言ってることとやってることが違うことを表す、四字熟語やことわざを一覧にまとめました。「言ってることとやってることが違う」を短く言いたいに使うことばです。
「有言不実行」のように言ってやらない人、言ってることとやっていることが違う人、ちょっと前に言ったことをすぐ撤回する人などに当てはまる言葉の一覧となっています。
四字熟語・ことわざ – 『言ってることとやってることが違う』
四字熟語
- 二股膏薬
【ふたまたこうやく】
定見を持たないこと。節操がないことをいう。 - 内股膏薬
【うちまた-こうやく】
あっちについたりこっちについたりして、節操のないこと。しっかりした意見がなくその時の気持ちで動くこと。また、そのような人をあざけっていう語。日和見ひよりみ。▽「内股」は股の内側。「膏薬」は練って作った外用薬。内股にはった膏薬が、動くたびに右側についたり左側についたりする意。「膏」は「ごう」とも読む。 - 口是心非
【こうぜしんぴ】
口に出して言うことと、気持ちが一致していないこと。 - 右往左往
【うおう-さおう】
混乱しうろたえて、右に行ったり左に行ったりすること。また、混乱して秩序がないたとえ。 - 右顧左眄
【うこ-さべん】
右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。▽「顧」は気にかけて振り返る、気になって見る意。「眄」は気にかけて流し目でちらりと見ること。「左眄右顧さべんうこ」ともいう。 - 支離滅裂
【しりめつれつ】
ばらばらでまとまりがなく、一貫性に欠けていること。 - 朝三暮四
【ちょうさんぼし】
表面的な相違や利害にとらわれて結果が同じになることに気づかぬこと。うまい言葉で人をだますこと。 - 朝令暮改
【ちょうれいぼかい】
朝に命令を出して夕方それを変えること。 - 牛頭馬肉
【ぎゅうとうばにく】
言ってることとやってることが違うという意味。牛の頭を店頭に掲げておきながら、実際には馬の肉を売るということから。 - 羊頭狗肉
【ようとうくにく】
「羊頭を掲げて狗肉を売る」の故事で、言ってることとやってることが違うという意味。 - 自家撞着
【じかどうちゃく】 - 自己矛盾
【じこむじゅん】
自分自身の中で、論理や行動が食い違い、つじつまが合わなくなること。 - 薄志弱行
【はくしじゃっこう】
意志が弱く行動力に乏しいこと。物事を断行する力に欠けること。 - 言行相反
【げんこうそうはん】
言っていることとやっていることが違っていること。 - 言行齟齬
【げんこうそご】
言った事と、実際の行動が一致しないこと。 - 面従腹背
【めんじゅうふくはい】
表では服従するように見せかけて、内心では反対すること。
五字以上の言葉
- マッチ・ポンプ
【マッチ・ポンプ】
自分で起こしたさわぎに自分で片を付ける偽善的な自作自演の手法・行為。 - 言行不一致
【げんこうふいっち】
口で言うことと行動とに矛盾があること。 - 有言不実行
【ゆうげんふじっこう】
口にしたことを実行しないこと。宣言するだけしておきながら行動が伴わないこと。
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