後、極楽浄土で同じ蓮の花の上に生まれ変わること。(同)一蓮托生(いちれんたくしょう)。 | |
一労永逸 いちろうえいいつ |
一度苦労すれば、長くその利を得られる事。また、僅かな苦労で多くの安楽が得られる事。 | |
一六勝負 いちろくしょうぶ |
ばくちのこと。 | |
一路順風 いちろじゅんぷう |
物事が順調に運ぶ事。 | |
一路平安 いちろへいあん |
旅立つ人の道中が無事であるように祈る言葉。 | |
一塊之肉 いっかいのにく |
たった一人残った子孫のこと。 | |
一攫千金 いっかくせんきん |
あまり苦労をせずに大きな利益を掴み取る事。(同)一獲千金(いっかくせんきん)。 | |
一獲千金 いっかくせんきん |
あまり苦労をせずに大きな利益を得る事。本来は”獲”は誤用。(同)一攫千金(いっかくせんきん)。 | |
一家眷族 いっかけんぞく |
家族と血縁関係にある者。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一家相伝 いっかそうでん |
代々その家系で伝えられていること。 | |
一家団欒 いっかだんらん |
家族が集まって仲良くなごやかに過ごす事。 | |
一割之利 いっかつのり |
凡人でも時には本来以上の力を発揮出来るということ。(同)鉛刀一割(えんとういっかつ)、鉛刀一断(えんとういちだん)。 | |
一竿風月 いっかんのふうげつ |
一本の釣り竿に、俗事を忘れて風月(自然)を楽しむ悠々自適の生活。(同)一竿風月(いっかんふうげつ)、悠々自適(ゆうゆうじてき)。 | |
一竿風月 いっかんふうげつ |
釣り竿一本で自然に親しむこと。自然の中で悠々自適に過ごす事。(同)一竿風月(いっかんのふうげつ)、悠々自適(ゆうゆうじてき)。 | |
一喜一憂 いっきいちゆう |
状況の変化に従ってそのつど、喜んだり心配したりすること。 | |
一貴一賎 いっきいっせん |
貧乏になった時、他人の冷淡さが身にしみること。(同)一貧一富(いっぴんいっぷ)。 | |
一気呵成 いっきかせい |
物事を一気に成し遂げる事。 | |
一饋十起 いっきじっき |
優れた人材を求めるのに熱心なこと。政治に熱心なこと。物事に集中して忙しいこと。 | |
一騎当千 いっきとうせん |
一人で千人を敵に出来るほど実力のあること。 | |
一簣之功 いっきのこう |
仕事が完成する直前の最後の努力。最後のちょっとした骨折り。(同)一蕢之功(いっきのこう)。 | |
一蕢之功 いっきのこう |
仕事が完成する直前の最後の努力。最後のちょっとした骨折り。(同)一簣之功(いっきのこう)。 | |
一丘一壑 いっきゅういちがく |
俗世間を離れ、自然の中に身を置いて風流を楽しむ事。 | |
一裘一葛 いっきゅういっかつ |
一枚のかわごろもと、一枚のくずかたびら。他に着替えが無いことから、貧乏のたとえ。 | |
一球入魂 いっきゅうにゅうこん |
一球一球心を込めてを投球する事。 | |
一丘之貉 いっきゅうのかく |
似たようなもののたとえ。同じ丘に棲むむじなのこと。 | |
一虚一盈 いっきょいちえい |
常に変化して一定の形を保つことなく測りがたいこと。 | |
一虚一実 いっきょいちじつ |
いろいろ変化して、物事の予測がつかないこと。 | |
一挙一動 いっきょいちどう |
一つ一つの動作やふるまい。ちょっとしたしぐさ。 | |
一挙両失 いっきょりょうしつ |
一つのことをするだけで同時に他の一つのことも失う事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
一挙両得 いっきょりょうとく |
一度の行いで、同時に二つの利益が得られる事。 | |
一琴一鶴 いっきんいっかく |
役人が清廉なことのたとえ。 | |
一薫一蕕 いっくんいちゆう |
善は消え易く、悪は除きがたいという事。 | |
一欠十求 いっけつじっきゅう |
お役所でポストが空くと多くの者がその席を狙って殺到すること。 | |
一決雌雄 いっけつしゆう |
一度の戦いで勝ち負けを決める事。 | |
一蹶不振 いっけつふしん |
一度失敗して二度と立ち上がれないこと。 | |
一結杳然 いっけつようぜん |
文章の締めくくりで余韻が漂うさま。 | |
一件落着 いっけんらくちゃく |
物事や事件が解決する事。 | |
一闔一闢 いっこういちびゃく |
あるいは閉じ、あるいは開く。陰と陽が消長するさま。 | |
一向所感 いっこうしょかん |
前世の業を省みて仏法に帰依する事。 | |
一口両舌 いっこうりょうぜつ |
