11. 神は非礼を受けず
かみはひれいをうけず
□礼儀に外れたことを願って祭っても、神に受け入れてもらえない。
12. 神は自ら助くる者を助く
かみはみずからたすくるものをたすく
□他人に頼らず、自分で努力する者には天の助けがあり、幸福になるということ。
13. 苦しい時の神頼み
くるしいときのかみだのみ
□信仰心を持たない者が、困難な状況のときに神仏に助けを求めるということ。
14. 健全なる精神は健全なる身体に宿る
けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる
□身体が健全ならば精神も自ずと健全になるということ。
15. 触らぬ神に祟りなし
さわらぬかみにたたりなし
□その物事にかかわりさえもたなければ、余計な災いを受けることもないということ。
16. 正直の頭に神宿る
しょうじきのこうべにかみやどる
□神様は正直者を見守っていて、いつの日にかその加護があるということ。
17. 知らぬ神より馴染みの鬼
しらぬかみよりなじみのおに
□よく知らない人より身近な人のほうが頼りになるということ。
18. 捨てる神あれば拾う神あり
すてるかみあればひろうかみあり
□他人から見捨てられても、別の人が必要としているということ。
19. 精神一到 何事か成らざん
せいしんいっとう なにごとかならざん
□どんなむずかしいことでも精神を集中して事に当たれば、成し遂げることができる。
20. 知恵ない神に知恵付ける
ちえないかみにちえつける
□余計な入れ知恵をして事態をややこしくするということ。
21. 十で神童 十五で才子 二十過ぎれば只の人
とおでしんどう じゅうごでさいし はたちすぎればただのひと
□子供の時に並外れて優れていると言われていても、成長するに連れて平凡になる人物が多いということ。
22. 所の神様ありがたからず
ところのかみさまありがたからず
□自分の身近にあり、よく知っているものは、ありがたみが薄くなってしまうこと。
23. 兵は神速を貴ぶ
へいはしんそくをたっとぶ
□戦いは、何事も迅速に処理することが大切である。
24. 神輿を上げる
みこしをあげる
□座り込んでいた人が立ち上がること。
25. 弱みに付け込む風邪の神
よわみにつけこむかぜのかみ
□悪いことが重なることのたとえ。
26. 民の声は神の声
たみのこえはかみのこえ
□民衆の言うことは、神の言葉に等しい。世論に耳を傾けるべきであるということ。
27. 断じて行えば鬼神も之を避く
だんじておこなえばきしんもこれをさく
□強い気持ちで行えば、鬼神でさえその勢いにおされて避けて行く。
28. 仲裁は時の氏神
ちゅうさいはときのうじがみ
□争いごとを仲裁してくれる人が現れたら、素直に言う通りにした方がよい。
29. 天地を動かし鬼神を感ぜしむ
てんちをうごかしきじんをかんぜしむ
□詩の与える感動は非常に大きいということのたとえ
30. 十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人
とおでしんどう、じゅうごでさいし、はたちすぎればただのひと
□子供の頃は並外れてすぐれているように見えても、成長するにつれて平凡な人になってしまうこと。
コメント