後悔・自己嫌悪の感情を表す言葉
過去の行動や選択を思い返すときに生まれる内向きの感情を表す言葉です。自責の念ややるせなさなど、自分自身に向けられる視線の重さを表す表現です。
- 後悔(こうかい)
過去を悔やむ気持ち。
選択を振り返るたびに心が重くなる感覚を表し、時間が経っても残る思いを含む。 - 悔恨(かいこん)
深く悔やむこと。
取り返しのつかない出来事に対して抱く重い感情を静かな響きで伝える語。 - 自責(じせき)
自分を責める思い。
原因を自分に求め続けることで心が疲れていく状態を含む表現。 - 自省(じせい)
自分を振り返ること。
冷静に見直そうとする姿勢を含みつつ、内面の痛みを伴う場面にも使われる。 - やるせない(やるせない)
どうしようもない気持ち。
解決できない出来事を抱えたときの行き場のない感情をやわらかく表す。 - 情けない(なさけない)
自分に失望する気持ち。
期待していた姿との落差に気づいたときの痛みを率直に伝える言葉。 - 恥じる(はじる)
恥ずかしく思うこと。
過去の行動を思い返したとき胸が縮むような感覚を含む。 - 悔しい(くやしい)
思い通りにならない苦しさ。
努力や期待が届かなかったときに生まれる内向きの熱を表す。 - 負い目(おいめ)
申し訳なさの感覚。
誰かに対して償えない思いを抱くときの心の重さを示す。 - 呵責(かしゃく)
良心の責め。
自分の行為を思い返したときに内側から湧き上がる痛みを表す語。 - 自己嫌悪(じこけんお)
自分を嫌う気持ち。
理想との距離を痛感したときに生まれる内向きの否定感を直接的に示す。 - 罪悪感(ざいあくかん)
悪いことをしたという思い。
誰かを傷つけたかもしれない、と胸の奥が痛む感覚を表す。謝りたいのに言葉が出ないとき、静かな重さとして残りやすい。 - 羞恥心(しゅうちしん)
恥ずかしいと思う心。
人に見られたくない気持ちが強くなり、顔が熱くなるような感覚を含む。小さな失敗でも心に引っかかり、行動を鈍らせることがある。 - 自己卑下(じこひげ)
自分を低く見積もること。
褒め言葉さえ受け取りにくくなり、自分の価値を縮めてしまう状態を示す。優しさのつもりでも心を疲れさせることがある。 - 自己不信(じこふしん)
自分を信じられない感覚。
判断に自信が持てず、何度も確認してしまう心理を表す。失敗の記憶が影になり、次の一歩が重くなるときに似合う語。 - 屈辱(くつじょく)
はずかしめを受けること。
尊厳が傷ついたと感じたとき、悔しさと痛みが混ざって胸に残る感情を示す。怒りへ転じる前の深い沈みとして描かれることも多い。
虚しさの感情を表す言葉
満たされなさや意味の手応えを失ったときの感覚を表す言葉です。悲しみと似ていながら静かに広がる感情を表す表現です。
- 虚無感(きょむかん)
何も感じられない感覚。
感情の動きが止まったような空白を表し、静かな無力感を伴う語。 - 空虚(くうきょ)
中身がない状態。
満たされない思いが広がるときの乾いた感覚を示す落ち着いた表現。 - 虚しさ(むなしさ)
意味を感じられない気持ち。
努力のあとに手応えが残らないときの静かな落ち込みを含む。 - 徒労感(とろうかん)
無駄だったと感じる思い。
積み重ねた時間が報われなかったときの重たい疲れを表す。 - むなしい(むなしい)
空しさを感じる様子。
喜びが続かず静かに消える瞬間の余白を伝える言葉。 - 白ける(しらける)
興が冷めること。
期待が途切れた瞬間に空気が変わる感覚を軽く表す語。 - 気が抜ける(きがぬける)
張りが失われる状態。
終わったあとに残る脱力感を日常的に表現する言葉。 - 空っぽ(からっぽ)
中身がない状態。
達成後に何も残らないような感覚を素直に示す語。 - 虚脱(きょだつ)
力が抜けた状態。
