『神』の付く言葉 一覧 549種類|和の言葉・カッコイイ言葉

『神』の付く言葉 一覧 549種類|和の言葉・カッコイイ言葉 一覧
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八百万の神がいるとされる日本にはいろいろな神の付く言葉があります。ここでは、神で始まる言葉、神で終わる言葉、神を含む言葉などいろいろな『神』の付く言葉を集めて一覧にまとめました。創作などの参考にいかがでしょうか?

 

 

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『神』の付く言葉一覧

 

名称・読み方 説明
武神
ぶしん
武道をつかさどり、武運を守護する神。
物神
ぶっしん
呪力があるとして崇拝の対象とされる物。
仏神
ぶつじん
仏と神。神仏。
岐神
ふなどのかみ
道の分岐点などに祭られる神。邪霊の侵入を防ぎ、旅人を守護する。
蛇神
へびがみ
蛇を神格化したもの。
箒神
ほうきがみ
箒に宿る神。安産の守り神。
疱瘡神
ほうそうがみ
祈ると疱瘡を免れたり、軽減してくる神。 または、疱瘡をもたらす悪神。
方伯神
ほうはくしん
陰陽道で方位をつかさどる神。この神がいる方角を忌み避ける。
北欧神話
ほくおうしんわ
北欧に伝えられている北ゲルマン人の神話。
禍神
まがかみ
災いをなす神。邪神。悪神。
禍津日神
まがつひのかみ
災害・凶事などを引き起こす神。
真神
まかみ
オオカミの古名。
枕神
まくらがみ
夢枕に立つ神。夢の中で神託を告げる神。
魔神
まじん
災いを起こす神。魔の神。悪魔。
益荒神
ますらかみ
男性的で勇ましい神。
摩多羅神
またらじん
天台宗で、常行三昧堂(じょうぎょうざんまいどう)の守護神。
守り神
まもりがみ
災難から自分を守ってくれる神。守護神。
迷ひ神
まよいがみ
人を迷わせるという神。
迷はし神
まよわしがみ
人を迷わせるという神。
客神
まろうどがみ
他の地域から来訪して、その土地で信仰されるようになった神。
客人神
まろうどがみ
他の地域から来訪して、その土地で信仰されるようになった神。
御神楽
みかぐら
神楽を敬っていう語。
神酒
みき
酒の美称。神に供える酒。
御酒
みき
酒の美称。神に供える酒。。
水分神
みくまりのかみ
日本神話で、水の分配をつかさどる神。
御食津神
みけつかみ
食物をつかさどる神。
御神の子
みこうのこ
神に奉仕する少女。神楽を舞う巫女。
神輿
みこし
神霊が乗るとされる輿。
御輿
みこし
神霊が乗るとされる輿。
神輿宿り
みこしやどり
祭礼などのときに神輿を仮に安置する所。

 

 

 

 

名称・読み方 説明
現つ神
あきつかみ
現世に姿を現た神。また、天皇を敬っていう。
現つ御神
あきつみかみ
現世に姿を現た神。また、天皇を敬っていう。
商い神
あきないがみ
商人の守り神。恵比須様。
悪神
あくじん
人に災いや害を与える神。
阿菩大神
あぼのおおかみ
大和三山の争いを仲裁するために出雲から出かけたという神。
天つ神
あまつかみ
高天原(たかまがはら)の神。
天照大神
あまてらすおおみかみ
高天原(たかまがはら)の主神。太陽神であり皇室の祖神。
天照大御神
あまてらすおおみかみ
高天原(たかまがはら)の主神。太陽神であり皇室の祖神。
天石門別神
あまのいわとわけのかみ
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた天の岩戸の守護神。
天常立神
あまのとこたちのかみ
日本神話で天地ができる時に生じたという神。
天御中主神
あまのみなかぬしのかみ
日本神話において最初に登場する神。
荒神
あらがみ
「三宝荒神」の略。かまどの神。防火・農業の神。
現人神
あらひとがみ
この世に現れた神。天皇の称。
荒人神
あらひとがみ
この世に現れた神。天皇の称。
荒ぶる神
あらぶるかみ
荒々しく乱暴な神。
歩き神
あるきがみ
人を旅に誘い出すという神。
生き神
いきがみ
人間の形でこの世に現れている神。徳の高い人。
軍神
いくさがみ
戦の神。武甕槌神(たけみかづちのかみ)・経津主神(ふつぬしのかみ)など。
石神
いしがみ
奇石・霊石などを神体とする神。
出雲神話
いずもしんわ
出雲地方の神話の総称。八岐大蛇(やまたのおろち)の話などがある。
出雲の神
いずものかみ
出雲大社の祭神、大国主命(おおくにぬしのみこと)。
伊勢神宮
いせじんぐう
三重県伊勢市にある神宮の総称。
市神
いちがみ
各地の市場に祭られる神。市姫。
市子
いちこ
神楽を舞ったり、祈祷、占いをして神託を得て他の者に伝えたりすることを業とする女性。
巫女
いちこ
神楽を舞ったり、祈祷、占いをして神託を得て他の者に伝えたりすることを業とする女性。
神巫
いちこ
神楽を舞ったり、祈祷、占いをして神託を得て他の者に伝えたりすることを業とする女性。
一年神主
いちねんかんぬし
1年交代で神事を主宰する者。
一神教
いっしんきょう
唯一絶対の神のみを信仰する宗教。
五部神
(いつとものおのかみ)
日本神話で、天孫降臨に際して供をした五神。天児屋命(あまのこやねのみこと)・太玉命(ふとだまのみこと)・天鈿女命(あまのうずめのみこと)・石凝姥命(いしこりどめのみこと)・玉祖命(たまのおやのみこと)。
五伴緒神
いつとものおのかみ
日本神話で、天孫降臨に際して供をした五神。天児屋命(あまのこやねのみこと)・太玉命(いつとものおのかみ

