漢数字を使った四字熟語シリーズです。昔使われていた大字(だいじ)と言われる旧字体の漢数字の中から
- 壱(1)
- 弐(2)
- 参(3)
- 肆(4)
- 伍(5)
- 陸(6)
- 漆(7)
- 捌(8)
- 玖(9)
- 拾(10)
という字が入った四字熟語を一覧で紹介しています。座右の銘・目標・書き初め・スローガンの参考にいかがでしょうか?
旧字体の漢数字を含む四字熟語一覧
『壱(1)』を含む四字熟語 一覧
- 壱倡三歎
【いっしょうさんたん】
詩文の出来栄えを誉めること。(同)一唱三歎(いっしょうさんたん)、一唱三嘆(いっしょうさんたん)、一倡三歎(いっしょうさんたん)、一倡三嘆(いっしょうさんたん)。 - 壱意専心
【いちいせんしん】
ひたすら一つの事に心を集中するさま。
『弐(2)』を含む四字熟語 一覧
- 参天弐地
【さんてんじち】
天地と同等の徳があること。
『参(3)』を含む四字熟語 一覧
- 三寸人参
【さんずんにんじん】
人参の栽培品種。従来種より根が短い。 - 参商之隔
【しんしょうのへだて】
遠く離れて会うことのないこと。夫婦や兄弟の別離を指す。 - 参天弐地
【さんてんじち】
天地と徳を等しくする。 - 参差不斉
【しんしふせい】
不揃いな物が入り混じっていること。 - 参差錯落
【しんしさくらく】
不揃いな物が入り混じっていること。 - 参疑之勢
【さんぎのいきおい】
雑然として区別のつかない状態。 - 形名参同
【けいめいさんどう】
発言と実際の行動とを照らし合わせて評価し、賞罰を与えるべきだとする考え方。(同)言行一致(げんこういっち)、形名審合(けいめいしんごう)、刑名参同(けいめいさんどう)。 - 曾参歌声
【そうしんのかせい】
貧しくても欲にとらわれずに高潔に生きること。 - 曾参殺人
【そうしんさつじん】
嘘も多くの人が何度も繰り返し聞いていると誰もが信じてしまうこと。 - 朝参暮請
【ちょうさんぼしん】
禅の修行をするものが、朝と夕に寺に行き、住職からの説法を受けること。
『肆(4)』を含む四字熟語 一覧
- 屠羊之肆
【とようのし】
羊を殺してその肉を売る店のことから、自分の身の程に相応しい仕事のたとえ。 - 放肆遊惰
【ほうしゆうだ】
好き勝手に遊んで暮らすこと。 - 竜蟠蚖肆
【りゅうばんげんし】
優れた者であってもじっとして活躍しないとしまいには皆から侮られるということ。 - 鮑魚之肆
【ほうぎょのし】
悪人といっしょにいるのは、魚のひものを売る店にはいったときと同じように悪臭が身についてしまう。悪人といっしょにいるのは、しらないうちにその悪に同化してしまうことのたとえ。
『伍(5)』を含む四字熟語 一覧
- 一伍一什
【いちごいちじゅう】
最初から仕舞まで余すところ無く。(同)一五一十(いちごいちじゅう)、一部始終(いちぶしじゅう)。
コメント