- 蟻の思いも天に届く
たとえ小さい努力でもを続ければ、望みが達成されることのたとえ。 - 仇も情けも我が身から
嫌われるも好かれるも、結局のところは自分自身の日頃の行いや心掛けによるもの。 - 急がば回れ
物事は慌てずに着実に進めることが結果としてうまくいくということ。 - 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
悲しんで暮らしても、愉快に暮らしても、同じ一生なのだから愉快に暮らしたほうがいい。 - 窮すれば通ず
【きゅうすればつうず】
事態が行き詰まって困ったときに、思いがけない活路が開けてくる。 - 魚心あれば水心
好意を持って人と接すると相手も応じてくれる。 - 郷に入っては郷に従え
その土地や環境に入ったならば、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い生き方である。 - 仰いで天に愧じず
【あおいでてんにはじず】
心に少しもやましいところがないこと。 - 玉磨かざれば光なし
【たまみがかざればひかりなし】
すぐれた才能や素質を持つ人物でも、努力しなければ、その才能や素質を活かせないというたとえ。 - 君子の九思
【くんしのきゅうし】
君子がいつも心がけるべき九つのこと。見るときははっきり見る・聞くときはしっかりと聞く・顔つきは穏やかに・態度は恭しく・言葉は誠実に・仕事は慎重に・疑問は質問し・怒りにはあとの面倒を思い・利益を前にしては道義を思う。 - 君子は豹変す
【くんしはひょうへんす】
君子は過ちと知れば、すぐに改めて正しい道に戻る。 - 継続は力なり
地道に成果を積み重ねていけば、いずれは目標を達成できる。 - 鶏口となるも牛後となるなかれ
大きな集団の中で配下として使われるよりも、小さな集団の長となるほうがよい。 - 見ることは信ずる事なり
何事も一度自分の目で見れば納得がいく。 - 言わぬが花
世の中には言わない方がいい事もあるということ。 - 言葉は心の使い
心に考え思っていることは自然に言葉に表れる。 - 故きを温ねて新しきを知る
昔の学問や事柄の研究を通して、新しい意味や価値を再発見する。 - 虎穴に入らずんば虎子を得ず
【こけつにいらずんばこしをえず】
敢えて危険を冒さなければ、成功することは出来ない。 - 五十になれば五十の縁あり
50歳になってもそれ相応の相手が現れてくるということ。 - 後悔先に立たず
終わったことを、いくら後で悔やんでも取り返しがつかないということ。 - 光陰矢の如し
月日のたつのが速いことのたとえ。 - 口は禍のもと・口は災いの元
不用意な発言が思いがけない災難を招くということ。 - 好きこそ物の上手なれ
好きな事には自然と熱中できるから、上達が早いということ - 好機逸すべからず
【こうきいっすべからず】
絶好の機会にめぐりあったときには、それをとりのがしてはならない。 - 弘法も筆の誤り
その道にすぐれている人でも、時には失敗するというたとえ。 - 弘法筆を択ばず
その道にすぐれている人は、どんな道具を使っても優れた成果を上げるものである。 - 荒馬の轡は前から
難題にぶつかったときは、正面から堂々とぶつかるのがよい。 - 今日考えて明日語れ
発言はよくよく考えてからにせよということ。 - 細き流れも大河になる
小さな努力の積み重ねが大きな成果につながる。 - 細工は流々仕上げを御覧じろ
【さいくはりゅりゅしあげをごろうじろ】
仕事には色々なやり方があるのだから、途中でとやかく言わないで出来あがりを見てから評価してほしいということ。 - 罪を憎んで人を憎まず
人が犯した罪は憎むべきであるが、その罪を犯した人を憎んではいけない。 - 三人寄れば文殊の知恵
凡人でも三人集まれば、すばらしい知恵が出るものだということ。 - 山高きが故に貴からず
どんなに見た目が立派でも、内容が伴わなければ優れているとは言えない。 - 志ある者は事竟になる
志がしっかりしていれば困難を乗り越え、成し遂げることができる。 - 志は葉に包む
ささやかな贈り物でも真心さえこもっていればよい。大切なのは贈る人の気持ちということ。 - 思い立ったが吉日
【おもいたったがきちじつ】
何かをしようと思い立ったら、その日を吉日としてすぐに始めるのがよい。 - 思う念力岩をも通す
どんなことでも精魂こめてすれば、できないことはない。 - 死んで花実が咲くものか
死んでしまえば、万事おしまいである。 - 時は金なり
時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけない。 - 時は人を待たず
時の流れは人を待ってくれないから、今を大切にせよ。
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