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堕天使一覧 176種類|有名な堕天使・女性堕天使・悪魔化した神々

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堕天使一覧 176種類|有名な堕天使・女性堕天使・悪魔化した神々 雑学
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6 中世悪魔学(Pseudepigrapha / Grimoires / Occult)由来の堕天使

  1. Asmodeus(アスモデウス)
    トビト書では悪霊、後世の悪魔学で「堕天した大悪魔」。色欲の王と呼ばれる。
  2. Belphegor(ベルフェゴール)
    もとはモアブの神「バアル・ペオル」が悪魔化した存在。発明と堕落の天使。
  3. Adramelech(アドラメレク)
    アッシリアの太陽神が悪魔化した堕天使。地獄の参議とされる。
  4. Abalam(アバラム)
    ベリアルの側近として悪魔学文献に登場する堕天使。
  5. Balam(バラム)
    三つ首の悪魔として描かれる堕天使。遠見の力を持つ。
  6. Bernael(ベルナエル)
    暗闇の天使。中世の悪魔文献で堕天使として記録.
  7. Furfur(フルフル)
    ゴエティアにも登場するが、中世悪魔辞典で「堕天した火の天使」と強調される。
  8. Gadreel(ガドリエル)
    エノク書の堕天使で、後世の悪魔文献でも悪魔化される。
  9. Onoskelis(オノスケリス)
    脚がヤギの女性堕天使。誘惑と幻惑を司る。
  10. Obyzouth(オビズース)
    新生児を狙う女性の悪魔で、堕天した夜の霊とされる。
  11. Lamashtu(ラマシュトゥ)
    メソポタミアの悪霊が中世悪魔学で堕天使化。乳児を襲う存在。
  12. Valak(ヴァラク)
    72柱にも含まれるが、中世文献で “堕天使としての詳細性格” が強く記録される。
  13. Sorath(ソラト)
    数字666に関連する堕天使。太陽破壊の象徴。
  14. Wormwood(ワームウッド)
    黙示録の「苦よもぎ」の星が、悪魔文献で堕天使化された存在。
  15. Xaphan(ザファン)
    天界の燃料庫に火をつけて反逆した堕天使。地獄の火を絶やさぬ役割。
  16. Rahab(ラハブ)
    海の混沌の天使が堕落した存在として、中世悪魔学に取り込まれる。
  17. Lix Tetrax(リクス・テトラックス)
    ソロモンの魔術書で登場する風の堕天使。
  18. Penemue(ペネムエ)
    書物の天使。エノク書出典だが、中世で悪魔化された。
  19. Purah(プラー)
    忘却と死者との交信を司る堕天使として悪魔辞典に記録。
  20. Pharzuph(ファーザフ)
    淫蕩と情欲を司る堕天使。
  21. Naamah(ナアマ)
    カバラ由来だが中世悪魔辞典で堕天女性として再解釈された。
  22. Gaap(ガープ)
    72柱よりも古い悪魔文献で堕天使として扱われる。
  23. Malpas(マルパス)
    カラスの姿で現れる堕天した建築の悪霊。
  24. Vepar(ヴェパル)
    72柱と並行して、海の災厄を司る堕天使と記述される。

 

7 女性堕天使・夜の霊(Lilith 系・外典・魔術書)

  1. Lilith(リリス)
    夜の女王。アダムの最初の妻とされ、天界を離れたことで“堕天した女性の代表”となる。
  2. Naamah(ナアマ / Nahema)
    カバラでは堕落した女性天使の一人。人間と天使を誘惑したとされる。
  3. Agrat bat Mahlat(アグラト・バト・マハラト)
    夜の女悪霊のひとり。誘惑と狂気を司る堕天女性。
  4. Eisheth Zenunim(エイシェト・ゼヌニム)
    淫蕩(性愛)を司る堕天した女性霊。4人の夜の女王の一柱。
  5. Onoskelis(オノスケリス)
    “ヤギ脚の女”。ソロモンの魔法書に登場する堕天した女性的存在。
  6. Obyzouth(オビズース)
    新生児の死をもたらす堕天女性として記録される。
  7. Gremory(グレモリー / Gomory)
    72柱では女性の姿で現れる堕天した高位の悪魔。
  8. Marchosias(マルコシアス)
    72柱に登場する女性戦士の堕天使(狼の姿で現れる)。
  9. Naamah the Demoness(悪魔ナアマ)
    カバラではリリスとともに“堕天した母性の悪霊”として語られる。
  10. Pizna(ピズナ)
    ユダヤ伝承に登場する堕天女性霊。女性と子の守護が逆転した存在。
  11. Batna(バトナ)
    夜の霊の一柱で、誘惑と幻惑を司る堕天女性。

 

8 通常“堕天使扱い”だが、実際には象徴的/比喩的存在

  1. Leviathan(リヴァイアサン)
    旧約の海の怪物が中世悪魔学で“堕天した海の王”と再分類。
  2. Behemoth(ベヒモス)
    旧約聖書の巨大獣。悪魔辞典で堕天使の一部として扱われるようになった。
  3. Wormwood(ワームウッド)
    黙示録の「苦よもぎの星」。象徴だったが後に堕天使化。
  4. Phoenix(フェニックス)
    72柱に登場するが、元は神話の霊鳥。堕天使かは後世解釈。
  5. Vepar(ヴェパル)
    海の悪霊が悪魔書で堕天使扱いへ変化したケース。
  6. Kunopegos(クノペゴス)
    海馬(シーホース)型の精霊がグリモアで堕天使として扱われる。
  7. Behemoth(再掲)
    神話獣が悪魔学では“地獄の食客”として位置づけられる。
  8. Rahab(ラハブ)
    混沌の海の象徴が悪魔書で堕天使化(ユダヤ・イスラーム伝承に跨る)。
  9. Ziz(ジズ)
    天空の巨大鳥が悪魔文献で「堕天した巨鳥」と再分類される場合がある。
  10. Mermaids / Sirens(人魚・セイレーン)
    中世悪魔学で海の堕天使の眷属とされた(Vepar 系の影響)。
  11. Ancient Pagan Gods(多神教の神々)
    バアル(Baal)・モロク(Moloch)など、元は神だったが悪魔学で堕天使扱いへ。
  12. Apollyon(アポリオン)
    聖書では“破壊の天使”だが、中世悪魔学で悪魔化が進み堕天扱いされる。

 

堕天使は“失われた光”の象徴

堕天使は、堕ちた存在でありながら、
人間の弱さや葛藤、希望や野心の象徴として語られてきました。
聖書・外典・エノク書から、カバラ、イスラーム、ゴエティアに至るまで、
数千年にわたり人々の思想・物語・創作に影響を与えてきた象徴的な存在です。

創作に使いたい人も、歴史を深く理解したい人も、これを入口に、あなたの世界観をさらに広げてみてください。

 

FAQ よくある質問

堕天使にはどんな天使がいますか?

堕天使には、サタンやアバドンなど聖書に登場する存在から、エノク書の堕天使200名、カバラの堕天使、ゴエティア72柱などがいます。文献によって名前や役割が異なります。

エノク書にはどんな堕天使が登場しますか?

エノク書には、セムヤザ、アザゼル、バラキエル、コカビエル、サリエルなど、堕天使200名が登場します。彼らは人間に天文学や魔術、金属加工などの知識を教えたとされています。

有名な堕天使の名前にはどんなものがありますか?

有名な堕天使には、サタン、ベルゼブブ、アスモデウス、アスタロト、アバドンなどがいます。名前には「反逆」「破壊」「誘惑」など象徴的な意味が込められています。

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