26. 花散らし はなちらし
桜の季節に野外で遊ぶこと。
27. 花明かり はなあかり
群れ咲く桜の花のために、夜でも明かりを灯したように明るく見えること。
28. 花明り はなあかり
夜、桜の花の白さで、あたりがぼんやり明るく見えること。
29. 花時 はなどき
春いろいろな花の咲く頃。特に桜の花の頃。
30. 花曇 はなぐもり
桜の頃に多い曇天。養花天[ようかてん]ともいう。
31. 花疲れ はなづかれ
花見のあとの気だるい感じ。美しいものをみた充足感。
32. 花盛り はなざかり
花が満開に咲くこと。その季節。全盛期のたとえ。
33. 花筏 はないかだ
水面に散った花びらが吹き寄せられ流れていく様子。
34. 花筵 はなむしろ
桜の花びらが一面に散り敷いている様子。
35. 花篝 はなかがり
夜桜を見るために花の下で焚かれる篝火のこと。花雪洞[はなぼんぼり]ともいう。
36. 花衣 はなごろも
花見に行く際の女性の美しい着物。
37. 花霞 はながすみ
遠くに群がって咲く桜の花が白く見えるさまを霧にたとえていう言葉。
38. 零れ桜 こぼれざくら
散る桜。
39. 夜桜 よざくら
夜の桜の花。
以上、『桜』の美しさを連想させる言葉 一覧 – 桜の舞う表現・愛でる表現 を紹介しました。
日本語らしい桜に対する美しい和の表現なので、ぜひ参考にしてみてください。
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