漢数字を使った四字熟語シリーズです。漢数字の『万』『萬』という字が入った四字熟語を一覧で紹介しています。座右の銘・目標・書き初め・スローガンの参考にいかがでしょうか?
漢数字の『万』を含む四字熟語
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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遺憾千万 いかんせんばん |
非常に残念で心残りなこと。くやしくてならないさま。 | |
遺臭万載 いしゅうばんさい |
悪名や悪い評判を後世まで残す事。(同)遺臭万歳(いしゅうばんさい)。 | |
遺臭万歳 いしゅうばんさい |
悪名や悪い評判を後世まで残す事。(同)遺臭万載(いしゅうばんさい)。 | |
遺臭万世 いしゅうばんせい |
悪い評判を後世に残すこと。 | |
遺臭万年 いしゅうばんねん |
悪い評判を後世に残すこと。 | |
一言万鈞 いちごんばんきん |
ほんのちょっとした言葉の重みが大きなこと。 | |
一念万年 いちねんばんねん |
時間の長い短いという感覚は人の主観によるということ。(同)一念万年(いちねんまんねん)。 | |
一念万年 いちねんまんねん |
時間の長い短いという感覚は人の主観によるということ。(同)一念万年(いちねんばんねん)。 | |
一粒万倍 いちりゅうまんばい |
わずかな物が大きな利益となること。少しの善行でも多くの善果が得られること。また、稲の別称。 | |
一将万骨 いっしょうばんこつ |
一人の将軍の活躍の陰にはたくさんの兵士の犠牲があるということ。 | |
一天万乗 いってんばんじょう |
天下を治める天子の位。天子、天皇。 | |
一波万波 いっぱばんぱ |
ごく小さい事が、大きな影響を及ぼすこと。 | |
一碧万頃 いっぺきばんけい |
青い海や湖などが限りなく広がっている様。 | |
雲烟万里 うんえんばんり |
非常に遠く離れていることのたとえ。(同)雲煙万里(うんえんばんり)。 | |
雲煙万里 うんえんばんり |
非常に遠く離れていることのたとえ。(同)雲烟万里(うんえんばんり)。 | |
雲泥万天 うんでいばんてん |
(同)雲泥万里(うんでいばんり)。 | |
雲泥万里 うんでいばんり |
天地ほどかけ離れた大きな差。(同)雲泥万天(うんでいばんてん)、雲泥之差(うんでいのさ)、 | |
階前万里 かいぜんばんり |
地方の政治状況についても手近な状況として天子が把握出来ているさま。 | |
家書万金 かしょばんきん |
旅先や異国で家族から受け取る手紙は、非常にうれしいということ。 | |
気炎万丈 きえんばんじょう |
意気盛んなさま。(同)気焰万丈(きえんばんじょう)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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気焰万丈 きえんばんじょう |
意気盛んなさま。(同)気炎万丈(きえんばんじょう)。 | |
奇怪千万 きかいせんばん |
極めて不思議なこと。(同)奇々怪々(ききかいかい)、奇怪千万(きっかいせんばん)。 | |
君子万年 くんしばんねん |
徳の高い人はみな長生きするということ。 | |
懸軍万里 けんぐんばんり |
軍隊が後方の味方と連絡が無いままに敵地深く入り込んで遠く離れてしまったさまをいう | |
光焔万丈 こうえんばんじょう |
詩文などの文章力が力強く旺盛なこと。 | |
黄塵万丈 こうじんばんじょう |
黄色い砂ほこりが空高く舞い上がること | |
七珍万宝 しっちんまんぽう |
多くの宝物の事。「七珍」とは金・銀・瑠璃・しゃこ・瑪瑙・はり・珊瑚の七種の宝石。(同)七珍万宝(しっちんまんぼう)。 | |
七珍万宝 しっちんまんぼう |
多くの宝物の事。「七珍」とは金・銀・瑠璃・しゃこ・瑪瑙・はり・珊瑚の七種の宝石。(同)七珍万宝(しっちんまんぽう)。 | |
十万億土 じゅうまんおくど |
極楽浄土の事。 | |
森羅万象 しんらばんしょう |
天地のすべて。あらゆる事物、現象のたとえ。 | |
千客万来 せんかくばんらい |
商売繁盛のたとえ。(同)千客万来(せんきゃくばんらい)。 | |
千巌万壑 せんがんばんがく |
岩山と渓谷の景観。 | |
千客万来 せんきゃくばんらい |
商売繁盛のたとえ。(同)千客万来(せんかくばんらい)。 | |
千軍万馬 せんぐんばんば |
多くの辛酸をなめ、経験が豊富な老練な人。 | |
千荊万棘 せんけいばんきょく |
非常に多くの困難があること。 | |
千言万句 せんげんばんく |
いろいろ言葉を尽くして言うこと。ながながしく言葉を述べること。(同)千言万言(せんげんばんげん)。 | |
千言万言 せんげんばんげん |
いろいろ言葉を尽くして言うこと。ながながしく言葉を述べること。(同)千言万句(せんげんばんく)。 | |
千言万語 せんげんばんご |
多くの言葉を尽くして言う事。また、あれこれ長たらしく言う事。 | |