 

名称・読み方 説明
犬神
いぬがみ
人にとり憑いて害をなすという動物霊。
犬神使い
いぬがみつかい
犬神を使って害をなす呪術師。
医薬の神
いやくのかみ
医薬をつかさどる神。
宇賀神
うがじん
福徳をもたらすと考えられていた福の神たちの総称。
保食神
うけもちのかみ
日本神話で、五穀をつかさどる神。食物の神。
牛神祭
うしがみまつり
飼い牛の無病息災を祈って行われる祭礼。
牛天神
うしてんじん
牛を天満天神の使いとするところから天満宮の異称。
内神
うちがみ
本家の屋敷内に祭る神。氏神(うじがみ)。
産神
うぶがみ
妊婦や胎児、生児を守る神。出産に立ち会い、見守ってくれるとされる。
産土神
うぶすながみ
生まれた土地の守り神。
産の神
うぶのかみ
妊婦や胎児、生児を守る神。出産に立ち会い、見守ってくれるとされる。
卜庭の神
うらにわのかみ
卜占(ぼくせん=うらない)をつかさどる神。
疫神
えきじん
疫病をはやらせる神。疫病神。
疫神祭
えきじんさい
悪病の流行を防ぐために陰暦3月に行われた疫神を鎮める祭り。
裔神
えだがみ
元の神から生じた神で末社の祭神。
枝神
えだがみ
元の神から生じた神で末社の祭神。
恵方神
えほうがみ
陰陽道でその年の福徳をつかさどると神。この神のいる方角を恵方(えほう)という。
疫病みの神
えやみのかみ
病気を流行させる神。疫病神。
縁結びの神
えんむすびのかみ
男女の縁を結ぶ神。
王相神
おうそうじん
陰陽道(おんようどう)でまつる王神と相神。月ごとに所在の方角が変わる。
大己貴神
おおあなむちのかみ
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
大神
おおかみ
神を敬っていう語。
大神の祭
おおかみのまつり
大物主神(おおものぬしのかみ)の祭り。
大宜都比売神
おおげつひめのかみ
食物をつかさどる女神。
大気都比売神
おおげつひめのかみ
食物をつかさどる女神。
大年神
おおとしのかみ
豊年・豊作の神。
大歳神
おおとしのかみ
豊年・豊作の神。
大直毘神
おおなおびのかみ
禍いや穢れを改め直す神。
大穴牟遅神
おおなむちのかみ
大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名
大己貴神
おおなむちのかみ
大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名

 

名称・読み方 説明
大禍津日神
おおまがつひのかみ
凶事・災害つかさどる災厄の神。
大御神
おおみかみ
神の敬称。
大山津見神
おおやまつみのかみ
山をつかさどる神。大山祇命(おおやまつみのみこと)。
大山祇神
おおやまつみのかみ
山をつかさどる神。大山祇命(おおやまつみのみこと)。
御神楽
おかぐら
神楽を丁寧にいう語。
男神
おがみ
男性の神。
沖つ御神
おきつみかみ
沖を支配する神。
臆病神
おくびょうがみ
臆病な心を起こさせる神。
鬼神
おにがみ
鬼神(きしん)」。荒々しく恐ろしい神。
御神酒
おみき
神前に供える酒。
御神酒徳利
おみきどくり
神前に供える一対の徳利。
御神籤
おみくじ
神仏のお告げを得て吉凶を知るためのくじ。
御神輿
おみこし
「神輿(みこし)」の尊敬語。 神霊が乗るとされる輿。
御神渡り
おみわたり
冬に湖水の氷結面が盛り上がってできる氷堤。
思兼神
おもいかねのかみ
日本神話で、思慮のすぐれた神。八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)。
思金神
おもいかねのかみ
日本神話で、思慮のすぐれた神。八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)。
祖神
おやがみ
祖先としての神。祖先神。氏神。
御弓の神事
おゆみのしんじ
正月に神前で矢を射る神事。魔よけの神事。
オリンポスの十二神
オリンポスのじゅうにしん
ギリシャ神話で、オリンポスの頂上に住む12人の神々。 ゼウス・ヘーラー・アテーナー・アポローン・アプロディーテー・アレース・アルテミス・デーメーテール・ヘーパイストス・ヘルメース・ポセイドーン・ヘスティアー。
海神
かいじん
海をつかさどる神。わたつみ。
迦具土神
かぐつちのかみ
火の神。火産霊神(ほむすびのかみ)。軻遇突智(かぐつち)。
神楽
かぐら
神をまつるために奏する舞楽。
神楽歌
かぐらうた
神楽の中でうたう神歌。
神楽面
かぐらおもて
神楽を奏する人。
神楽師
かぐらし
里神楽を舞う人。
神楽獅子
かぐらじし
神楽の芸能に見られる獅子舞。
神楽鈴
かぐらすず
神楽を舞うときに使う鈴。
神楽太鼓
かぐらだいこ
里神楽に用いる大太鼓。
神楽月
かぐらづき
陰暦11月の異称。
神楽堂
かぐらどう
境内にある神楽を奏するための建物。

 