前に言った内容と食い違う事を平気で言う事。 | |
一国一城 いっこくいちじょう |
よそからの援助を受けずに独立した生計を営む状態。 | |
一国三公 いっこくさんこう |
統率者が多すぎてまとまりがつかないこと。 | |
一刻千金 いっこくせんきん |
時間の貴重なこと。少なく大切な時間を惜しむこと。 | |
一刻千秋 いっこくせんしゅう |
ほんの少しの時間が極めて長く待ち遠しく感じられること。 | |
一顧傾国 いっこけいこく |
絶世の美人のたとえ。遊女をさす。(同)傾城傾国(けいせいけいこく)、傾国傾城(けいこくけいせい)、一顧傾城(いっこけいせい)。 | |
一顧傾城 いっこけいせい |
絶世の美人のたとえ。遊女をさす。(同)傾城傾国(けいせいけいこく)、傾国傾城(けいこくけいせい)、一顧傾国(いっこけいこく)。 | |
一壺千金 いっこせんきん |
つまらないものでも時によっては貴重品となること。(同)一壷千金(いっこせんきん)。 | |
一壷千金 いっこせんきん |
普段は価値が無いものでも時と場合によっては、はかり知れない程役に立つ事。(同)一壺千金(いっこせんきん)。 | |
一狐之腋 いっこのえき |
貴重なもの、希少で珍重すべきもののたとえ。臆することなく諫言する士を指す。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一呼百諾 いっこひゃくだく |
一声掛けるだけで大勢の者がすぐに応じる様子。(同)一呼百応(いっこひゃくおう)。 | |
一切有情 いっさいうじょう |
この世の生あるものすべて。(同)一切衆生(いっさいしゅじょう)。 | |
一切皆空 いっさいかいくう |
すべてのものには実体が無いという仏教思想。 | |
一切合切 いっさいがっさい |
何もかもすべて。(同)一切合財(いっさいがっさい)。 | |
一切合財 いっさいがっさい |
何もかもすべて。(同)一切合切(いっさいがっさい)。 | |
一切衆生 いっさいしゅじょう |
この世に生を受けたあらゆるもの。すべての生きとし生けるもの。(同)一切有情(いっさいうじょう)。 | |
一切即一 いっさいそくいち |
全体の中に個があり、個の中に全体があり、一体となっているという仏教の教え。(同)一即一切(いっそくいっさい)。 | |
一糸一毫 いっしいちごう |
ごくわずかな事。 | |
一弛一張 いっしいっちょう |
人に厳しく接したり優しく接したりすること。(同)一張一弛(いっちょういっし)。 | |
一士諤諤 いっしがくがく |
多くの者がおもねり追従している中で、一人だけ恐れはばからずに直言すること。 | |
一死七生 いっししちしょう |
この世に生まれ変わる限りどこまでもということ。 | |
一子相伝 いっしそうでん |
学問・技芸などの奥義を直系の子供一人にのみ伝えて他人には漏らさない事。 | |
一枝巣林 いっしそうりん |
分相応の生活で満足する事。(同)巣林一枝(そうりんいっし)、偃鼠飲河(えんそいんが)。 | |
一失一得 いっしついっとく |
良い事もある半面悪い事もあるという話。(同)一利一害(いちりいちがい)。 | |
一視同仁 いっしどうじん |
差別することなくすべての人をいつくしみ愛する事。 | |
一紙半銭 いっしはんせん |
微小なもののたとえ。ほんの僅かな寄進のこと。 | |
一死報国 いっしほうこく |
命をかけて国に奉公すること。 | |
一瀉千里 いっしゃせんり |
物事が一気に進み片付く事。文章や弁舌がよどみなく、すらすら出来る事。 | |
一種一瓶 いっしゅいっぺい |
それぞれが一品の酒の肴と一瓶の酒を持ちよって宴会をする事。 | |
一宿一飯 いっしゅくいっぱん |
通りすがりにちょっと世話になる事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一觴一詠 いっしょういちえい |
酒を飲み楽しみながら詩を作ること。 | |
一笑一顰 いっしょういっぴん |
顔にあらわれる僅かな表情。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりする事。(同)一顰一笑(いっぴんいっしょう)。 | |
一笑一嚬 いっしょういっぴん |
顔にあらわれる僅かな表情。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりする事。(同)一嚬一笑(いっぴんいっしょう)。 | |
一生懸命 いっしょうけんめい |
命懸けで物事にあたる事。いちずに苦心する事。 | |