千紅万紫 せんこうばんし |
色とりどりの花が咲き乱れている様。 | |
千呼万喚 せんこばんかん |
何度もくり返し呼び叫ぶ事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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千錯万綜 せんさくばんそう |
さまざまなものが複雑に入り交じる事。(同)千頭万緒(せんとうばんしょ)、千頭万緒(せんとうばんちょ)。 | |
千差万別 せんさばんべつ |
さまざまな種類や違いがあること。 | |
千山万水 せんざんばんすい |
山また山、川また川の広大で奥深い自然を言う。 | |
千思万考 せんしばんこう |
あれこれと思いをめぐらすこと。 | |
千紫万紅 せんしばんこう |
色とりどりの花が咲き乱れている様。 | |
千姿万態 せんしばんたい |
種々さまざまな姿形。 | |
千射万箭 せんしゃばんせん |
弓道で射手の心構えを説いた語。 | |
千秋万古 せんしゅうばんこ |
永遠の歳月。 | |
千秋万歳 せんしゅうばんざい |
非常に長い年月の事。また、長寿を祝う言葉。(同)千秋万歳(せんしゅうばんぜい、せんしゅうまんざい) | |
千秋万歳 せんしゅうばんぜい |
非常に長い年月の事。また、長寿を祝う言葉。(同)千秋万歳(せんしゅうばんざい、せんしゅうまんざい) | |
千秋万歳 せんしゅうまんざい |
非常に長い年月の事。また、長寿を祝う言葉。(同)千秋万歳(せんしゅうばんざい、せんしゅうばんぜい) | |
千種万様 せんしゅばんよう |
さまざまな種類や違いがあること。 | |
千乗万騎 せんじょうばんき |
非常に多数の車と騎馬の事。 | |
千状万態 せんじょうばんたい |
いろいろ、さまざまな様子。(同)千姿万態(せんしばんたい)。 | |
千緒万端 せんしょばんたん |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千端万緒(せんたんばんちょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
千緒万縷 せんしょばんる |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千端万緒(せんたんばんちょ)。 | |
千辛万苦 せんしんばんく |
さまざまな苦しみや難儀の事。 | |
千村万落 せんそんばんらく |
多くの村落。 | |
千態万状 せんたいばんじょう |
種々さまざまな姿形。 | |
千朶万朶 せんだばんだ |
沢山の花のこと。多くの花がついた枝。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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千端万緒 せんたんばんしょ |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんちょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
千端万緒 せんたんばんちょ |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
千緒万端 せんちょばんたん |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千端万緒(せんたんばんちょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
前程万里 ぜんていばんり |
将来の可能性が大きく、有望なこと。 | |
千頭万緒 せんとうばんしょ |
さまざまなものが複雑に入り交じる事。(同)千頭万緒(せんとうばんちょ)、千錯万綜(せんさくばんそう)。 | |
千頭万緒 せんとうばんちょ |
さまざまなものが複雑に入り交じる事。(同)千頭万緒(せんとうばんしょ)、千錯万綜(せんさくばんそう)。 | |
千波万波 せんぱばんぱ |
次々と打ち寄せて来る波。また、多くの波紋 | |
千兵万馬 せんぺいばんば |
→千軍万馬(せんぐんまんば) | |
千変万化 せんべんばんか |
さまざまに変化すること。(同)千変万化(せんぺんばんか)。 | |
千変万化 せんぺんばんか |
さまざまに変化すること。(同)千変万化(せんべんばんか)。 | |
千万無量 せんまんむりょう |
計り知れないほど多い事。 | |
唐突千万 とうとつせんばん |
いきなり、突然に。 | |
波涛万里 はとうばんり |
遠い外国のこと。(同)波濤万里(はとうばんり)。 | |
波濤万里 はとうばんり |
遠い外国のこと。(同)波涛万里(はとうばんり)。 | |
波瀾万丈 はらんばんじょう |
浮き沈みが激しく、変転きわまりない人生。 | |
万頃瑠璃 ばんけいるり |
青く広々しているさま。(同)万頃琉璃(ばんけいるり)。 | |