名称・読み方 説明
神楽笛
かぐらぶえ
宮廷の御神楽(みかぐら)に用いる横笛。
神楽巫女
かぐらみこ
神楽を奏する女性。
神楽面
かぐらめん
神楽に使う仮面。男神面・女神面・おかめ・ひょっとこ・天狗・狐などがある。
賢所御神楽
かしこどころみかぐら
宮中の祭りのひとつ。
花神
かしん
花をつかさどる神。
河神
かしん
河を守る神。
歌神
かしん
和歌をつかさどる神。
風の神
かぜのかみ
  風をつかさどる神。風神。または、風邪をはやらせる疫病神。
風の神祭
かぜのかみまつり
風を鎮め、豊作を祈願する祭り。
葛城の神
かつらぎのかみ
大和の葛城山に住むとされる神。一言主神(ひとことぬしのかみ)。
金屋子神
かなやごがみ
たたら師・鍛冶屋など金属関係の業者が信仰する神。
竈神
かまどがみ
かまどを守護する神。奥津日子命(おくつひこのみこと)と奥津比売命(おくつひめのみこと)。

かみ
信仰の対象として尊崇・畏怖されるもの。人知を超越した絶対的能力をもつ存在。
神上げ
かみあげ
神降ろしをした神を、祭りが終わった後、天上へ帰すこと。⇔神降ろし
神遊び
かみあそび
神前で、歌舞を奏すること。神楽。
神集め
かみあつめ
陰暦10月に全国の神が出雲大社に集り、男女の縁を結ぶための相談をするという民間信仰。
神在月
かみありづき
出雲国で、陰暦10月の異称。出雲以外では「神無月(かんなづき)」という。
神歌
かみうた
神をたたえてうたう歌。
神送り
かみおくり
陰暦9月晦日(みそか)、または10月1日に全国の神々が出雲大社へ旅立つこと。この日は強い風が吹くといわれている。
神降ろし
かみおろし
祭りの初めに、祭場に神霊を招き迎えること。⇔神上げ
神帰り
かみかえり
陰暦10月晦日(みそか)、または11月1日に出雲大社に集まった神々が、それぞれの国に帰ること。
神帰り月
かみかえりづき
陰暦11月の異称。神無月(かんなづき=陰暦10月)に出雲大社に集まった神々がもとの国に帰る月。神来月(かみきづき)。
神憑り
かみがかり
神霊が人に乗り移ること。
神懸り
かみがかり
神霊が人に乗り移ること。
神隠し
かみかくし
子供などが、突然行方不明になること。
神隠れ
かみがくれ
神の姿が見えなくなること。誰にも気づかれないように姿を隠すこと。
神風
かみかぜ
神が吹き起こす風。元寇の際に吹いた激しい風。第二次大戦末期、日本軍の特別攻撃隊に冠した名称。
神語り
かみがたり
神が人に乗り移って神意を告げること。神託。
神来月
かみきづき
陰暦11月の異称。神無月(かんなづき=陰暦10月)に出雲大社に集まった神々がもとの国に帰る月。
神口
かみくち
巫女(みこ)が神憑り(かみがかり)のうちに告げる神託。

 

名称・読み方 説明
神国
かみぐに
神が統治する国。
神言
かみごと
神のお告げ。
神語
かみごと
神のお告げ。
神詞
かみごと
神のお告げ。
神事
かみごと
神を祭る行事。
神様
かみさま
神を敬っていう語。
神去り月
かみさりづき
神無月(かんなづき)に同じ。神が出雲大社へ出かけ、神がいなくなることから。
神信心
かみしんじん
神を信仰すること
神杉
かみすぎ
神域にある神が降臨するという杉。
神助け
かみだすけ
神のおかげで苦難から救われること。
神叩き
かみたたき
神に懇願すること。神頼み。
神棚
かみだな
家の中で、神を祭るための棚。
神頼み
かみだのみ
神の助けを願うこと。
神司
かみづかさ
神に仕える人。
神祇官
かみづかさ
神に仕える人。
主神
かみづかさ
神に仕える人。
神集い
かみつどい
神々が集まること。陰暦10月、出雲大社に神々が集まること。
神解け
かみとけ
雷が落ちること。
神の国
かみのくに
神が治める国。日本のこと。
神の子
かみのこ
新約聖書でイエス=キリストのこと。 キリスト教徒のこと。
神の言
かみのことば
キリスト教で、神の啓示ののこと。
神の僕
かみのしもべ
キリスト教で、預言者・使徒・信徒のこと。
神の旅
かみのたび
陰暦10月、全国の神々が出雲大社に集まるための旅。
神の民
かみのたみ
ユダヤ民族の自称。神に選ばれた民。
神の松
かみのまつ
正月に神棚に飾る松。
神の御門
かみのみかど
神殿の門。
神の御子
かみのみこ
キリスト教で、イエス=キリストのこと。 神である天皇の子のこと。
神の命
かみのみこと
神、または天皇を敬っていうことば。
神議り
かみはかり
陰暦10月、日本中の神々が出雲大社に集まり、男女の縁結びなどについて話し合いをするという伝承。
神仏
かみほとけ
神と仏。

 