一唱三歎 いっしょうさんたん |
詩文の出来栄えを誉めること。(同)一唱三嘆(いっしょうさんたん)、一倡三歎(いっしょうさんたん)、一倡三嘆(いっしょうさんたん)。 | |
一唱三嘆 いっしょうさんたん |
詩文の出来栄えを誉めること。(同)一唱三歎(いっしょうさんたん)、一倡三歎(いっしょうさんたん)、一倡三嘆(いっしょうさんたん)。 | |
一倡三歎 いっしょうさんたん |
詩文の出来栄えを誉めること。(同)一唱三歎(いっしょうさんたん)、一唱三嘆(いっしょうさんたん)、一倡三嘆(いっしょうさんたん)。 | |
一倡三嘆 いっしょうさんたん |
詩文の出来栄えを誉めること。(同)一唱三歎(いっしょうさんたん)、一唱三嘆(いっしょうさんたん)、一倡三歎(いっしょうさんたん)。 | |
一笑千金 いっしょうせんきん |
ひとたび微笑めば千金に値するほどの美人の事。 | |
一将万骨 いっしょうばんこつ |
一人の将軍の活躍の陰にはたくさんの兵士の犠牲があるということ。 | |
一生不犯 いっしょうふぼん |
仏教の戒律で、一生男女の交わりを持たない事。 | |
一触即発 いっしょくそくはつ |
ほんのささいなことで大事件が発生しそうな非常に緊迫した状況。 | |
一所懸命 いっしょけんめい |
一心に物事に打ち込む事。(同)一生懸命(いっしょうけんめい)。 | |
一所不住 いっしょふじゅう |
修行などのために定住せず各地を転々とすること。 | |
一心一向 いっしんいっこう |
心を一つのものに専念すること。 | |
一進一退 いっしんいったい |
進んだり後戻りしたりする事。また、情勢が良くなったり悪くなったりすること。 | |
一心一徳 いっしんいっとく |
統治者の徳が高く民心が集まっているさま。(同)一徳一心(いっとくいっしん)。 | |
一身軽舟 いっしんけいしゅう |
大自然の中で自他の区別がつきがたくなるような様。 | |
一心同体 いっしんどうたい |
複数の人間が心を一つにして、一人の人間のように固く結び付く事。 | |
一心不乱 いっしんふらん |
一つの事に心を集中して他の事に心を奪われない事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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一心発起 いっしんほっき |
あることを成し遂げようと決意する事。(同)一念発起(いちねんほっき)。 | |
一水盈盈 いっすいえいえい |
互いに思い合いながら会えない苦しみ。(同)盈盈一水(えいえいいっすい)。 | |
一酔千日 いっすいせんにち |
きわめてうまい酒の事。 | |
一炊之夢 いっすいのゆめ |
人の世のはかないことのたとえ。(同)盧生之夢(ろせいのゆめ)、邯鄲之夢(かんたんのゆめ)、黄梁之夢(こうりょうのゆめ)。 | |
一寸光陰 いっすんのこういん |
ほんの僅かな時間。月日の過ぎ去る様は、矢の速いのと同様に瞬くまに過ぎ去るというたとえ。 | |
一寸丹心 いっすんのたんしん |
うそ偽りのない真心。自分のまごころを謙遜して言う言葉。 | |
一成一旅 いっせいいちりょ |
統治している土地、人民が少ない事。 | |
一世一代 いっせいいちだい |
一生のうちでただ一度。一代の人がこの世にいる間。(同)一世一代(いっせいちだい)。 | |
一世一代 いっせいちだい |
一生のうちでただ一度。一代の人がこの世にいる間。(同)一世一代(いっせいいちだい)。 | |
一世木鐸 いっせいのぼくたく |
世の中の人々を教え導くこと。(同)一世木鐸(いっせいぼくたく)。 | |
一世之雄 いっせいのゆう |
その時代で最も優れた英雄。当代の最も優れた人物。 | |
一世風靡 いっせいふうび |
その時代に名の知らぬ者もいないほどに有名になったり、非常に流行する事。 | |
一成不変 いっせいふへん |
一度出来あがったものは、変えるのが困難であるので何か成す際には慎重に行うのが良いということ。。 | |
一世木鐸 いっせいぼくたく |
社会の指導者。新聞の論説委員などの敬称。世の中の人々を教え導く人の事。(同)一世木鐸(いっせいのぼくたく)。 | |
一夕九徙 いっせききゅうし |
一晩の内に何度も居場所が変わる事。 | |
一石二鳥 いっせきにちょう |
一つの行為で同時に2つの利益を得る事。 | |
一殺多生 いっせつたしょう |
一人の人間を犠牲にして多くの人を救い生かす事。 | |
一銭一厘 いっせんいちりん |
