日本の滝百選は、1990年に選定された日本を代表する100の滝のことです。「日本百名滝」や「日本百名瀑」とよばれることもあるようです。この日本の滝百選は、環境庁(現・環境省)と林野庁の後援のもと、グリーンキャンペーンの一環として企画されました。日本全国から527滝の応募があり、8人の選考委員によって127滝が選ばれ、最終選考で100滝となりました。
日本の滝百選 一覧
滝の場所は、住所がグーグルマップにリンクしているのですぐに確認できます。
北海道エリア
北海道
1
羽衣の滝
落差:270m
形態:段瀑
2
インクラの滝
落差:45m
形態:直瀑
3
賀老の滝
落差:70m
形態:直瀑
4
流星の滝・銀河の滝
5
アシリベツの滝
落差:26m
形態:直瀑
6
オシンコシンの滝
落差:50m
形態:分岐瀑
東北エリア
青森県
7
くろくまの滝
落差:85m
形態:分岐瀑
8
松見の滝
落差:90m
形態:段瀑
岩手県
9
不動の滝
落差:15m
形態:直瀑
宮城県
10
秋保大滝
落差:55m
形態:直瀑
11
三階の滝
落差:181m
形態:段瀑
秋田県
12
七滝
落差:60m
形態:段瀑
13
茶釜の滝
落差:100m
形態:段瀑
14
法体の滝
落差:57m
形態:段瀑
15
安の滝
落差:90m
形態:分岐瀑
山形県
16
滑川大滝
落差:80m
形態:分岐瀑
17
白糸の滝
落差:124m
形態:段瀑
18
七ッ滝
落差:90m
形態:段瀑
福島県
19
乙字ヶ滝
落差:6m
形態:渓流瀑
20
三条の滝
落差:100m
形態:直瀑
21
銚子ヶ滝
落差:48m
形態:段瀑
関東エリア
茨城県
22
袋田の滝
落差:120m
形態:段瀑
栃木県
23
華厳の滝
落差:97m
形態:直瀑
24
霧降滝
落差:80m
形態:分岐瀑
群馬県
25
吹割の滝
落差:7m
形態:渓流瀑
26
常布の滝
落差:40m
形態:直瀑
27
棚下不動滝
落差:37m
形態:直瀑
埼玉県
28
丸神の滝
落差:76m
形態:段瀑
東京都
29
払沢の滝
落差:60m
形態:段瀑
神奈川県
30
早戸大滝
落差:50m
形態:段瀑
31
洒水の滝
落差:69m
形態:段瀑
北陸・甲信越エリア
山梨県
32
七ツ釜五段の滝
落差:50m
形態:段瀑
33
北精進ヶ滝
落差:121m
形態:直瀑
34
仙娥滝
落差:23m
形態:直瀑
新潟県
35
鈴ヶ滝
落差:50m
形態:分岐瀑
36
苗名滝
落差:55m
形態:直瀑
37
惣滝
落差:80m
形態:直瀑
富山県
38
称名滝
落差:350m
形態:段瀑
石川県
39
姥ヶ滝
落差:76m
形態:分岐瀑
福井県
40
龍双ヶ滝
落差:60m
形態:分岐瀑
長野県
41
米子大瀑布 不動滝
米子大瀑布 権現滝
42
三本滝
落差:50-60m
形態:分岐瀑
43
田立の滝
落差:–
形態:滝群
東海エリア
岐阜県
44
根尾の滝
落差:63m
形態:直瀑
45
平湯大滝
落差:64m
形態:直瀑
46
養老の滝
落差:30m
形態:直瀑
47
阿弥陀ヶ滝
落差:60m
形態:直瀑
静岡県
48
安倍の大滝
落差:40m
形態:直瀑
49
浄蓮の滝
落差:25m
形態:直瀑
愛知県
51
阿寺の七滝
落差:64m
形態:段瀑
三重県
52
布引の滝
落差:52m
形態:段瀑
53
赤目四十八滝
落差:–
形態:滝群
54
七ツ釜滝
落差:120m
形態:段瀑
近畿エリア
滋賀県
55
八ツ淵の滝
落差:–
形態:滝群
京都府
56
金引の滝
落差:40m
形態:分岐瀑
大阪府
57
箕面の滝
落差:33m
形態:直瀑
兵庫県
58
原不動滝
落差:88m
形態:段瀑
59
猿尾滝
落差:60m
形態:段瀑
60
天滝
落差:98m
形態:分岐瀑
61
布引の滝
落差:43m
形態:段瀑
奈良県
62
双門の滝
落差:80m
形態:段瀑
63