名称・読み方 説明
神舞
かみまい
能の舞事のひとつ。
神参り
かみまいり
神社に参詣(さんけい)すること。
神祭
かみまつり
神を祭ること。祭り。
神迎え
かみむかえ
陰暦10月晦日(みそか)、または11月1日に、出雲大社から帰ってくる神を迎えること。
神詣で
かみもうで
神社に参詣(さんけい)すること。
神山
かみやま
神の鎮座する山。
神代
かみよ
神が治めていたという時代。日本では、神武天皇の前までの時代。
神世
かみよ
神が治めていたという時代。日本では、神武天皇の前までの時代。
神寄せ
かみよせ
神を招き寄せてお告げを聞くこと。
神漏岐
かみろき
男の神々の尊称。
神漏美
かみろみ
女の神々の尊称。
神事
かみわざ
神のしわざ。超人的な技術や行為。
神業
かみわざ
神のしわざ。超人的な技術や行為。
神渡し
かみわたし
出雲大社へ集まる神々を送る風の意から陰暦10月に吹く西風。
神人
かみんちゅ
沖縄地方で、神をまつる巫女の総称。
神祖
かむおや
神としてまつられている先祖。
神柄
かむから
神の性格や品格。
神さび
かむさび
神らしく振る舞うこと。
神御衣
かむみそ
神の着用する衣服。
神御衣の使
かむみそのつかい
古代、大嘗祭(だいじょうさい)のときに神服を織る長(おさ)と織女10人を率いて上京した三河国神服社の神職。
神御衣の祭
かむみそのまつり
朝廷から皇大神宮に神衣を奉献する祭事。
神宮
かむみや
神のおいでになる宮。
神漏岐
かむろき
男の神々の尊称。
神漏美
かむろみ
女の神々の尊称。
仮面の女神
かめんのめがみ
長野県茅野市の中ッ原遺跡から出土した土偶の愛称。
通ふ神
かようかみ
道祖神のこと。
韓神
からかみ
昔、宮内省に祭られていた大己貴(おおなむち)・少彦名(すくなびこな)の二神。
伽藍神
がらんじん
寺院を守護する神。
河伯
かわのかみ
河川をつかさどる神。
河の神
かわのかみ
河川をつかさどる神。

 

名称・読み方 説明
厠の神
かわやのかみ
厠を守護する神。
神立
かんだち
雷。雷鳴。
神司
かんづかさ
神に仕える人。
神祇官
かんづかさ
神に仕える人。
主神
かんづかさ
神に仕える人。
神殿守
かんどのもり
神殿の守衛。
神無月
かんなづき
陰暦10月の異称。全国の神々が出雲大社に出かけるため諸国の神々がいなくなることから。
神嘗
かんなめ
「神嘗祭(かんなめさい)」の略。毎年秋に天皇が新穀でつくった神酒と神饌(しんせん)を伊勢神宮に奉る祭儀。
神嘗祭
かんなめさい
毎年秋に天皇が新穀でつくった神酒と神饌(しんせん)を伊勢神宮に奉る祭儀。
神日本磐余彦天皇
かんやまといわれびこのすめらみこと
神武天皇の異称。
鬼子母神
きしもじん
出産・育児の女神。
鬼神
きじん
荒々しく恐ろしい神。
鬼神のお松
きじんのおまつ
江戸後期の女盗賊。
客神
きゃくじん
他の地域から来訪して、その土地で信仰されるようになった神。
久久能智神
くくのちのかみ
日本神話で、木の神。
倶生神
くしょうじん
人とともに生まれ、その人の一生の善悪を記録し、死後に閻魔王(えんまおう)に報告する神。
竈神
くどがみ
かまどの神。荒神(こうじん)。
久度神
くどがみ
かまどの神。荒神(こうじん)。
国魂の神
くにたまのかみ
国土を支配する神。
地祇
くにつかみ
天孫降臨以前から国土を治めていた土着の神。地神。
国つ神
くにつかみ
天孫降臨以前から国土を治めていた土着の神。地神。
国つ御神
くにつみかみ
「国つ神」を敬っていうことば。
国御柱神
くにのみはしらのかみ
天御柱神とともに風をつかさどる神。
敬神
けいしん
神をうやまうこと。
見神
けんしん
霊感によって神霊を感知すること。
眷属神
けんぞくしん
大きな神格に付属する小神格。
堅牢地神
けんろうじしん
大地をつかさどる神。
行神
こうしん
中国で、道を守る神。
降神
こうしん
祈祷などによって神を招き寄せること。かみおろし。
荒神
こうじん
「三宝荒神」の略。かまどの神。防火・農業の神。

 

名称・読み方 説明
荒神供
こうじんぐ
三宝荒神を供養する法会。
降神術
こうしんじゅつ
祈祷などで神を招き寄せ、乗り移った人にお告げを述べさせる術。
荒神棚
こうじんだな
荒神を祭る棚。台所のかまどの上などに設ける。
荒神柱
こうじんばしら
荒神を祭るかまどや炉の近くにある柱。
荒神祓
こうじんばらい
民家のかまどの祓いをして清めること。
皇大神
こうたいじん
日本の最高の神をいう称号。
五穀の神
ごこくのかみ
五穀をつかさどる神。稚産霊命(わかむすびのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)・保食神(うけもちのかみ)。
御神火
ごじんか
火山を神聖なものと扱って、その噴火・噴煙をいうことば。
御神体
ごしんたい
神体を敬っていう語。
古神道
こしんとう
儒教・仏教などの流入以前に存在したとされる古代の神道。
御神灯
ごしんとう
神前に供えるあかり。
御神木
ごしんぼく
神社の境内にある木。神霊の宿る木。
別天つ神
ことあまつかみ
古事記で、初めに現れたとされる神。
事代主神
ことしろぬしのかみ
出雲神話の神。大国主命の子。
護法善神
ごほうぜんじん
仏法を守護する鬼神。梵天・帝釈天・四天王・大自在天・荼枳尼天・八大竜王・摩利支天・大黒天・鬼子母神・吉祥天・韋駄天・弁才天・歓喜天・金毘羅・清瀧権現・阿修羅・十二天・羅刹天・牛頭天王・三十番神・金剛力士。
子安神
こやすがみ
子授け・安産・育児などの神。鬼子母神(きしもじん)・観音・地蔵や木花開耶姫(このはなのさくやびめ)など。
御霊神
ごりょうじん
人が恨みを残したまま死んだとき、人々にたたるとされた怨霊。
金剛神
こんごうじん
金剛杖を手に取って大日如来を守護する菩薩。
金神
こんじん
陰陽道で祭る方位の神。金神の在する方位に対してはあらゆることが凶とされる。
金神の間日
こんじんのまび
1年のうち、金神の在する方位に対して、物事をしても差し支えないという日。
道祖神
さえのかみ
悪霊の侵入を防ぎ、通行人や村人を禍から守るため、村境・峠・辻などに祭られる神。
障の神
さえのかみ
悪霊の侵入を防ぎ、通行人や村人を禍から守るため、村境・峠・辻などに祭られる神。
塞の神
さえのかみ
悪霊の侵入を防ぎ、通行人や村人を禍から守るため、村境・峠・辻などに祭られる神。
作神
さくがみ
農作の守護神。農神(のうがみ)。田の神。
三狐神
さぐじ
農家でまつる田の神。
指す神
さすがみ
陰陽道で、八吉凶禍福をつかさどるとされる神。
指すの神子
さすのみこ
占いがよくあたる陰陽師)や卜者(ぼくしゃ)。
佐保神
さほがみ
春の女神
三角縁神獣鏡
さんかくぶちしんじゅうきょう
縁の断面が三角形をなす神獣鏡。4世紀の古墳から出土
三十番神
さんじゅうばんじん
天台宗・日蓮宗で、法華経を守護する神。

