『書き初め』は、新年になって初めて毛筆で字や絵を書く日本の年中行事のひとつで、たいてい1月2日の行事とされています。
書き初めでは、祈願成就や新年をお祝いする意味を込めて、1年の抱負や目標、おめでたい言葉などを書きます。
ここでは、少し難しい言葉、粋な言葉などの「書き初め言葉」を文字数別で一覧にまとめました。書き初めの言葉探しの参考にしてみてください。
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大人の 書き初め言葉 一覧
三文字熟語 – 書き初めの言葉
- 松竹梅
【しょうちくばい】松と竹と梅。めでたいものとして慶事・吉祥に使われる。また、等級名として用いる。 - 雪月花
【せつげつか】雪・月・花という自然の美しい景物を指すことば。 - 天地人
【てんちじん】天と地と人。世界を形成する要素。 - 月天心
【つきてんしん】冬の月が空の真中から明るく照らしていること。 - 運鈍根
【うんどんこん】事業に成功する三条件。運が良いこと、粘り強いこと、根気があること。 - 不退転
【ふたいてん】どんなに困難でも、一度決めたことを最後まで貫き通すこと。
四文字熟語 – 書き初めの言葉
- 一意専心
【いちいせんしん】 一つのことに心を注ぐこと。他に心を向けずにそのことのみを考えること。 - 一言芳恩
【いちごんほうおん】ひと言声をかけてもらったことを忘れずに感謝すること。 - 一陽来復
【いちようらいふく】よくない事の続いた後にいい事がめぐって来ること。 - 不惜身命
【ふしゃくしんみょう】 命や体を惜しむことなく、全力で事に当たること。 - 不撓不屈
【ふとうふくつ】 苦労や困難があっても決して諦めないこと。 - 不言実行
【ふげんじっこう】 あれこれ言わず、なすべきことを実行すること。 - 光風霽月
【こうふうせいげつ】何のわだかまりもなく、心が澄み渡っていること。 - 初志貫徹
【しょしかんてつ】 最初に決めた志を最後まで貫き通すこと。 - 剛毅果断
【ごうきかだん】 意志がしっかりとしていて、物事を思い切ってやること。 - 千秋万歳
【せんずまんざい】千年万年。永遠。人の寿命を祝う語。 - 和風慶雲
【わふうけいうん】穏やかに吹くそよ風と、吉兆を示すめでたい雲のような存在のこと。 - 嘯風弄月
【しょうふうろうげつ】風に吹かれ、月を眺めるように、自然の風景に親しみ、詩歌・風流を愛して楽しむこと。 - 因果応報
【いんがおうほう】 よい行いには必ずよい結果、悪い行いには必ず悪い結果があるということ。 - 堅忍不抜
【けんにんふばつ】 何事にも動じないで、耐え忍ぶこと。 - 安心立命
【あんしんりつめい】 その身を天命にまかせ、むやみに心を動かさないこと。 - 山紫水明
【さんしすいめい】自然の風景が美しいこと。山や川の景色が美しいこと。 - 廓然大公
【かくぜんたいこう】 不満や疑念などなく、心に少しの偏りもないこと。 - 慶雲昌光
【けいうんしょうこう】おめでたい雲に美しくひかる日の光のこと。 - 明鏡止水
【めいきょうしすい】曇りの無い鏡と澄んだ水面のように、邪念がなく、安らかに落ち着いた心境のこと。 - 桜梅桃李
【おうばいとうり】桜、梅、桃、李(すもも)のこと。 転じて、それぞれが独自の花を咲かせること。 - 森羅万象
【しんらばんしょう】あらゆる現象、宇宙に存在する一切のもの。 - 水月鏡花
【すいげつきょうか】見ることは出来るが手に取ることができない、はかない幻のこと。 - 瑶林瓊樹
【ようりんけいじゅ】気高く、人よりも優れていること。 - 百花繚乱
【ひゃっかりょうらん】いろいろの花が咲き乱れること。優れた人物や立派な業績が一時にたくさん現れること。 - 直往邁進
【ちょくおうまいしん】 ためらわず、まっすぐ進んでいくこと。 - 確乎不抜
【かっこふばつ】 意思や信念がしっかりとしていて物事に動じないこと。 - 秀麗皎潔
【しゅうれいこうけつ】汚れがなく、気品があって美しい。 - 聡明叡智
【そうめいえいち】聖人のもつ四つの徳のこと。 すぐれた才知があること。 - 胸襟秀麗
【きょうきんしゅうれい】考え方や心が立派なこと。 - 臥薪嘗胆
【がしんしょうたん】将来の成功のために苦労に耐えること。 - 花鳥風月