不動七重滝
落差:100m
形態:段瀑
64
笹の滝
落差:32m
形態:直瀑
65
中の滝
落差:245m
形態:段瀑
和歌山県
66
那智の滝
落差:133m
形態:直瀑
67
桑ノ木の滝
落差:21m
形態:直瀑
68
八草の滝
落差:45m
形態:直瀑
中国エリア
鳥取県
69
大山滝
落差:43m
形態:段瀑
70
雨滝
落差:40m
形態:直瀑
島根県
71
壇境の滝
落差:50m
形態:直瀑
岡山県
73
神庭の滝
落差:110m
形態:分岐瀑
広島県
74
常清滝
落差:126m
形態:段瀑
山口県
75
寂地峡五竜の滝
落差:–
形態:滝群
四国エリア
徳島県
76
大釜の滝
落差:20m
形態:直瀑
77
轟九十九滝
落差:–
形態:滝群
78
雨乞の滝
落差:45m
形態:段瀑
愛媛県
79
雪輪の滝
落差:60m
形態:渓流瀑
80
御来光の滝
落差:102m
形態:段瀑
高知県
81
龍王の滝
落差:20m
形態:直瀑
82
轟の滝
落差:82m
形態:段瀑
83
大樽の滝
落差:42m
形態:直瀑
九州エリア
佐賀県
84
観音の滝
落差:45m
形態:段瀑
85
見帰りの滝
落差:100m
形態:分岐瀑
熊本県
86
四十三万の滝
落差:6m
形態:渓流瀑
87
栴檀轟の滝
落差:70m
形態:直瀑
88
数鹿流ヶ滝
落差:60m
形態:直瀑
89
鹿目の滝
落差:36m
形態:直瀑
大分県
90
東椎屋の滝
落差:85m
形態:直瀑
91
原尻の滝
落差:20m
形態:直瀑
92
震動の滝
落差:83m
形態:直瀑
93
西椎屋の滝
落差:86m
形態:直瀑
宮崎県
94
関之尾滝
落差:18m
形態:分岐瀑
95
矢研の滝
落差:73m
形態:分岐瀑
96
行縢の滝
落差:77m
形態:直瀑
97
真名井の滝
落差:17m
形態:直瀑
鹿児島県
98
龍門滝
落差:46m
形態:分岐瀑
99
大川の滝
落差:88m
形態:分岐瀑
沖縄エリア
沖縄県
100
マリュドゥの滝
落差:20m
形態:段瀑
日本三大名瀑
日本三名瀑は、一般には日光の「華厳の滝」、熊野の「那智の滝」、奥久慈の「袋田の滝」の3滝の事といわれています。
華厳の滝
落差:97m
形態:直瀑
那智の滝
落差:133m
形態:直瀑
袋田の滝
落差:120m
形態:段瀑
しかし、全国的に見れば、これに決まっているわけではなく、特に定説はありませんが、那智滝、華厳滝が入っているのが定番で、あと1つには以下のような滝が挙げられています。
- 秋保大滝 宮城県 仙台市太白区秋保町馬場大滝
- 三条の滝 福島県 南会津郡檜枝岐村字燧ケ岳
- 安倍の大滝 静岡県 静岡市葵区梅ヶ島
- 称名滝 富山県 中新川郡立山町芦峅寺
- 白糸の滝 静岡県 富士宮市上井出273−1
- 白水滝 岐阜県 大野郡白川村大字平瀬
- 布引の滝 兵庫県 神戸市中央区
この他にも、各地域ごとに三名瀑といわれている滝があります。
各地域ごとに三名瀑
飽海三名瀑(山形県)
- 一の滝・二の滝
- 玉簾の滝
- 十二滝
越後三名瀑(新潟県)
- 鈴ヶ滝
- 苗名滝
- 惣滝
日光三名瀑(栃木県日光市)
- 華厳滝
- 霧降の滝
- 裏見の滝
奥日光三名瀑(栃木県日光市)
- 華厳滝
- 湯滝
- 竜頭の滝
南牧三名瀑(群馬県南牧村)
- 三段の滝
- 象ケ滝
- 線ヶ滝
石川三名瀑(石川県)
- 鶴ヶ滝
- 桶滝
- 姥ヶ滝
飛騨三名瀑(岐阜県)
- 平湯大滝
- 乗政大滝
- 胡桃大滝
但馬三名瀑(兵庫県)
- 猿尾滝
- 天滝
- 霧ヶ滝
奥豊後三名瀑(大分県)
- 白水の滝
- 原尻の滝
- 沈堕の滝
日本三大神滝
日本三大神滝は、名瀑として知られる古来からの景勝地で、下記の3滝とされています。
華厳滝
布引の滝
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