僅かな金銭の事。(同)一文半銭(いちもんはんせん)。 | |
一箭双雕 いっせんそうちょう |
ただ一つの行為で二つの利益を得る事。一本の矢で二匹の鷲を射落とすほど弓を射るのがうまい事。 | |
一措一画 いっそいっかく |
細かい所に気を使って慎重に書くこと。(同)一点一画(いってんいっかく)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
一草一木 いっそういちぼく |
そこにあるすべてのものの事。また、無視することの出来ないほんの僅かなもの。(同)一木一草(いちぼくいっそう)。 | |
一体分身 いったいぶんしん |
ひとつのものがいくつかに分かれる事。 | |
一短一長 いったんいっちょう |
良い点も悪い点もあって完全ではないこと。(同)一長一短(いっちょういったん)。 | |
一旦豁然 いったんかつぜん |
ある日突然に悟りが開けること。 | |
一旦緩急 いったんかんきゅう |
いざという場合。ひとたび国に大事が起きた場合。 | |
一箪之食 いったんのし |
清貧の生活に甘んじること。 | |
一治一乱 いっちいちらん |
この世の治乱の変転を述べた語。 | |
一致協力 いっちきょうりょく |
沢山の人の心が一つにまとまり、協力し合う事。(同)一致団結(いっちだんけつ)。 | |
一致団結 いっちだんけつ |
沢山の人の心が一つにまとまり、協力し合う事。(同)一致協力(いっちきょうりょく)。 | |
一知半解 いっちはんかい |
中途半端な知識や理解の事。 | |
一致百慮 いっちひゃくりょ |
物事を考えるときは百通りもの手順を考えるが、結局は纏まる場所に落ち着くという事。 | |
一張一弛 いっちょういっし |
厳格にしたり寛大にしたりして、人をほどよく扱う事。緩急自在にすること。 | |
一朝一夕 いっちょういっせき |
ほんの僅かな期間。非常に短い時間のたとえ。 | |
一長一短 いっちょういったん |
長所もあり短所もあり完全でないこと。 | |
一超直入 いっちょうじきにゅう |
ひとたび迷いを超越すると、にわかに悟りの境地に入る事ができるということ。 | |
一朝之忿 いっちょうのいかり |
一時的な怒りをいう。 | |
一朝之患 いっちょうのうれい |
一時の心配をいう。思いがけず突然起こる心配事。 | |
一朝富貴 いっちょうのふうき |
にわかに富貴な身になること。 | |
一致和協 いっちわきょう |
沢山の人の心が一つにまとまり、協力し合う事。(同)一致団結(いっちだんけつ)。 | |
一擲乾坤 いってきけんこん |
のるかそるかの冒険をするたとえ。(同)乾坤一擲(けんこんいってき)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
一擲千金 いってきせんきん |
惜しげもなく大金を一度に使うなどの豪快な振る舞い、思い切りの良い事のたとえ。 | |
一徹無垢 いってつむく |
ひたむきで純真な様子。 | |
一点一画 いってんいっかく |
漢字を構成する一つの点と一つの画(かく)。転じて一つ一つの構成要素を指す。 | |
一天四海 いってんしかい |
天下のすべて、世界中の意味。 | |
一点素心 いってんそしん |
周りの状況に惑わされないほどの純粋な心。 | |
一天万乗 いってんばんじょう |
天下を治める天子の位。天子、天皇。 | |
一刀三礼 いっとうさんらい |
慎重かつ敬虔な態度で仕事をする事。(同)一字三礼 | |
一刀両断 いっとうりょうだん |
物事を思い切って処理すること。断固たる処置をすること。 | |
一得一失 いっとくいっしつ |
一方で利益があると他方で損失を伴っている事。 | |
一徳一心 いっとくいっしん |
多くの人が、共通の利益のために心を一つにして団結する事。 | |
一斗百篇 いっとひゃっぺん |
良く酒を飲み、良く作詩すること。李白の故事。 | |
一登竜門 いっとりゅうもん |
その時代の有力者に認められれば、その人の価値は世間から十倍にも評価されるという事。 | |
一敗塗地 いっぱいとち |
再起出来ないほどに大敗すること。 | |
一発五豝 いっぱつごは |
一度に沢山の獲物を手に入れること。 | |
一髪千鈞 いっぱつせんきん |
きわめて危険なこと。一本の髪の毛で千鈞の重さを引くようなもの。(同)一縷千鈞(いちるせんきん)。 | |
一発必中 いっぱつひっちゅう |
一度の試みで成功させること。 | |
一波万波 いっぱばんぱ |
ごく小さい事が、大きな影響を及ぼすこと。 | |
一飯君恩 いっぱんくんおん |
