漢数字を使った四字熟語シリーズです。漢数字の『千』という字が入った四字熟語を一覧で紹介しています。座右の銘・目標・書き初め・スローガンの参考にいかがでしょうか?
漢数字の『千』を含む四字熟語
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
悪事千里 あくじせんり |
悪い事をするとすぐに世間に知れ渡るということ。 | |
遺憾千万 いかんせんばん |
非常に残念で心残りなこと。くやしくてならないさま。 | |
一字千金 いちじせんきん |
非常に価値のある立派な筆跡や詩文のこと。 | |
一日千秋 いちじつせんしゅう |
大変待ち遠しい事のたとえ。(同)一日千秋(いちにちせんしゅう)。 | |
一諾千金 いちだくせんきん |
約束を重んじることのたとえ。 | |
一日千秋 いちにちせんしゅう |
ひどく待ち遠しい様子。(同)一日千秋(いちじつせんしゅう)。 | |
一人当千 いちにんとうせん |
非常に力の強い事。また、知能が優れている事。(同)一騎当千(いっきとうせん)、一人当百(いちにんとうひゃく)。 | |
一念三千 いちねんさんぜん |
日常の時どきの思いの中には全宇宙の三千の事象が織り込まれているという仏教の教え。 | |
一望千頃 いちぼうせんけい |
ひと目でかなたまで広々と見渡される事。 | |
一望千里 いちぼうせんり |
非常に見晴らしの良い事。(同)眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)、眺望佳絶(ちょうぼうかぜつ)。 | |
一落千丈 いちらくせんじょう |
地位などが急に落ちる事。 | |
一縷千金 いちるせんきん |
非常に危険な状態をさす。 | |
一縷千鈞 いちるせんきん |
危険の甚だしいことの形容。(同)一縷千金(いちるせんきん)、一髪千金(いっぱつせんきん)。 | |
一攫千金 いっかくせんきん |
あまり苦労をせずに大きな利益を掴み取る事。(同)一獲千金(いっかくせんきん)。 | |
一獲千金 いっかくせんきん |
あまり苦労をせずに大きな利益を得る事。本来は”獲”は誤用。(同)一攫千金(いっかくせんきん)。 | |
一騎当千 いっきとうせん |
一人で千人を敵に出来るほど実力のあること。 | |
一刻千金 いっこくせんきん |
時間の貴重なこと。少なく大切な時間を惜しむこと。 | |
一刻千秋 いっこくせんしゅう |
ほんの少しの時間が極めて長く待ち遠しく感じられること。 | |
一壺千金 いっこせんきん |
つまらないものでも時によっては貴重品となること。(同)一壷千金(いっこせんきん)。 | |
一壷千金 いっこせんきん |
普段は価値が無いものでも時と場合によっては、はかり知れない程役に立つ事。(同)一壺千金(いっこせんきん)。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
一瀉千里 いっしゃせんり |
物事が一気に進み片付く事。文章や弁舌がよどみなく、すらすら出来る事。 | |
一笑千金 いっしょうせんきん |
ひとたび微笑めば千金に値するほどの美人の事。 | |
一酔千日 いっすいせんにち |
きわめてうまい酒の事。 | |
一擲千金 いってきせんきん |
惜しげもなく大金を一度に使うなどの豪快な振る舞い、思い切りの良い事のたとえ。 | |
一髪千鈞 いっぱつせんきん |
きわめて危険なこと。一本の髪の毛で千鈞の重さを引くようなもの。(同)一縷千鈞(いちるせんきん)。 | |
一飯千金 いっぱんせんきん |
僅かな恵みに対しても十分な恩返しをすること。 | |
海千山千 うみせんやません |
世間の裏表に通じた悪賢い老獪な輩を言う。一筋縄ではいかない悪党のたとえ。 | |
鶴寿千歳 かくじゅせんざい |
長寿をいう。(同)亀鶴之寿(きかくのじゅ)。 | |
寒松千丈 かんしょうせんじょう |
節操の堅い事。(同)雪中松柏(せっちゅうしょうはく)。 | |
奇怪千万 きかいせんばん |
極めて不思議なこと。(同)奇々怪々(ききかいかい)、奇怪千万(きっかいせんばん)。 | |
皓月千里 こうげつせんり |
皓々(こうこう)と輝く月の光が遥か彼方まで照らしているさま。 | |
毫釐千里 ごうりせんり |
初めが肝心であること。初めは小さかったことが後で大きな違いとなること。 | |
三千世界 さんぜんせかい |
広漠たる一切の世界の事。古代インド人の世界観による全宇宙。 | |
舳艫千里 じくろせんり |
多数の舟がはるか彼方まで連なる事。 | |
食客三千 しょっかくさんぜん |
いそうろうが大勢いること。 | |