 

名称・読み方 説明
三種の神器
さんしゅのじんぎ
天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)=草薙剣(くさなぎのつるぎ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)。
三神
さんじん
3柱の神。
山神
さんじん
山に鎮座する神。
三神山
さんしんざん
中国の古伝説で、仙人が住むという蓬莱(ほうらい)・方丈・瀛州(えいしゅう)の三つの山。
三宝荒神
さんぼうこうじん
仏・法・僧の三宝を守護するという神。三面六臂で、怒りの形相を示す。
神舟
シェンチョウ
中華人民共和国の宇宙船の名。
地神
じがみ
祖霊、農神ともされる神。地主神(じぬしがみ)。
式神
しきがみ
陰陽道で陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で人の善悪を監視する。
識神
しきがみ
陰陽道で陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で人の善悪を監視する。
識の神
しきのかみ
陰陽道で陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で人の善悪を監視する。
式の神
しきのかみ
陰陽道で陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で人の善悪を監視する。
至上神
しじょうしん
一神教では唯一至高の存在の神。多神教では神々の中の最高神。
詩神
ししん
詩をつかさどる神。
四神
しじん
天の四方をつかさどる神。東の青竜(せいりょう)、西の白虎(びゃっこ)、南の朱雀(すざく)、北の玄武(げんぶ)。四獣。
地神講
じしんこう
農村で地神を祭る講。
四神相応
しじんそうおう
四神の存在にふさわしいすぐれた場所。東に流水(青竜)、西に大道(白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵(玄武)が備わる土地。
しだらの神
しだらのかみ
平安時代、疫病の流行よけとして信仰した御霊神(ごりょうじん)。設楽神。志多羅神。
七福神
しちふくじん
福徳の神として信仰される七人の神。大黒天・恵比須(えびす)・毘沙門天(びしゃもんてん)・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋(ほてい)。
七福神詣で
しちふくじんもうで
七福神を祭った社寺を巡拝して開運を祈ること。七福神参り。
死に神
しにがみ
人を死に誘う神。
地主神
じぬしがみ
各地の土地や屋敷を守護する神。
柴神
しばがみ
峠や山道の入口などで通行人の安全を守るという神。
邪神
じゃしん
邪悪な神。悪神。
執金剛神
しゅうこんごうじん
手に金剛杵(こんごうしょ)を持つ仏法を守護する夜叉神(やしゃじん)。
十二神将
じゅうにじんしょう
薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる十二体の武神。
十六善神
じゅうろくぜんじん
四天王と十二神将と合わせた合計十六名の般若経を守る夜叉神。
守護神
しゅごしん
個人や集団を守護し、安全と繁栄をもたらすとされる神。
主神
しゅしん
祭られている祭神の中で中心となる神。
主神司
しゅしんし
古代、斎宮寮に属し、伊勢神宮の内院・神殿に関する一切の神事をつかさどった役所。いつきのみやのかみづかさ。
城隍神
じょうこうしん
中国で、都市を守護する神。

 

名称・読み方 説明
女神
じょしん
女性の神。
神威
しんい
神の威力。神の威光。
神異
しんい
人間業でない不思議なこと。
神意
しんい
神の心。神の意志。
神韻
しんいん
詩文・絵画などで、神わざのようなすぐれた趣。
神裔
しんえい
神の子孫。天皇家の血筋。皇族。
神恩
しんおん
神の恵み。
神化
しんか
神あるいは神的なものとして崇拝されること。
神火
しんか
けがれのない神聖な火。人知を超えた不思議な火。
神格
しんかく
神の地位。
人格神
じんかくしん
人間性をもつ超越的存在。
神感
しんかん
神が感応すること。
神鬼
しんき
神や鬼。神の霊や死人のたましい。
神亀
しんき
瑞兆(ずいちょう)の印とされる不思議な亀。
神機
しんき
神秘な働き。
神技
しんぎ
人間離れした超人間的な技術・行為。かみわざ。
神器
じんぎ
神から受け伝えた宝器。三種の神器。
神祇の四姓
じんぎのししょう
古代、世襲的に神事にかかわった四氏。王氏・中臣氏・斎部氏・卜部氏。
神供
じんく
神への供え物。
神君
しんくん
偉大な功績のあった君主に対する敬称。 徳川家康がの死後の敬称。
神剣
しんけん
神から授かった剣。神に供える剣。 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)。
神権
しんけん
神の権威。神から授けられたとする権力。
神語
しんご
神の言葉。
神効
しんこう
すぐれたききめ。
神号
しんごう
神の称号。神の名。
神国
しんこく
神がつくり、守護している国。
神座
しんざ
神体を安置する場所。
神祭
しんさい
神を祭る儀式。
神作
しんさく
神の作ったもの。神の作ったようなすばらしいもの。
神策
しんさく
霊妙なはかりごと。

