日本の恐ろしい妖怪一覧 100選|山・海・家・夜道に潜む恐怖の存在たち

スポンサーリンク

4:夜道や路地裏で遭遇する怪異

  1. がしゃどくろ
    戦死者や野垂れ死にした人々の怨念が集まり、巨大な骸骨となった姿。夜道にガチガチと音を立てて現れ、生きている人間を見つけると、巨大な手で掴み上げて頭から噛み砕き、その血を啜ると言われています。
  2. 見越し入道(みこしにゅうどう)
    夜道で出くわす坊主頭の巨大な妖怪。見上げれば見上げるほどどんどん背が高くなり、最後には上からのしかかってきて喉笛を噛み切ります。「見越した」と唱えれば消えると言われますが、隙を見せれば命はありません。
  3. ぬらりひょん
    「妖怪の総大将」とも称されますが、その本質は神出鬼没な恐怖です。忙しい夕暮れ時にどこからともなく家に入り込み、勝手に茶を飲み、主人のような顔をします。その正体は掴みどころがなく、追い出そうとしてもいつの間にか消えている不気味な存在です。
  4. 鬼(おに)
    言わずと知れた最凶の存在。人を喰らい、村を滅ぼすほどの力を持つとされ、夜道で遭遇すればまず助からないと恐れられてきました。
  5. 鬼火(おにび)
    夜道に浮かぶ不気味な火の玉。人を惑わせて迷わせたり、死へと導く前触れとして現れるとも言われています。
  6. 辻神(つじがみ)
    辻(十字路)に現れる神または怪異。出会った者に災いをもたらし、取り憑かれると病や死に至ることもあると恐れられています。
  7. 送り狼(おくりおおかみ)
    夜道で人の後をつけてくる狼の妖怪。転んだり弱みを見せた瞬間に襲いかかり、命を奪うとされる緊張感の高い存在です。
  8. 夜行さん(やぎょうさん)
    夜に現れる行列のような怪異。その存在に遭遇すると命を落とすとも言われ、見てはいけないものの象徴とされています。
  9. 目玉しゃぶり(めだましゃぶり)
    橋や夜道に現れる女の姿の怪異です。近づいた人に不吉な出来事をもたらし、目玉を奪うというおぞましい話で知られています。静かな夜道に潜む不気味さが強い妖怪です。

5:戦場・墓場・死にまつわる怨念

  1. 七人ミサキ(しちにんみさき)
    常に7人組で現れる亡霊。1人を取り殺すと、殺された者がミサキの仲間入りをし、元からいた1人が成仏するという「身代わり」の連鎖が特徴です。一度遭遇すると、誰かが死ぬまで止まらない最凶の集団霊です。
  2. 累(かさね)
    醜い容姿を理由に夫に殺された女性の怨霊。その深い恨みは凄まじく、死後も夫の後妻やその子供たちに取り憑き、顔を自分と同じ醜い姿に変えたり、無惨な死へと追いやったりすると伝えられています。
  3. 死神(しにがみ)
    人の死期が近づくと現れ、自ら命を絶つように耳元で囁いたり、不慮の事故が起きるように仕向けたりする存在。一度取り憑かれると、どれほど幸運な人間でも死の誘惑から逃れることは困難です。
  4. 骨女(ほねおんな)
    生前愛した男に会いたい一心で、骸骨の姿のまま現世に留まる女性の亡霊。愛に目が眩んでいる男には生前の美しい姿に見えますが、傍から見れば骸骨と抱き合っているように見え、男は次第に精気を吸い尽くされて死に至ります。
  5. 落ち武者(おちむしゃ)
    戦に敗れ、無念の死を遂げた武士の霊。矢が刺さり、血まみれの手負いの姿で現れます。自分を裏切った者や、その子孫を呪い殺すために夜な夜な現れ、刀を振り回して暴れるとされます。
  6. 火前坊(かぜんぼう)
    京都の鳥辺野(墓場)に現れる、炎に包まれた修行僧の姿をした妖怪。生前に悟りを開けず、妄執に囚われたまま亡くなった者の末路とされ、近づく者に業火の苦しみを与えると恐れられています。
  7. 青女房(あおにょうぼう)
    荒れ果てた古い御所に住み着く、顔に白粉(おしろい)を塗りたくり、お歯黒をつけた不気味な女官の妖怪。鏡を見ながら化粧をし続け、迷い込んだ人間を見つけると、牙を剥き出しにして食らいつきます。
  8. 陰摩羅鬼(おんもらき)
    十分な供養をされていない死体から生じる気が、黒い鳥の姿となった妖怪。死人のような顔を持ち、不気味な声で鳴きながら、供養を怠っている僧侶や遺族を激しく叱責し、時には襲いかかります。
  9. 餓鬼(がき)
    生前の欲深さや悪行の報いとして、飢えと渇きに苦しみ続ける亡者。食べ物を口にしても炎に変わるなど決して満たされず、人間の精気や供物を求めてさまよい続ける存在です。