僅かな恩義を忘れないこと。 | |
一飯千金 いっぱんせんきん |
僅かな恵みに対しても十分な恩返しをすること。 | |
一斑全豹 いっぱんぜんぴょう |
物事の一部からその全体を推測したり、批評したりすること。(同)全豹一斑(ぜんぴょういっぱん)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
一飯之恩 いっぱんのおん |
たった一回の食事をいただた程の恩義。ほんの少しの恵み。 | |
一飯之報 いっぱんのむくい |
食事を一回おごられただけで、その恩を忘れずに報いること。 | |
一筆啓上 いっぴつけいじょう |
男性の書く書状の書き出しの決まり文句の一つ。泣き声より鳥「ホオジロ」の異名を「一筆啓上」という。。 | |
一筆勾銷 いっぴつこうしょう |
これまでのすべてを取り消す事。(同)一筆勾消(いっぴつこうしょう)。 | |
一筆勾消 いっぴつこうしょう |
これまでのすべてを取り消す事。(同)一筆勾銷(いっぴつこうしょう)。 | |
一筆抹殺 いっぴつまっさつ |
良く考えること無く、事実や存在を全面的に否定すること。 | |
一瓢一箪 いっぴょういったん |
粗末な飲食物。つましい暮らし。(同)箪食瓢飲(たんしひょういん)。 | |
一顰一笑 いっぴんいっしょう |
顔にあらわれる僅かな表情。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりする事。(同)一笑一顰(いっしょういっぴん)。 | |
一嚬一笑 いっぴんいっしょう |
顔にあらわれる僅かな表情。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりする事。(同)一笑一嚬(いっしょういっぴん)。 | |
一貧一富 いっぴんいっぷ |
貧乏になった時、他人の冷淡さが身にしみること。(同)一貴一賎(いっきいっせん)。 | |
一碧万頃 いっぺきばんけい |
青い海や湖などが限りなく広がっている様。 | |
一片氷心 いっぺんのひょうしん |
清く澄み切った心。(同)一片冰心(いっぺんのひょうしん)、一片氷心(いっぺんひょうしん)。 | |
一片冰心 いっぺんのひょうしん |
清く澄み切った心。(同)一片氷心(いっぺんのひょうしん、いっぺんひょうしん)。 | |
一片氷心 いっぺんひょうしん |
清く澄み切った心。(同)一片冰心(いっぺんのひょうしん)。 | |
一飽一襲 いっぽういっしゅう |
生活に必要な衣食をさす。 | |
盈盈一水 えいえいいっすい |
互いに心引かれながら、言葉を交わしたり出来ないつらい思い。水満ちわたる一筋の川。(同)一水盈盈(いっすいえいえい)。 | |
会三帰一 えさんきいち |
仏教用語。仮の教えを開いて真実の教えを顕かにすること。(同)開権顕実(かいごんけんじつ)、開三顕一 | |
嫣然一笑 えんぜんいっしょう |
美しい女性が艶(あで)やかに微笑むさま。 | |
鉛刀一断 えんとういちだん |
自分の力量を謙遜して言う言葉。また、二度と役に立たなくなるたとえ。怪我の功名。鉛刀はなまくら刀の事。 | |
鉛刀一割 えんとういっかつ |
自分の力量を謙遜して言う言葉。また、二度と役に立たなくなるたとえ。怪我の功名。鉛刀はなまくら刀の事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
開口一番 かいこういちばん |
話しを始めるとすぐに。 | |
開三顕一 かいさんけんいち |
仏教で三乗は仮の教えであって一乗(一つの真実しかないとする教え)が真の教えだと諭すこと。 | |
鎧袖一触 がいしゅういっしょく |
あっという間にわけもなく敵を倒すこと。 | |
頑固一徹 がんこいってつ |
一度決めたことはかたくなに(意地を張って)最後まで押し通す事。 | |
煥然一新 かんぜんいっしん |
がらりと大きく変わること。 | |
勧百諷一 かんぴゃくふういつ |
益よりも害の方が大きいこと。 | |
危機一髪 ききいっぱつ |
髪の毛一本ほどのわずかな違いで、危険に身をさらすような危ない瞬間、状況。 | |
季布一諾 きふのいちだく |
絶対に信頼できる堅い約束のこと。(同)一諾千金(いちだくせんきん)、千金之諾(せんきんのだく)。 | |
九牛一毛 きゅうぎゅういちもう |
多くのものの中のごく一部のこと。些細なことで取るに足りないようなことを指す。(同)九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)。 | |
