氷・雪・冬を感じるかっこいい日本語 113選|響きが美しい言葉一覧

冬には、音を吸い込むような静けさと、身を引き締める厳しさがあります。
凍りついた空気、白く覆われた景色、夜に冴える月の光。そうした情景は、日本語の中で驚くほど多彩に言い表されてきました。

雪の降り方や積もり方、氷や霜の状態、冬特有の空や風の気配。それぞれに名前があり、言葉として定着しています。
一語で空気感まで伝わるものもあれば、静かな余韻を残す表現もあります。

ここでは、氷・雪・冬をイメージさせる実在する日本語を中心に、情景や意味がはっきりと感じられる言葉を幅広く集めました。

文章表現や名づけ、世界観づくりのヒントとしても、ゆっくり眺めてみてください。

 

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氷・雪・冬を感じるかっこいい日本語 一覧

 

1. 【雪の呼び名・表現】雪にまつわる日本語

雪の種類・降り方・積もり方などを表す日本語です。雪の情景を豊かに描く語が多数あります。

  1. 雪(ゆき)
    雪そのもの。
  2. 粉雪(こなゆき)
    細かい雪。
  3. 細雪(ささめゆき)
    しとしとと降る細かな雪。
  4. 風花(かざはな)
    晴れに舞う雪。
  5. 残雪(ざんせつ)
    春まで残る雪。
  6. 根雪(ねゆき)
    解けずに長く残る雪。
  7. 万年雪(まんねんゆき)
    年中残る雪。
  8. 雪洞(せつどう)
    雪を掘って作る横穴。
  9. 雪氷(せっぴょう)
    雪と氷。
  10. 雪裏清香(せつりのせいこう)
    梅の別名(季語)。
  11. 雪明かり(ゆきあかり)
    雪が光を反射して明るいこと。
  12. 牡丹雪(ぼたんゆき)
    大きな雪の降り方。
  13. 赤雪(あかゆき)
    赤味のある雪。
  14. 粗目雪(ざらめゆき)
    粗い雪。
  15. 雪帽子(ゆきぼうし)
    雪が帽子状になること。

2. 【氷・冷気・冬の自然現象】冬の冷たさを表す言葉

氷・霜・霧氷・流氷など、冷たさや冬の自然現象を示す語です。

  1. 氷(こおり)
    水が凍ったもの。
  2. 冬銀河(ふゆぎんが)
    冬の天の川。
  3. 氷輪(ひょうりん)
    氷のように冷たい月。
  4. 銀嶺(ぎんれい)
    雪を戴く山の峰。
  5. 霜天(そうてん)
    霜の降りた厳しい空。
  6. 氷塊(ひょうかい)
    大きな氷の塊。
  7. 流氷(りゅうひょう)
    海に浮かぶ氷。
  8. 氷柱(つらら)
    垂れ下がる氷。
  9. 氷霧(こおりぎり)
    氷結した霧。
  10. 氷結(ひょうけつ)
    結氷すること。
  11. 霜(しも)
    草や物に付いた氷の結晶。
  12. 氷点(ひょうてん)
    凍る境界(比喩でも用いる)。
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