万頃琉璃 ばんけいるり |
青々と広がっている水面、大空などを形容していう。(同)万頃瑠璃(ばんけいるり)、萬頃琉璃(ばんけいるり)。 | |
万古千秋 ばんこせんしゅう |
過去から未来まですっとという事。 | |
万古長青 ばんこちょうせい |
良い関係がいつまでも続く事。 | |
万古不易 ばんこふえき |
永久に変わらない事。(同)千古不易(せんこふえき)、千古不抜(せんこふばつ)、千古不変(せんこふへん)、千載不易(せんざいふえき)、万世不易(ばんせいふえき)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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万死一生 ばんしいっしょう |
必死の覚悟で物事を行うこと。また、絶体絶命の状況で活路を得て助かる事。(同)九死一生(きゅうしいっしょう)、万死一生(ばんしいっせい)。 | |
万死一生 ばんしいっせい |
必死の覚悟で物事を行うこと。また、絶体絶命の状況で活路を得て助かる事。(同)九死一生(きゅうしいっしょう)、万死一生(ばんしいっしょう)。 | |
万寿無彊 ばんじゅむきょう |
いつまでも長生きをすること。 | |
万乗之君 ばんじょうのきみ |
天子のこと。大諸侯。兵車一万台を出せる大国の君主。 | |
万杵千砧 ばんしょせんちん |
きぬたを打つ大勢の婦人の事。また、あちこちから聞こえるきぬたの音。 | |
万世一系 ばんせいいっけい |
永久に同じ血統が続く事。 | |
万世不易 ばんせいふえき |
永久に変わらない事。(同)千古不易(せんこふえき)、万古不易(ばんこふえき)、千古不抜(せんこふばつ)、千古不変(せんこふへん)、千載不易(せんざいふえき)。 | |
万世不刊 ばんせいふかん |
いつまでも滅びる事が無い事。 | |
万全之策 ばんぜんのさく |
まったく手抜かりの無いはかりごと。 | |
万能一心 ばんのういっしん |
何事も一心に心を集中して学ばなければ身につかないという事。 | |
万馬奔騰 ばんばほんとう |
非常に勢いが盛んな事。 | |
万万千千 ばんばんせんせん |
極めて数の多いことの形容。 | |
万物一馬 ばんぶついちば |
この世にある全てのものは、全て同一のものであるということのたとえ。 | |
万物一府 ばんぶついっぷ |
万物は皆同じだという荘子の思想。 | |
万物殷富 ばんぶついんぷ |
国が栄えて万物が盛んで豊かな事。 | |
万物斉同 ばんぶつせいどう |
人間の相対的な知を否定し、唯一絶対の道からすればすべては同じであるとする荘子の学説。 | |
万物逆旅 ばんぶつのげきりょ |
天地のこと。 | |
万物流転 ばんぶつるてん |
万物は変化して止むことがないということ。 | |
万夫之望 ばんぷののぞみ |
天下の万民が仰ぎ慕う事。 | |
万夫之望 ばんぷのぼう |
天下の万民が仰ぎ慕う事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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万夫不当 ばんぷふとう |
多くの男がかかってもかなわないほどの剛勇を言う。(同)万夫不當(ばんぷふとう)。 | |
万夫不當 ばんぷふとう |
多くの男がかかってもかなわないほどの剛勇を言う。(同)万夫不当(ばんぷふとう)。 | |
万里同風 ばんりどうふう |
世の中が平和であること。 | |
万里之望 ばんりののぞみ |
立身出世しようとする願いの事。 | |
万里鵬程 ばんりほうてい |
(同)鵬程万里(ほうていばんり)。 | |
万里鵬翼 ばんりほうよく |
非常に遠く隔たった広い空や、はるかな旅路などのたとえ。また、大きな気概や勢いの事。 | |
万緑一紅 ばんりょくいっこう |
多くのものの中に、一つだけ優れたものが存在する事。 | |
不埒千万 ふらちせんばん |
非常にけしからぬこと。 | |
鵬程万里 ほうていばんり |
前途の遠大なこと。鵬は想像上の大鳥。程は道のり | |
万能一心 まんのういっしん |
技芸に優れていようと心がこもっていないといけない。(同)万能一心(ばんのういっしん)。 | |
万目睚眥 まんもくがいさい |
たくさんの人に睨まれ自分の居場所が無いこと。 | |
雷霆万鈞 らいていばんきん |
他者を圧倒する勢力、権勢を誇っていること。 |
漢数字の『萬』を含む四字熟語
四字熟語・読み方 | 意味 | |
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千朶萬朶 せんだばんだ |
沢山の花のこと。多くの花がついた枝。 | |
萬頃琉璃 ばんけいるり |
青々と広がっている水面、大空などを形容していう。(同)万頃瑠璃(ばんけいるり)。 | |
萬夫之望 ばんぷのぼう |
天下の万民が仰ぎ慕う事。 |
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