 

名称・読み方 説明
神算
しんさん
非常にすぐれたはかりごと。
神山
しんざん
神聖な山。霊山。 神を祭ってある山。
神使
しんし
神のつかい。稲荷神の狐、八幡神の鳩、熊野権現の烏など。
神祠
しんし
神を祭るほこら。
神事
しんじ
神を祭る儀礼。祭り。
神璽
しんじ
天子の印。三種の神器の総称。
神式
しんしき
神道の決まりに従って行う儀式。
神酒
しんしゅ
神に供える酒。
神呪
しんじゅ
神秘な呪文。
神授
しんじゅ
神から授かること。
神州
しんしゅう
神国。神仙のいる所。
神洲
しんしゅう
神国。神仙のいる所。
神獣鏡
しんじゅうきょう
背面に神仙と霊獣の像を組み合わせた文様がある銅鏡。
神術
しんじゅつ
人間わざを超えた不思議な術。
神儒仏
しんじゅぶつ
神道・儒教・仏教のこと。
神書
しんしょ
神のことについて書いてある書物。
神助
しんじょ
神の助け。
神漿
しんしょう
不老不死の飲み物。神に供える飲み物。
神人
しんじん
神と人。 神のように気高い人。仙人。
真髄
しんずい
そのものの本質。
神髄
しんずい
そのものの本質。
神水
じんすい
神前に供える水。霊験ある水。神聖な水。
神通
じんずう
計り知れない不思議な力。
神通力
じんずうりき
超人的な能力。
神聖
しんせい
[名・形動]尊くておかしがたいこと。清浄でけがれがないこと。
神仙
しんせん
不老不死で神通力をもつ人。仙人。
神僊
しんせん
不老不死で神通力をもつ人。仙人。
神占
しんせん
神に祈って吉凶を占うこと。
神泉
しんせん
《古くは「しんぜん」》  神がいるという泉。 霊妙な泉。
神饌
しんせん
神祇(じんぎ)に供える飲食物。

 

名称・読み方 説明
神前
しんぜん
神の前。
神仙境
しんせんきょう
神仙の住むような理想的な土地。
神祖
しんそ
偉大な功績を残した祖先。  天照大神(あまてらすおおみかみ)の尊称。
神葬祭
しんそうさい
神道で行われる葬儀。神葬。
神足
しんそく
優秀な弟子。
神速
しんそく
人間わざとは思えないくらい速いこと。
神足通
じんそくつう
仏語。どこにでも自在に行ける力。
神孫
しんそん
神の子孫。
神代
じんだい
神話時代。
神代杉
じんだいすぎ
長い間地中や湖底に埋もれていた杉材。
神代文字
じんだいもじ
漢字渡来以前に用いられていたという文字。
神託
しんたく
。神のお告げ。
神壇
しんだん
神霊を祭る壇。
神知
しんち
神が有するような知恵。
神智
しんち
神が有するような知恵。
神籌
しんちゅう
非常にすぐれたはかりごと。
神勅
しんちょく
神のお告げ。
神敵
しんてき
神に敵対するもの。
神典
しんてん
神または神代のことを記した書物。
神都
しんと
神のいる都。特に、伊勢神宮のある三重県伊勢市など。
神灯
しんとう
神前に供える灯火。
神統
しんとう
神の系統。
神童
しんどう
非凡な才能をもった子供。
神道五部書
しんとうごぶしょ
伊勢神道で根本教典とされる5部の書。
神徳
しんとく
神の功徳、威徳。
神女
しんにょ
女神。天女。
神農
しんのう
中国古代神話上の帝王。
神罰
しんばつ
神が下す罰。
神判
しんぱん
神意によって決定する裁判。
神秘
しんぴ
人間の知恵では計り知れない不思議なこと。

 

名称・読み方 説明
神廟
しんびょう
神を祭る御霊屋(みたまや)。 伊勢神宮の異称。
神品
しんぴん
人間わざとは思えないほどの優れた作品。
神武
しんぶ
この上なく優れた武徳。
神父
しんぷ
カトリック教会の司祭などに対して用いる尊称。
神風
しんぷう
神が吹かせるという風。
神仏
しんぶつ
神と仏。
神兵
しんぺい
神のつかわした兵士。神に守られた兵士。
神変
しんぺん
不可思議な変異。
神謀
しんぼう
神わざのようなすぐれたはかりごと。
神米
しんまい
神に供えるために水で洗い清めた白米。
神妙
しんみょう
人知を超えた不思議なこと。
神民
しんみん
日本国民。日本を神国と考えていう。
神武紀元
じんむきげん
神武天皇が即位したという年を元年とする日本の紀元。
神命
しんめい
神の命令。
神物
しんもつ
神事に使う道具類。神に供える物。
神薬
しんやく
不思議な特効のある薬。
神癒
しんゆ
信仰や祈祷によって病気がなおること。
神祐
しんゆう
神の助け。
神佑
しんゆう
神の助け。
神輿
しんよ
みこしのこと。
神籟
しんらい
すぐれた音楽・詩歌などをたたえていう。
新羅明神
しんらみょうじん
園城寺(おんじょうじ)の鎮守神。
神力
しんりき
《「じんりき」とも》神の通力。また、霊力。
神慮
しんりょ
神のおぼしめし。
神霊
しんれい
神。神のみたま。
水神
すいじん
水をつかさどる神。
守公神
すくじん
宮殿や官庁などを守護するという神。
守宮神
すくじん
宮殿や官庁などを守護するという神。
皇神
すべがみ
神を敬っていうことば。 皇室の祖先である神。皇祖の神。
皇神
すべらがみ
神を敬っていうことば。 皇室の祖先である神。皇祖の神。