【かちょうふうげつ】自然の美しい景色。 - 荘厳華麗
【そうごんかれい】気高くて立派なこと。 - 行雲流水
【こううんりゅうすい】空行く雲や流れる水のように、ひとつのことに執着することなく、自然にまかせて行動すること。至誠一貫 - 謹厳実直
【きんげんじっちょく】慎み深く正直なこと。 - 運否天賦
【うんぷてんぷ】 人の運・不運は天の定めによるということ。 - 鏡花水月
【きょうかすいげつ】はかない幻のたとえ。目には見えるが、手に取ることのできないもののたとえ。 - 雲外蒼天
【うんがいそうてん】 試練を努力して克服すれば、快い青空が望めるということ。 - 雲煙過眼
【うんえんかがん】 雲や煙がたちまち過ぎ去ってしまうように物事に執着しないこと。 - 黄花晩節
【こうかばんせつ】年老いても気高く健康で生きていること。
五文字熟語 – 書き初めの言葉
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- 過則勿憚改
【あやまてばすなわちあらたむる】過ちを犯してしまったら、ためらわずにすぐ悔い改めよという意味。 - 勢不可使尽
【いきおいつかいつくすべからず】調子が良い時こそ反省を忘れないこと という意味。 - 一無位真人
【いちむいのしんにん】すべてを超越し、世俗の基準を超えた真実の人。仏のこと。人間の真実の姿。 - 一切唯心造
【いっさいゆいしんぞう】すべての現象や存在は自分の心が造り出したものであるという事。 - 温良恭倹譲
【おんりょうきょうけんじょう】おだやかで、すなおで、うやうやしく、つつましく、ひかえめなこと。 - 寬如能容物
【かんじょよくものをいる】寛大な心を持って、物事をおおらかに受け入れること。 - 閑身自在心
【かんしんじざいのこころ】静かな境遇で雑事がないこと。 - 奇妙奇天烈
【きみょうみてれつ】ひどく不思議なさま。 - 光陰如流水
【こういんりゅうすいのごとし】月日が経つのは水が流れていくのと同じよう月日が早く流れていくことのたとえ。 - 有志事竟成
【こころざしあらばことついになる】強い志さえあれば最後には成功するという意味。 - 歳月不待人
【さいげつひとをまたず】時間の流れは早いので時間をむだにしないで、努力に励めという意味。 - 終始一誠意
【しゅうしいつにいをまことにす】どんな事も最初から最後まで誠意を尽くさなければ成就することはできないという意味。 - 心外無別法
【しんげむべっぽう】すべての現象は、それを認識する人間の心の現れであり、心とは別に存在するものではないということ。 - 人事有憂楽
【じんじにゆうらくあり】人の世には憂いや楽しいことがあるが、自然は今も昔も変わらないという意味。 - 人生足別離
【じんせいはべつりにたる】人生には別れはつきもの、今のこの出会いを大切にしようということ。 - 治国平天下
【ちこくへいてんか】国を治め天下を平和に保つこと。 - 地水火風空
【ちすいかふうくう】万物を生成する五つの元素。五大。五輪。 - 日日是好日
【にちにちこれこうじつ】今日はよい日だ、悪い日だと即断するのでなく、こだわりやとらわれを捨て、ひたすらありのままに生きれば全てが好日(よき日)になる。 禅僧雲門文偃の言葉。 - 非理法権天
【ひりほうけんてん】「非は理に勝たず、理は法に勝たず、法は権に勝たず、権は天に勝たず」という意味。 - 武士道精神
【ぶしどうせいしん】武士としての心構え。 - 本来無一物
【ほんらいむいちもつ】事物はすべて本来、空(くう)であるから、執着すべきものは何一つないということ。 - 水急不月流
【みずきゅうにしてつきをながさず】流れが急な川に月が形を変えず写っている風景から、強い心を持つ事の大切さを表している。 - 妙言無古今
【みょうげんにこきんなし】真理は今も昔も変らないということ - 無心得良悟
【むしんりょうごをう】心を空の状態にしていてこそ、物の道理を悟ることが出来るということ。 - 名月流素光
【めいげつそこうをながす】名月が天高くに澄み渡っており、月影は白き光を地に流しているということ。
- 過則勿憚改
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