『天下』の付くことわざ など 一覧
- 一葉落ちて天下の秋を知る
【いちようおちててんかのあきをしる】
わずかな予兆から後の大きな動きを察知すること。 - 南面して天下に聴く
【なんめんしててんかにきく】
王が天下の人民の声を聞き、政治を行うこと。 - 天上天下唯我独尊
【てんじょうてんげゆいがどくそん】
我は世界のうちで最もすぐれた者であるという意味。 - 天下の台所
【てんかのだいどころ】
江戸時代、大坂の異称。 - 天下の憂いに先立ちて憂い天下の楽しみに後れて楽しむ
【てんかのうれいにさきだちてうれえてんかのたのしみにおくれてたのしむ】
すぐれた為政者は世の中の人に先立って天下国家のことを心配し、人々が楽しんだあとに楽しむ。 - 天下は一人の天下にあらず乃ち天下の天下なり
【てんかはいちにんのてんかにあらずすなわちてんかのてんかなり】
天下は君主誰かのものではなく、天下の人々の共有物である。 - 天下は回り持ち
【てんかはまわりもち】
天下を握る人は次々と変わるものだということ。 - 天下を取る
【てんかをとる】
国やある分野などで頂点に立つこと。 - 天下三分の計
【てんかさんぶんのけい】
国土を三分割して三人で中国を支配する策。 - 天下分け目
【てんかわけめ】
天下を取るか取られるかの分かれ目。勝負のきまる大事な場面。 - 天下晴れて
【てんかはれて】
世間に気がねする必要がなくなること。おおっぴらにできること。 - 始馭天下之天皇
【はつくにしらすすめらみこと】
最初に国土を統治した天皇である第1代の神武天皇(始馭天下之天皇)、または第10代の崇神天皇(御肇国天皇)のこと。 - 御肇国天皇
【はつくにしらすすめらみこと】
最初に国土を統治した天皇である第1代の神武天皇(始馭天下之天皇)、または第10代の崇神天皇(御肇国天皇)のこと。 - 治国平天下
【ちこくへいてんか】
国をうまく治め、天下を平和にすること。 - 蟻の一穴天下の破れ
【ありのいっけつてんかのやぶれ】
ほんのささいなことが原因で、たいへんなことになる。 - 金は天下の回りもの
【かねはてんかのまわりもの】
金銭は一つの所にとどまっているものではなく、失ったり、手に入ったりするということ。
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