千客万来 せんかくばんらい |
商売繁盛のたとえ。(同)千客万来(せんきゃくばんらい)。 | |
千巌万壑 せんがんばんがく |
岩山と渓谷の景観。 | |
千客万来 せんきゃくばんらい |
商売繁盛のたとえ。(同)千客万来(せんかくばんらい)。 | |
千軍万馬 せんぐんばんば |
多くの辛酸をなめ、経験が豊富な老練な人。 | |
千荊万棘 せんけいばんきょく |
非常に多くの困難があること。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
千言万句 せんげんばんく |
いろいろ言葉を尽くして言うこと。ながながしく言葉を述べること。(同)千言万言(せんげんばんげん)。 | |
千言万言 せんげんばんげん |
いろいろ言葉を尽くして言うこと。ながながしく言葉を述べること。(同)千言万句(せんげんばんく)。 | |
千言万語 せんげんばんご |
多くの言葉を尽くして言う事。また、あれこれ長たらしく言う事。 | |
千紅万紫 せんこうばんし |
色とりどりの花が咲き乱れている様。 | |
千呼万喚 せんこばんかん |
何度もくり返し呼び叫ぶ事。 | |
千古不易 せんこふえき |
永久に変わらない事。(同)万古不易(ばんこふえき)、千古不抜(せんこふばつ)、千古不変(せんこふへん)、千載不易(せんざいふえき)、万世不易(ばんせいふえき)。 | |
千古不朽 せんこふきゅう |
永久に変わらない事。(同)万古不易(ばんこふえき)、千古不抜(せんこふばつ)、千古不変(せんこふへん)、千載不易(せんざいふえき)、万世不易(ばんせいふえき)。 | |
千古不抜 せんこふばつ |
永久に変わらない事。(同)千古不易(せんこふえき)、万古不易(ばんこふえき)、千古不変(せんこふへん)、千載不易(せんざいふえき)、万世不易(ばんせいふえき)。 | |
千古不変 せんこふへん |
永久に変わらない事。(同)千古不易(せんこふえき)、万古不易(ばんこふえき)、千古不抜(せんこふばつ)、千載不易(せんざいふえき)、万世不易(ばんせいふえき)。 | |
千古不磨 せんこふま |
伝統や芸術が後世に伝わって行き永久に滅びないこと。 | |
千載一遇 せんざいいちぐう |
またとない良い機会。 | |
千載不易 せんざいふえき |
永久に変わらない事。(同)千古不易(せんこふえき)、万古不易(ばんこふえき)、千古不抜(せんこふばつ)、千古不変(せんこふへん)、万世不易(ばんせいふえき)。 | |
千錯万綜 せんさくばんそう |
さまざまなものが複雑に入り交じる事。(同)千頭万緒(せんとうばんしょ)、千頭万緒(せんとうばんちょ)。 | |
千差万別 せんさばんべつ |
さまざまな種類や違いがあること。 | |
千山万水 せんざんばんすい |
山また山、川また川の広大で奥深い自然を言う。 | |
千思万考 せんしばんこう |
あれこれと思いをめぐらすこと。 | |
千姿万態 せんしばんたい |
種々さまざまな姿形。 | |
千射万箭 せんしゃばんせん |
弓道で射手の心構えを説いた語。 | |
千秋万古 せんしゅうばんこ |
永遠の歳月。 | |
千秋万歳 せんしゅうばんざい |
非常に長い年月の事。また、長寿を祝う言葉。(同)千秋万歳(せんしゅうばんぜい、せんしゅうまんざい) |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
千秋万歳 せんしゅうばんぜい |
非常に長い年月の事。また、長寿を祝う言葉。(同)千秋万歳(せんしゅうばんざい、せんしゅうまんざい) | |
千秋万歳 せんしゅうまんざい |
非常に長い年月の事。また、長寿を祝う言葉。(同)千秋万歳(せんしゅうばんざい、せんしゅうばんぜい) | |
千乗之国 せんじょうのくに |
兵車千台を出す事の出来る諸侯の国。 | |
千乗万騎 せんじょうばんき |
非常に多数の車と騎馬の事。 | |
千状万態 せんじょうばんたい |
いろいろ、さまざまな様子。(同)千姿万態(せんしばんたい)。 | |
千緒万端 せんしょばんたん |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千端万緒(せんたんばんちょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
千緒万縷 せんしょばんる |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千端万緒(せんたんばんちょ)。 | |
千仞之谿 せんじんのたに |
非常に深い谷。 | |
千辛万苦 せんしんばんく |