九牛一毛 きゅうぎゅうのいちもう |
多くのものの中のごく一部のこと。些細なことで取るに足りないようなことを指す。(同)九牛一毛(きゅうぎゅういちもう)。 | |
九死一生 きゅうしいっしょう |
危うい所で奇跡的に助かること。 | |
窮余一策 きゅうよいっさく |
困り切ったあげくの果てに思い付いた一つの手段・計略。(同)窮余一策(きゅうよのいっさく) | |
挙国一致 きょこくいっち |
国民全員が国を上げて協力体制を取ること。 | |
義理一遍 ぎりいっぺん |
世間一般に対する形式的のみの付き合い。 | |
槿花一日 きんかいちじつ |
栄耀栄華の儚いことの喩え。 | |
槿花一朝 きんかいっちょう |
はかないことのたとえ。(同)槿花一日(きんかいちじつ)。 | |
緊褌一番 きんこんいちばん |
発奮して心を引き締めて物事に当たる事。 | |
倶会一処 くえいっしょ |
仏教で同じところで仏と出会うこと。 | |
愚者一得 ぐしゃいっとく |
愚かな者でも多くの事を考えている内には一度くらいは名案を考え付くということ。(同)愚者一得(ぐしゃのいっとく)。 | |
愚者一得 ぐしゃのいっとく |
愚かな者でも多くの事を考えている内には一度くらいは名案を考え付くということ。(同)愚者一得(ぐしゃいっとく)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
群鶏一鶴 ぐんけいいっかく |
凡人の中に混じっている優秀な人物。(同)鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)、群鶏一鶴(ぐんけいのいっかく) | |
群鶏一鶴 ぐんけいのいっかく |
凡人の中に混じっている優秀な人物。(同)鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)、群鶏一鶴(ぐんけいいっかく) | |
鶏群一鶴 けいぐんいっかく |
凡人の内で、傑出して目立つ人物のたとえ。(同)鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)、群鶏一鶴(ぐんけいのいっかく)。 | |
鶏群一鶴 けいぐんのいっかく |
凡人の内で、傑出して目立つ人物のたとえ。(同)鶏群一鶴(けいぐんいっかく)。 | |
桂林一枝 けいりんいっし |
ほんの僅かな出世。自分の地位、官職に不満足なこと。(同)桂林一枝(けいりんのいっし) | |
桂林一枝 けいりんのいっし |
ほんの僅かな出世。自分の地位、官職に不満足なこと。(同)桂林一枝(けいりんいっし) | |
言行一致 げんこういっち |
言う事と実際の行動に食い違いの無いこと。(同)形名参同(けいめいさんどう)、形名審合(けいめいしんごう)。 | |
乾坤一擲 けんこんいってき |
一か八かの冒険、勝負をすること。(同)一擲乾坤(いってきけんこん) | |
言文一致 げんぶんいっち |
文章を話し言葉で書いたもの。 | |
挙一明三 こいちみょうさん |
非常に賢くて理解の早いこと。 | |
光芒一閃 こうぼういっせん |
事態が急速に変化すること。英雄のつかの間の生涯を指す。光の筋がキラリとひらめくこと。 | |
黄梁一炊 こうりょういっすい |
人生の有為転変。はかなさのたとえ。 | |
孤行一意 ここういちい |
一つのことに専念すること。 | |
渾然一体 こんぜんいったい |
溶け合って一つになっていて区別がつかない状態。(同)混然一体(こんぜんいったい)。 | |
混然一体 こんぜんいったい |
溶け合って一つになっていて区別がつかない状態。(同)渾然一体(こんぜんいったい)。 | |
祭政一致 さいせいいっち |
祭祀をする(神に祈る)ことと政治(まつりごと)をすることが渾然とした政治形態。 | |
三衣一鉢 さんえいっぱち |
仏教で、修行僧が所有することを許された三種の衣と一つの鉢をいう。(同)三衣一鉢(さんねいっぱつ)。 | |
三世一爨 さんせいいっさん |
三代の家族が一つの家に同居する事。 | |
三衣一鉢 さんねいっぱつ |
仏教で、修行僧が所有することを許された三種の衣と一つの鉢をいう。(同)三衣一鉢(さんえいっぱち)。 | |
三位一体 さんみいったい |
別々の三つのものが一つのように緊密に結び付く事。また、三者が心を合わせる事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
紫電一閃 しでんいっせん |
事態が非常にさしせまっているさま | |
