『悪』の付くことわざ・慣用句 など 一覧
ことわざ・慣用句・読み方 | 意味 | |
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いい後は悪い いいあとはわるい |
良いことのあった後には、悪い事が起こる。 | |
愛は憎悪の始め あいはぞうおのはじめ |
一歩間違えば愛情は憎悪に変わってしまう。 | |
悪に強きは善にも強し あくにつよきはぜんにもつよし |
大きな悪事をできる者は、改心すれば大きな善事もできる。 | |
悪の報いは針の先 あくのむくいははりのさき |
悪い行いの報いは、すぐに自分の身に降りかかってくる。 | |
悪の裏は善 あくのうらはぜん |
悪いことのあとにはいいことが起きる。 | |
悪は一旦の事なり あくはいったんのことなり |
悪は長く続くものではない。 | |
悪は延べよ あくはのべよ |
悪いと思う事は、できるだけ先へ伸ばすようにせよ。 | |
悪縁契り深し あくえんちぎりふかし |
よくない縁ほど、不思議と結びつきが強く離れ難い。 | |
悪貨は良貨を駆逐する あっかはりょうかをくちくする |
悪がはびこると善が滅びるというたとえ。 | |
悪妻は六十年の不作 あくさいはろくじゅうねんのふさく |
悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。 | |
悪事 身にかえる あくじ みにかえる |
自分で犯した悪事は、めぐりめぐって最後には本人に戻ってきて苦しめるということ。 | |
悪事 千里を走る あくじ せんりをはしる |
悪い評判はあっというまに世間に知れ渡るということ。 | |
悪獣もなおその類を思う あくじゅうもなおそのるいをおもう |
他に危害を加える猛獣でさえも、同類に対しては 愛情を持っている。 | |
悪女の深情け あくじょのふかなさけ |
醜い女性のほうが情が深いということ。 | |
悪女は鏡を疎む あくじょはかがみをうとむ |
誰でも自分の欠点や弱みなどに触れられることを好まないということ。 | |
悪人あればこそ善人も顕る あくにんあればこそぜんにんもあらわる |
悪人がいるからこそ善人が目立つということ。 | |
悪銭身に付かず あくせんみにつかず |
不当な手段で儲けたお金は、どんどん使ってしまって貯めることができないということ。 | |
悪法もまた法なり あくほうもまたほうなり |
悪法であっても、法である限りは、それを守らなければならないということ。 | |
雨の降る日は天気が悪い あめのふるひはてんきがわるい |
当然であることのたとえ。 | |
苦する良かろう楽する悪かろう くするよかろうらくするわるかろう |
いま苦労すれば、あとで楽ができるが、いま楽をすれば、あとで苦労しなければならないということ。 |
ことわざ・慣用句・読み方 | 意味 | |
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君子は交わり絶ゆとも悪声を出さず くんしはまじわりたゆともあくせいをださず |
立派な人は、絶交しても、その相手を悪くは言わない。 | |
後生願いの六性悪 ごしょうねがいのろくしょうあく |
来世の安楽を願っていながら、たちの悪いことをするたとえ。 | |
好事門を出でず 悪事千里を行く こうじもんをいでず あくじせんりをいく |
よい評判はなかなか世間に知られず、悪い評判はすぐに遠方まで広がってしまうということ。 | |
出船によい風は入り船に悪い でふねによいかぜはいりふねにわるい |
一方によければ他方に不利で、両方にとって都合がいいことはそうないこと。 | |
女房の悪いは六十年の不作 にょうぼうのわるいはろくじゅうねんのふさく |
悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。 | |
善には善の報い 悪には悪の報い ぜんにはぜんのむくい あくにはあくのむくい |
よい行い、悪い行いにはそれ相応の報いが必ずあるということ。 | |
善の裏は悪 ぜんのうらはあく |
よいことの後には悪いことが起きる。 | |
善は急げ悪は延べよ ぜんはいそげあくはのべよ |
良いことはすぐに実行し、悪いことは実行を延ばせということ。 | |
善悪の報いは影の形に随うが如し ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし |
善悪の行為に対する報いは、影が形に従うように必ずあるということ。 | |
善悪は友による ぜんあくはともによる |
人は友人しだいで、善くも悪くもなるということ。 | |
善悪は友を見よ ぜんあくはともをみよ |
その人の人柄を知るには、その人の友人を見よということ。 | |
虫の居所が悪い むしのいどころがわるい |
ちょっとしたことでも気に障る状態にある。 | |
当たった者のふの悪さ あたったもののふのわるさ |
たまたま当たった者が不運だったということ。 | |
入り船に良い風出船に悪い いりふねによいかぜでふねにわるい |
一方によければ他方に不利で、両方にとって都合がいいことはそうないこと。 | |
悪足掻き わるあがき |
してもしかたのないことをあれこれと試みること。 |
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