緊張が解けたあとに訪れる無気力な空白を表すやや硬めの語。 - 閉塞感(へいそくかん)
行き場がない感じ。
先が詰まっているように思え、呼吸が浅くなる心理を表す。状況が動かないとき、空気そのものが重くなる感覚に重なる。 - 停滞感(ていたいかん)
進まない感じ。
努力しても変化が見えず、時間だけが過ぎていくように感じる状態を示す。焦りよりも静かで、じわじわ心を乾かしていく。 - 無感動(むかんどう)
感動が起きないこと。
嬉しいはずの出来事にも反応が薄く、心が平らになったように感じる状態を表す。疲れや虚しさが長引くときに顔を出しやすい。 - 無関心(むかんしん)
関心を持たないこと。
興味の糸が切れたように、何事にも心が向かなくなる状態を示す。防衛として距離を置くときにも現れ、冷えた静けさが残る。 - 思考停止(しこうていし)
考えるのが止まる状態。
情報や感情が多すぎて頭が追いつかず、判断を先送りにしてしまう感覚を表す。心を守るために、いったん止まってしまうこともある。
嫉妬の感情を表す言葉
他者との比較から生まれる揺れを表す言葉です。羨ましさと痛みが混ざり合う複雑な感情を表す表現です。
- 嫉妬(しっと)
他人をねたむ気持ち。
自分との違いを強く意識したときに胸に生まれる熱を含む語。 - ねたみ(ねたみ)
羨みから生じる不快感。
相手の幸福を素直に喜べないときの複雑な感情をやわらかく表す。 - やきもち(やきもち)
愛情と不安の混ざる感情。
関係を失うかもしれないと感じた瞬間に生まれる小さな揺れを示す。 - 羨望(せんぼう)
うらやましく思うこと。
憧れに近いが、届かない距離を感じたときの痛みを伴う語。 - 劣等感(れっとうかん)
自分が劣ると思う感覚。
比較の中で自信を失うときの静かな落ち込みを含む表現。 - 卑屈(ひくつ)
自分を低く見る態度。
自信のなさが言動に表れる状態を示し、内向きの重さを持つ語。 - 引け目(ひけめ)
負い目を感じる思い。
対等に振る舞えない心理的距離をやわらかく示す。 - 後ろめたい(うしろめたい)
やましさを感じる状態。
自信が持てず胸の奥が落ち着かない感覚を表す。 - 肩身が狭い(かたみがせまい)
気まずく感じる様子。
周囲に対して居心地の悪さを覚えるときの社会的な劣等感を含む。 - 面目ない(めんぼくない)
恥ずかしい思い。
期待に応えられなかったときの申し訳なさを表す古風な響き。 - 劣る気がする(おとるきがする)
自信を失う感覚。
比較した瞬間に胸が沈むような思いを率直に表現する。 - コンプレックス(こんぷれっくす|外来語)
劣等意識。
繰り返し意識してしまう自分の弱点を指す言葉として日常的に使われる。 - 敗北感(はいぼくかん)
負けたと感じる思い。
結果だけでなく、自分の努力や価値まで否定されたように感じるときに生まれる。悔しさと疲れが混ざり、言葉が少なくなる感覚に近い。 - 無力感(むりょくかん)
力が及ばないと感じる思い。
頑張っても変えられない現実に触れたとき、手が届かない距離が胸に残る。諦めと悔しさが入り混じる静かな重さを含む。 - 惨めさ(みじめさ)
みすぼらしいと感じる気持ち。
自分を小さく扱ってしまうときに生まれ、言葉にした瞬間さらに痛むこともある。けれど、気持ちを認める入口としても使える。 - 被害者意識(ひがいしゃいしき)
自分だけが損をしていると思う感覚。
心が追い込まれると、出来事を「自分への攻撃」として受け取りやすくなる。孤立や不満と結びつき、視野を狭めてしまうことがある。 - 自己軽蔑(じこけいべつ)
自分を見下す気持ち。
失敗を理由に自分を価値のない存在だと決めつけてしまう状態を示す。言葉の選び方ひとつで痛みが増すため、慎重に扱いたい語でもある。

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