 

名称・読み方 説明
皇神
すめかみ
神を敬っていうことば。 皇室の祖先である神。皇祖の神。
赤山明神
せきざんみょうじん
京都にある延暦寺別院赤山禅院に祭られている天台宗の守護神。
善神
ぜんしん
よい神。 仏語で正法(しょうぼう)を守る神。
造化の三神
ぞうかのさんじん
古事記で、天地開闢(てんちかいびゃく)のときに現れた三神。天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) – 至高の神。高御産巣日神(たかみむすひのかみ) – 天の生産・生成の「創造」の神。神産巣日神と対になって男女の「むすび」の男を象徴する神。神産巣日神(かみむすひのかみ) – 地の生産・生成の「創造」の神。高御産巣日神と対になって男女の「むすび」の女を象徴する神
喪神
そうしん
魂が抜けたように、ぼんやりすること。放心。
祖神
そしん
祖先である神。
漫ろ神
そぞろがみ
人の心に取りついて誘惑する神。
園神
そのかみ
平安京の宮内省に祭られていた神。
園韓神
そのからかみ
平安京の宮内省に祭られていた、園神(そのかみ)と韓神(からかみ)の併称。
尊神
そんしん
神を尊ぶこと。
大神
だいじん
神を敬っていうことば。
太太神楽
だいだいかぐら
伊勢神宮に奉納される最も大がかりな神楽。
大大神楽
だいだいかぐら
伊勢神宮に奉納される最も大がかりな神楽。
大明神
だいみょうじん
神号のひとつで、明神をさらに尊んでいう称。
太陽神
たいようしん
太陽を信仰の対象として神としたもの。
太陽神殿
たいようしんでん
太陽を信仰の対象として祭祀(さいし)を行うための神殿。古代エジプトやインカ帝国時代などに造られた。
高皇産霊神
たかみむすひのかみ
日本神話で、天地開闢(かいびゃく)のときに現れた神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)とともに造化の三神の一。
高御産巣日神
たかみむすひのかみ
日本神話で、天地開闢(かいびゃく)のときに現れた神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)とともに造化の三神の一。
建御名方神
たけみなかたのかみ
日本神話で、武神としての性格をもつ神。
田の神
たのかみ
田の守護神。春に里に下って田の神となり、秋には山に帰って山の神になる。
田の神送り
たのかみおくり
田の神が山に帰るのを送る農村の行事。
手向けの神
たむけのかみ
旅人の道中の安全を守る神。峠や坂の上に祭られた。
道触の神
ちふりのかみ
陸路・海路の旅の安全を守る神。
地母神
ちぼしん
大地の生命力・生産力を神格化した女神。
衢の神
ちまたのかみ
道の分岐点を守る神。
岐の神
ちまたのかみ
道の分岐点を守る神。
鎮守神
ちんじゅがみ
国・村・城・寺院などを守護するために祭られた神。
付喪神
つくもがみ
100年を経過した器物に宿り、化けたり人に害をなしたりするとされる精霊。
土の神
つちのかみ
土をつかさどり守る神。
天神
てんじん
《「てんしん」とも》天の神。あまつかみ。

 

名称・読み方 説明
天神講
てんじんこう
菅原道真の命日に(2月25日)に行われる天満天神の祭り。天神祭。
天神様
てんじんさま
天満宮、またはその祭神である菅原道真を敬い親しんでいう語。
天神七代
てんじんしちだい
日本神話で、天地開闢(かいびゃく)に現れた7代の天神。
天神地祇
てんじんちぎ
天つ神と国つ神。すべての神々。
天地神明
てんちしんめい
天地の神々。すべての神々。
遠つ神
とおつかみ
遠い昔、神であったころの先祖。
時の氏神
ときのうじがみ
ちょうどよい時に出てきて仲裁する人。
涜神
とくしん
神をけがすこと。
土公神
どくじん
陰陽道(おんようどう)で土をつかさどる神。
地主の神
とこぬしのかみ
その土地を支配する神。
常世の神
とこよのかみ
常世の国の神。長寿・富などを授けるとされる。
歳徳神
としとくじん
陰陽道でその年の福徳をつかさどると神。この神のいる方角を恵方(えほう)という。
年の神
としのかみ
五穀を守る神。
豊受大神
とようけのおおかみ
五穀をつかさどる女神。豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)。
豊宇気毘売神
とようけびめのかみ
豊受大神(とようけのおおかみ)の異称。
直毘神
なおびのかみ
凶事・罪悪・災害などを改め直すという神。
直日神
なおびのかみ
凶事・罪悪・災害などを改め直すという神。
中神
なかがみ
陰陽道で、八吉凶禍福をつかさどるとされる神。
天一神
なかがみ
陰陽道で、八吉凶禍福をつかさどるとされる神。
夏神楽
なつかぐら
夏祭りまたは夏越しの祓(はらえ)のときに行う神楽。
鳴る神
なるかみ
かみなり。
鳴神月
なるかみづき
雷鳴が多い月であることから陰暦6月の異称。
納戸神
なんどがみ
納戸にまつられる神。
二神
にしん
2柱の神。特に、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)の神のこと。
入神
にゅうしん
技術が人間わざとは思えない境地に達すること。
庭神楽
にわかぐら
舞台を設けず、庭にかがり火をたいて奏する神楽。
根神
ねがみ
沖縄本島で、村落の旧家から出た神女。
農神
のうがみ
稲作の守護神。田の神。
灰神楽
はいかぐら
火の気のある灰の中に湯水をこぼしたときに灰が吹き上がること。
波比岐神
はいきのかみ
屋敷の内外を守護するという神。