十年一日 じゅうねんいちじつ |
長年経っても変わらない事。 | |
十年一剣 じゅうねんいっけん |
永年苦心して武を練り、機会を狙う事。 | |
十年一昔 じゅうねんひとむかし |
世の中の移り変わりが激しいこと。 | |
上下一心 じょうげいっしん |
心を一つにして力をあわせて協力すること。 | |
心機一転 しんきいってん |
あることを契機として気分を一新し、気持ちを入れ替える事。 | |
真実一路 しんじついちろ |
嘘偽りのない正しい道一筋。 | |
身心一如 しんしんいちにょ |
肉体の鍛錬と精神修行が一体となって一人前の人となる。(同)心身一如(しんしんいちにょ)、身心一如(しんじんいちにょ) | |
心身一如 しんしんいちにょ |
肉体の鍛錬と精神修行が一体となって一人前の人となる。(同)身心一如(しんしんいちにょ)、身心一如(しんじんいちにょ) | |
水天一色 すいてんいっしょく |
遠くの空と海が渾然となって堺の区別がつかないこと。(同)水天髣髴(すいてんほうふつ) | |
水天一碧 すいてんいっぺき |
水平線上で空と海が融け合い見分けられないようす | |
星河一天 せいがいってん |
無数の星が輝いて見えるようす。 | |
青山一髪 せいざんいっぱつ |
遠くに見える青々とした山と空が接する線が、一本の髪の毛のように見えるさま | |
精神一到 せいしんいっとう |
精神を集中して事に当たれば、どんな難事でも成し遂げることが出来る。 | |
千載一遇 せんざいいちぐう |
またとない良い機会。 | |
専心一意 せんしんいちい |
一つのことに集中すること。他の事には目もくれずにひたすら頑張ること。(同)一意専心(いちいせんしん)。 | |
全豹一斑 ぜんぴょういっぱん |
物事の一部分を見て全体を批評する事。 | |
千篇一律 せんぺんいちりつ |
多くのものが、どれも変わりばえがしなくて面白みに欠ける事。 | |
千編一律 せんぺんいちりつ |
物事が同じ調子で変化が無く単純なこと。 | |
千慮一得 せんりょいっとく |
愚者の考えの中にも一つくらいは良いものがある。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
千慮一失 せんりょいっしつ |
どんなに賢い者にも多くの考えの中には一つくらい誤りがある。(同)千慮一失(せんりょのいっしつ)。 | |
滄海一粟 そうかいのいちぞく |
比較にならないほど小さなもののこと。 | |
巣林一枝 そうりんいっし |
分相応のもので納得すること。 | |
即時一杯 そくじいっぱい |
後での多くのものより、今の小を良しとすること。 | |
大喝一声 だいかついっせい |
不心得を注意するために大声で一発しかりつけること。(同)大吼一声(だいこういっせい)。 | |
大吼一声 だいこういっせい |
不心得を注意するために大声で一発しかりつけること。(同)大喝一声(だいかついっせい)。 | |
知行合一 ちこうごういつ |
知識と行動実践は一体であるということ。 | |
智者一失 ちしゃのいっしつ |
賢人でもたまには考え違いや間違いを犯すということ。(同)知者一失(ちしゃのいっしつ)。 | |
知者一失 ちしゃのいっしつ |
賢人でもたまには考え違いや間違いを犯すということ。(同)智者一失(ちしゃのいっしつ)。 | |
寵愛一身 ちょうあいいっしん |
愛情を独り占めにする。 | |
頂門一針 ちょうもんいっしん |
相手の急所を突いて戒めること。 | |
頂門一針 ちょうもんのいっしん |
相手の急所を突いて戒めること。 | |
天地一指 てんちいっし |
この世の全ての物は絶対的な観点でみれば何ら違いはないという考えかた。 | |
同功一体 どうこういったい |
働きや功績が同じであること。立場が同じであること。 | |
当頭一棒 とうとういちぼう |
相手の急所を突いて戒めること。 | |
斗南一人 となんいちにん |
世に並ぶべきもののいなほどの優れた人物。(同)となんのいちにん(斗南一人) | |
斗南一人 となんのいちにん |
世に並ぶべきもののいなほどの優れた人物。(同)となんいちにん(斗南一人) | |
曇華一現 どんげいちげん |
めったにお目にかかれないこと。優曇華は三千年に一度開花するという想像上の花。 | |
二者択一 にしゃたくいつ |
二つのものごとの内、一つを選ぶこと。 | |
背水一戦 はいすいいっせん |
決死の覚悟で戦いにいどむこと。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
