疲労・無気力の感情を表す言葉
心身の力が抜け、何もしたくなくなる状態に関わる言葉です。単なる疲れだけでなく、意欲が薄れる静かな停滞まで含む表現です。
- 倦怠(けんたい)
だるさと飽きの感覚。
意欲が続かず動き出せない停滞感を含む落ち着いた響き。 - 無気力(むきりょく)
やる気が出ない状態。
何かを始める力が湧かないときの心の静止を表す語。 - 脱力(だつりょく)
力が抜けること。
緊張が途切れたあとに残る空白のような感覚を含む。 - 気だるい(けだるい)
体が重い感じ。
気分も動作もゆっくりになってしまうような穏やかな疲れを表す。 - 億劫(おっくう)
動くのが面倒な気持ち。
やるべきことを前にして足が進まない心理を柔らかく示す語。 - 気乗りしない(きのりしない)
積極的になれない状態。
拒否ではないが心が動かないときの曖昧な停滞感を伝える。 - 気疲れ(きづかれ)
精神的な疲労。
対人関係などで神経を使い続けたあとの静かな疲れを示す。 - 消耗(しょうもう)
力を使い果たすこと。
長く続いた負担によって余力が残らない状態を表す語。 - 疲れ果てる(つかれはてる)
極度に疲れること。
動き出す余裕がなくなるほどの重い疲労を率直に伝える。 - 放心(ほうしん)
ぼんやりした状態。
出来事のあと意識が空白になるような感覚を含む語。 - 憂鬱(ゆううつ)
気分が晴れないこと。
明確な理由がなくても心が重く、何をしても色が薄いように感じる状態を表す。雨空のように長引きやすい気分の陰りを含む。 - 落ち込み(おちこみ)
気分が沈むこと。
失敗や疲れのあと、気力が下がっていく感覚を日常的に言い表せる。励ましより、まず静かに休みたいときの心の形に近い。 - 疲弊(ひへい)
ひどく疲れ弱ること。
体力だけでなく気持ちの余裕もすり減り、反応が遅くなるような状態を示す。頑張り続けた人ほど、静かに深く表に出やすい。 - 意欲低下(いよくていか)
やる気が弱まること。
前はできたことが面倒に感じ、動き出すまでが重くなる状態を表す。怠けとは違い、心の燃料が薄くなったような感覚に近い。 - 虚脱感(きょだつかん)
力が抜け切った感じ。
緊張がほどけたあと、体も心も空洞になるように感じる状態を示す。達成のあとに訪れることもあり、静かな空白として残りやすい。
負の感情を、やわらかく言い換える
負の感情には、同じ「つらい」でも温度や形の違いがあります。「不安」「憂い」「焦燥」「やるせない」など、言葉が増えるほど気持ちは整理しやすくなり、伝え方も丁寧になります。文章表現の幅を広げたいとき、創作の人物像に陰影を足したいときにも、使える語彙として役立ちます。
FAQ よくある質問
「不安」と「心配」はどう違いますか?
「不安」は理由がはっきりしない落ち着かなさまで含みます。「心配」は相手や出来事の行方など、気にかける対象が見えやすい場面で使われやすい表現です。
「焦り」と「焦燥」は同じ意味ですか?
どちらも気が急く感覚ですが、「焦燥」は落ち着かなさが内側で長く続く響きがあります。日常の一瞬なら「焦り」、胸のざわつきが続くなら「焦燥」が合うことがあります。

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