さまざまな苦しみや難儀の事。 | |
千村万落 せんそんばんらく |
多くの村落。 | |
千朶万朶 せんだばんだ |
沢山の花のこと。多くの花がついた枝。 | |
千朶萬朶 せんだばんだ |
沢山の花のこと。多くの花がついた枝。 | |
千端万緒 せんたんばんしょ |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんちょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
千端万緒 せんたんばんちょ |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千緒万端(せんちょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
千緒万端 せんちょばんたん |
色々な事柄。物事、様子、状態などがさまざまであること。(同)千緒万端(せんしょばんたん)、千端万緒(せんたんばんしょ)、千端万緒(せんたんばんちょ)、千緒万縷(せんしょばんる)。 | |
千頭万緒 せんとうばんしょ |
さまざまなものが複雑に入り交じる事。(同)千頭万緒(せんとうばんちょ)、千錯万綜(せんさくばんそう)。 | |
千頭万緒 せんとうばんちょ |
さまざまなものが複雑に入り交じる事。(同)千頭万緒(せんとうばんしょ)、千錯万綜(せんさくばんそう)。 | |
千成瓢箪 せんなりびょうたん |
豊臣秀吉の馬印。 | |
千波万波 せんぱばんぱ |
次々と打ち寄せて来る波。また、多くの波紋 | |
千篇一律 せんぺんいちりつ |
多くのものが、どれも変わりばえがしなくて面白みに欠ける事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
千編一律 せんぺんいちりつ |
物事が同じ調子で変化が無く単純なこと。 | |
千変万化 せんべんばんか |
さまざまに変化すること。(同)千変万化(せんぺんばんか)。 | |
千変万化 せんぺんばんか |
さまざまに変化すること。(同)千変万化(せんべんばんか)。 | |
千方百計 せんぽうひゃっけい |
あらこれと工夫をめぐらす事。いろいろと思いはかること。 | |
千万無量 せんまんむりょう |
計り知れないほど多い事。 | |
千里結言 せんりけつげん |
遠方の友と約束した言葉。(同)千里結言(せんりのけつげん)。 | |
千里同風 せんりどうふう |
天下が統一されて平和なさま。(同)刑鞭蒲朽(けいべんほきゅう)、尭風舜雨(ぎょうふうしゅんう)、蒲鞭之政(ほべんのせい)、万里同風(ばんりどうふう)。 | |
千里之外 せんりのほか |
はるかかなたのこと | |
千里結言 せんりのけつげん |
遠方の友と約束した言葉。(同)千里結言(せんりけつげん)。 | |
千里無烟 せんりむえん |
民衆の生活が窮乏を極めている事。(同)千里無煙(せんりむえん)。 | |
千里無煙 せんりむえん |
民衆の生活が窮乏を極めている事。(同)千里無烟(せんりむえん)。 | |
千里命駕 せんりめいが |
はるかな遠方からおいでになる事。 | |
千慮一失 せんりょいっしつ |
どんなに賢い者にも多くの考えの中には一つくらい誤りがある。(同)千慮一失(せんりょのいっしつ)。 | |
千慮一得 せんりょいっとく |
→せんりょのいっとく | |
千慮一失 せんりょのいっしつ |
どんなに賢い者にも多くの考えの中には一つくらい誤りがある。(同)千慮一失(せんりょいっしつ)。 | |
千慮一得 せんりょのいっとく |
愚者の考えの中にも一つくらいは良いものがある。 | |
矗立千尺 ちくりゅうせんせき |
ずっとはるか先までなっすぐなこと。 | |
唐突千万 とうとつせんばん |
いきなり、突然に。 | |
跛鼈千里 はべつもせんり |
能力の劣った者でも努力すれば成功するということのたとえ。 | |
万古千秋 ばんこせんしゅう |
過去から未来まですっとという事。 |
四字熟語・読み方 | 意味 | |
---|---|---|
万杵千砧 ばんしょせんちん |
きぬたを打つ大勢の婦人の事。また、あちこちから聞こえるきぬたの音。 | |
万水千山 ばんすいせんざん |
(同)千山万水(せんざんばんすい)。 | |
万万千千 ばんばんせんせん |
極めて数の多いことの形容。 | |
百鍛千練 ひゃくたんせんれん |
文章や詩の文句を良く練って考えること。 | |
百孔千瘡 ひゃっこうせんそう |
短所や欠点が沢山あること。(同)千孔百瘡、千瘡百孔 | |
不埒千万 ふらちせんばん |
非常にけしからぬこと。 |
コメント