破顔一笑 はがんいっしょう |
顔をほころばせ、にっこり笑う様。 | |
伯楽一顧 はくらくいっこ |
世に埋もれていた人材が立派な事業家、経営者に見込まれて重用される事。(同)伯楽一顧(はくらくのいっこ)。 | |
伯楽一顧 はくらくのいっこ |
世に埋もれていた人材が立派な事業家、経営者に見込まれて重用される事。(同)伯楽一顧(はくらくいっこ)。 | |
八紘一宇 はっこういちう |
世界すべてを一家のように統一して考えること。 | |
万死一生 ばんしいっしょう |
必死の覚悟で物事を行うこと。また、絶体絶命の状況で活路を得て助かる事。(同)九死一生(きゅうしいっしょう)、万死一生(ばんしいっせい)。 | |
万死一生 ばんしいっせい |
必死の覚悟で物事を行うこと。また、絶体絶命の状況で活路を得て助かる事。(同)九死一生(きゅうしいっしょう)、万死一生(ばんしいっしょう)。 | |
万世一系 ばんせいいっけい |
永久に同じ血統が続く事。 | |
万能一心 ばんのういっしん |
何事も一心に心を集中して学ばなければ身につかないという事。 | |
万物一馬 ばんぶついちば |
この世にある全てのものは、全て同一のものであるということのたとえ。 | |
万物一府 ばんぶついっぷ |
万物は皆同じだという荘子の思想。 | |
万緑一紅 ばんりょくいっこう |
多くのものの中に、一つだけ優れたものが存在する事。 | |
眉間一尺 びかんいっしゃく |
両眉の間が広いこと。賢人の相のたとえ。 | |
一目十行 ひとめじゅうぎょう |
書物を読むことが速い事。(同)一目十行(いちもくじゅうぎょう)。 | |
百聞一見 ひゃくぶんいっけん |
何事も人の言うことより自分の目で確かめることが大事だという事。 | |
百黙一言 ひゃくもくいちげん |
寡黙な人が、ぽつりと一言発する言葉は、鋭く的を射て聞く者に強い感銘を与えるという事。 | |
百慮一失 ひゃくりょいっしつ |
十分に用意しても思いがけない失敗があること。 | |
百慮一得 ひゃくりょいっとく |
愚者の考えの中に一つくらいはよいものがある。 | |
表裏一体 ひょうりいったい |
密接な関係のたとえ。 | |
貧者一燈 ひんじゃいっとう |
貧しい人の僅かな寄付でも心のこもったものであれば、金持ちの多大な寄付に比べて優っているという事。(同)貧者一灯(ひんじゃのいっとう)。 | |
貧者一灯 ひんじゃのいっとう |
貧しい人の僅かな寄付でも心のこもったものであれば、金持ちの多大な寄付に比べて優っているという事。(同)貧者一燈(ひんじゃのいっとう)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
蜉蝣一期 ふゆうのいちご |
人生が短くはかないことのたとえ。(同)蜉蝣之命(ふゆうのいのち)。 | |
碧落一洗 へきらくいっせん |
大空がからりと晴れ上がること。 | |
凡聖一如 ぼんしょういちにょ |
人には凡人と聖者の別はあるが本性は平等であるということ。 | |
真一文字 まいちもんじ |
一の字のようにまっすぐなこと。 | |
満場一致 まんじょういっち |
意見が全員一致すること。 | |
万能一心 まんのういっしん |
技芸に優れていようと心がこもっていないといけない。(同)万能一心(ばんのういっしん)。 | |
名実一体 めいじついったい |
名称と実体が一致していること。評判と実際が一致すること。 | |
面目一新 めんもくいっしん |
世間の評判が一新して、いままでとは違う高い評価を得ること。 | |
物我一体 もつがいったい |
自分以外のものと、自分とがひとつになること。 | |
唯一不二 ゆいいつふじ |
この世でただ一つしかないこと。 | |
唯一無二 ゆいいつむに |
この世でただ一つしかないこと。 | |
維摩一黙 ゆいまいちもく |
言葉を用いずに心から心に伝える以心伝心の心境を言う。 | |
雷同一律 らいどういちりつ |
深く考えずに簡単に人の意見に相槌をうつこと。(同)付和雷同(ふわらいどう)。 | |
戮力一心 りくりょくいっしん |
心を同じくして共に力を合わせること。 | |
涼風一陣 りょうふういちじん |
爽やかな風が吹き抜けること。 | |
励声一番 れいせいいちばん |
最も大事なところで、大声をはりあげること。 | |
霊肉一致 れいにくいっち |
精神だけでなく、肉体、精神ともに大切であるとする宗教的思想。 |
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