 

名称・読み方 説明
霹靂神
はたたがみ
激しい雷。
八幡神
はちまんじん
八幡宮の祭神。
八将神
はっしょうじん
陰陽道で方位の吉凶をつかさどるという八神。太歳(たいさい)・大将軍・大陰(だいおん)・歳刑(さいきょう)・歳破(さいは)・歳殺(さいせつ)・黄幡(おうばん)・豹尾(ひょうび)。
埴安神
はにやすのかみ
日本神話で土をつかさどる神。
葉守の神
はもりのかみ
樹木を守護する神。
祓戸の神
はらえどのかみ
祓戸を守る神。瀬織津比咩神(せおりつひめのかみ)・速開都比咩神(はやあきつひめのかみ)・気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)・速佐須良比咩神(はやさすらひめのかみ)の四神。
馬櫪神
ばれきじん
馬の守護神。両手に剣を持ち、両足で猿とセキレイを踏んでいる象で描かれる。
波浪神
はろうじん
航行中の船の守護神。
半獣神
はんじゅうしん
半人半獣の神。森・牧人・家畜の神。
蕃神
ばんしん
外国人のまつる神。外国から伝わった神。
蛮神
ばんしん
外国人のまつる神。外国から伝わった神。
汎神教
はんしんきょう
世界のすべてのものは神の現れにほかならないとする宗教。
火神鳴り
ひがみなり
落雷して火災を起こす雷。
火雷
ひがみなり
落雷して火災を起こす雷。
光の神
ひかりのかみ
雷神。
光る神
ひかるかみ
雷。雷神。
彦神
ひこがみ
男神。
比古神
ひこがみ
男神。
美神
びしん
美をつかさどる神。
饑神
ひだるがみ
憑き物の一種。多く山を歩く者がとりつかれる。
日の神
ひのかみ
太陽神。天照大神(あまてらすおおみかみ)。
火の神
ひのかみ
火をつかさどる神。神話では迦具土神(かぐつちのかみ)。
神籬
ひぼろぎ
神社や神棚以外の場所で祭祀を行う場合、臨時に神を迎えるための依り代となるもの。
比売神
ひめがみ
女神。
姫神
ひめがみ
女神。
神籬
ひもろぎ
神社や神棚以外の場所で祭祀を行う場合、臨時に神を迎えるための依り代となるもの。
貧乏神
びんぼうがみ
人にとりついて貧乏にさせるという神。
風神
ふうじん
風をつかさどる神。
福神漬け
ふくじんづけ
漬物のひとつ。
福の神
ふくのかみ
福運をもたらすと信じられる神。七福神など。

 

名称・読み方 説明
神輿舎り
みこしやどり
祭礼などのときに神輿を仮に安置する所。
水雷
みずがみなり
落ちても火を出さない雷。
水神鳴り
みずがみなり
落ちても火を出さない雷。
水の神
みずのかみ
水をつかさどる神。
道の神
みちのかみ
道路・行人の安全を守る神。
御年の神
みとしのかみ
穀物の守護神。
御歳の神
みとしのかみ
穀物の守護神。
水神
みなかみ
水をつかさどる神。
明神
みょうじん
神の尊称。
無神論
むしんろん
神の存在を否定する立場。
産霊の神
むすひのかみ
天地・万物を生み出す神。
結びの神
むすびのかみ
男女の仲を取りもつ神。縁結びの神。
女神
めがみ
女性の神。⇔男神(おがみ)。
諸神
もろがみ
もろもろの神。多くの神。
八百万の神
やおよろずのかみ
神道における神観念で、きわめて多くの神々。
宅つ神
やかつかみ
家を守護するという神。かまどの神。
厄神
やくじん
病気や災難をもたらす悪神。
疫病神
やくびょうがみ
疫病を流行させるという悪神。疫神。え
屋敷神
やしきがみ
屋敷内の一隅に祭る神。
八十神
やそがみ
多くの神々。
八十禍津日神
やそまがつひのかみ
日本神話で、多くの災いを生み出す神。
八十魂の神
やそみたまのかみ
日本の国の社に鎮まっているすべての天神地祇。
八千矛神
やちほこのかみ
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
山の神
やまのかみ
山を守り、支配する神。
有神論
ゆうしんろん
神の存在を肯定する立場。⇔無神論。
湯の神
ゆのかみ
温泉の神。大己貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)の二神。
弓矢神
ゆみやがみ
弓矢のことをつかさどる神。武道の神。
妖厄神
ようやくじん
病気や不幸をもたらす悪神。疫病神。
夜神楽
よかぐら
夜に行われる神楽。
四方の神
よものかみ
諸方の神々。多くの神々。

 

名称・読み方 説明
雷神
らいじん
雷を落とすと信じられた神。
来訪神
らいほうしん
異郷からやってきて人々の歓待を受け、また帰ってゆく神。
竜神
りゅうじん
竜を神格化した呼び方。雨・水などをつかさどる。竜王。
竜神祭
りゅうじんさい
雨ごいや豊漁・海難除災などを願って竜神を祭る祭礼。
竜神八部
りゅうじんはちぶ
天・竜をはじめとする仏法守護の八神。
留守神
るすがみ
神無月(かんなづき)に出雲に参集せず、その土地にとどまるという神。
海神
わたつみ
海を支配する神。海神。
海の神
わたのかみ
海を支配する神。海神。
神楽殿
かぐらでん
境内にある神楽を奏するための建物。

 

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