6:動物が化けた、狡猾で残忍な妖怪

6:動物が化けた、狡猾で残忍な妖怪

  1. 九尾の狐(きゅうびのきつね)
    9本の尾を持つ巨大な狐。美女「玉藻前」に化けて皇帝をたぶらかし、国を滅ぼそうとした最凶の妖狐です。死後も「殺生石」となり、近づく生き物の命を奪い続けるほどの強力な毒気を放ちます。
  2. 土蜘蛛(つちぐも)
    巨大な蜘蛛の姿をした怪物。古くは朝廷に従わない勢力を指す言葉でもありましたが、伝承では山中に巣を張り、幻術を使って人間を迷わせ、糸で絡めとって生きたまま貪り食う恐ろしい存在です。
  3. 大百足(おおむかで)
    山を七巻き半もするほどの巨体を持つ、伝説的なムカデの怪物。龍をも食らうと言われるほど狂暴で、その外殻は刀も通さないほど硬く、吐き出す息は強い毒性を持って村一つを滅ぼすと言われます。
  4. 鉄鼠(てっそ)
    恨みを抱いて死んだ高僧が、数万匹のネズミの群れと化した姿。石の体と鉄の牙を持ち、仏像や経典を食い荒らすだけでなく、人間に襲いかかってその肉を骨ごと削り取るとされる呪いの化身です。
  5. 化け猫(ばけねこ)
    長く生きた猫が尾を二股に割らせ「猫又」となった姿。飼い主を殺して入れ替わったり、死体を操って踊らせたりします。執念深く、一度恨みを買うと一族郎党を呪い殺すまで止まらないと言われます。
  6. 大蝦蟇(おおがま)
    深い山の沢に住む、人間よりも巨大なカエルの妖怪。口から虹のような気を出して人間を吸い寄せ、長い舌で一飲みにします。また、槍や刀を投げても跳ね返す異常な皮膚の硬さを持っています。
  7. 野鉄砲(のでっぽう)
    猯(まみ)やムササビが年を経て化けたもの。山道を歩く人間の顔に、蝙蝠のような羽根を広げて覆いかぶさり、窒息させてからその肉を食らいます。目に見えない速さで襲ってくるため、防ぐのが困難です。
  8. 牛鬼(うしおに)
    牛の頭と蜘蛛や鬼の体を持つ怪物。海辺や川辺に現れ、人間を襲って肉を喰らうとされます。一度狙われると執念深く追い続け、逃げ切るのは極めて困難といわれています。
  9. 絡新婦(じょろうぐも)
    巨大な蜘蛛が美女に化けた妖怪。男を誘惑して巣へと誘い込み、糸で絡め取って生きたまま喰らいます。知能が高く、言葉巧みに人間を騙す狡猾さを持っています。
  10. 鎌鼬(かまいたち)
    イタチの妖怪で、真空の刃のような風とともに現れます。気づかぬうちに肉を切り裂かれ、傷口から血が噴き出すという不可解な被害をもたらします。三体一組で行動するとも言われています。
  11. 鵺(ぬえ)
    猿の顔・狸の体・虎の手足・蛇の尾を持つ異形の怪物です。帝に呪いをかけ病に伏せさせたとされ、国家に災厄をもたらす存在として恐れられています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
言葉

コメント